鹿児島からのワキガ相談

今回は鹿児島からのわきがの相談でした。

ご家族のうち2人がイナバ式のわきが手術を受けられたもののお2人とも臭いが残っていてまだ気になるようです。

今回カウンセリングに来られたお子さんには1度で完全にわきがが治る手術を受けさせたいと考えられて、『調べに調べてここの情報にたどりつきました。』とおっしゃっておられました。

詳しく説明を行い、夏休みの手術のご予約をされてお帰りになりました。

ネット以外特に全国的に広告をしているわけではないのですが、遠方からわきが手術にお越しいただく方が非常に多くなりました。

それだけわきがの再発に悩んでいる方が多いということだと思います。

 

 

ワキガがまったく治っていない?

他院で『○❍ー○❍○によるワキガ治療を受けたけれど臭いがまったく改善されていない』とご相談がありました。

診察すると確かに『どこをどう治療したの?』というくらい強い臭いが残っていました。

○❍ー○❍○は高周波でわきがの原因となるアポクリン汗腺や多汗症の
原因となるエクリン汗腺を熱変性させ、においや汗を改善するというふれこみの治療です。

『臭いが改善されていないのに前医ではどう説明されたの?』とたずねると『2回目をすれば・・・』

はじめから複数回することが必要であるという話もなく、30万円支払って効果がゼロなのに誰が2回目を受けるのでしょう?

他院再発後の方はまずわきの状態を診せていただきます。このかたはその時点ですでに強いわきがの臭いがあったので『これだと治ります』と答えました。

どういう意味??

強いわきが臭がするということは、患者さん個人の気のせい(自臭症)ではなく客観的にわきがであることが確実なのでアポクリン腺がしっかりあるということです。つまりアポクリン腺さえしっかり取り除けば治るということを意味します。ということは丁寧に直視下剪除法を行えば確実に治すことができるということです。

 

そちらで手術を受ければ私のワキガは治るでしょうか?

過去に何度もワキガ手術を受けたけれども再発しましたと言われる方から『そちらで手術を受ければ私のワキガは治るでしょうか?』という質問をよく受けます。


それに対する僕の答えは『アポクリン腺が原因であるワキガなら治ります。』というものです。


それってどういう意味?


ワキガの臭いでないのに自分はワキガだと思っている自臭症などはアポクリン腺が原因ではありませんので、いくら完全にアポクリン腺を除去しても治らないということそしてワキガの原因であるアポクリン腺がまだ残っているならそれを取り除けばいいだけなのでアポクリン腺の取り残しによるワキガ臭なら必ず治るということです。


僕が手術する時には時間がかかっても完全にアポクリン腺を除去しようとしますから、過去には手術時間が長くかかった方だと5時間くらいかかったケースもあります。


事前にアポクリン腺が残っているのはわからないの?


客観的に明らかに独特のワキガ臭が残っている場合はもちろんワキガですし、わき毛がたくさん生えている場合は、アポクリン腺が残っている可能性が高くなります。ただすべての方で手術前に臭いが確認できるわけではありません。

もうこれ以上丁寧に行うことはできないというぐらい丁寧に手術は行っていますからアポクリン腺遺残によるワキガは治すことができます。

この話を聞かれた方の受け取り方はさまざまで僕がワキガ手術に自信がないのだと受け取る方もおられるようですが、自信はあるのです。これまで再発された方がいないということがその自信になっているのです。

遠方からのワキガ手術

この方も遠方から来られた方で、今回で3回目のワキガ手術で過去に他院で吸引法とシェーバー法で手術を受けておられます。

写真上は前回手術の瘢痕にまぎれてアポクリン腺ははっきりしていません。


瘢痕ごと遺残アポクリン腺を残さぬように丁寧に除去しました。

今後ワキガ臭に悩むことはありません。

ワキガを確実に治すには?

わきのアポクリン腺をきちんと除去できればワキガは治ります。

におい自体は細菌が関係するとか、食べ物が関係するとか様々なことが言われていますが、アポクリン腺の分泌液が主原因なので、要はアポクリン腺を完全に除去すれば、ワキガは治ります。

じゃあどうすれば確実にアポクリン腺が除去できるのでしょうか?

たとえ話ですが、書いた絵をきれいに消す時はどうすればいいでしょうか?

よく消える消しゴムを使って、目で確認しながらすべてを消せば、絵は消えます。

消えにくい消しゴムを使えば消えにくいですし、きちんと目で確認しながら消さなければ消し残しがでます。

ただそれだけのことなのでよく消える消しゴムを使って、目で確認しながらすべてを消せばいいわけです。

ただ消せばいいわけではなく、強くこすりすぎて紙を破ってしまっては元も子もないので、丁寧にすべてを消すのです。

それにもっとも近いのが直視下剪除法であるというだけです。

直視下剪除法の説明をする時には『これまでこの方法で手術を行ってきて再発がないのであなたも治ると思います。』という説明をしています。

手術前の説明で『アポクリン腺やにおいが7割除去できます』という場合、3割は残るわけです。それは『わきがが治る』という話ではなくそれは『わきが臭が残ってもクレームを言わないでくださいね』という意味です。

10割除去を目指さないとワキガは治らないと思います。