日本全国からわきが手術に来られています

47都道府県中25都府県の方が、私のクリニックでわきが手術を受けておられると思っていたのですが、久しぶりに数えてみると26都道府県の方が受けられていました

遠くは東北から時間をかけて広島まで手術に来られています。

何とかわきがを根治したいとわきが臭を完全に治せる手術を求めておられる方がいかに多いのかがわかります。

ゴールデンウィークに手術希望される方も多く、明日のわきが手術の方もあさってのわきが手術の方も他院手術後の再発のケースです。

目で見ながらアポクリン腺を丁寧に完全に取り除く直視下剪除法で手術を行っています。

小学生でもワキガであれば治療は行っています。

小学生だから手術ができないということはなく、当院ではわきがで臭いがするなら小学生でも手術を行っています。

ただ全身麻酔で眠らせて行っているわけではなく、ワキの局所の麻酔で手術を行っています。注射の痛みが我慢できないといけないので、本人が手術する気にならないと手術は行えません。

このため早くても小学校高学年の5~6年生になると思います。

小学生での手術をすすめているわけではありません。

しかしいじめられることを心配されますし、成長期だから再発するということもこれまでありませんので希望されれば手術は行っています。

小中学生の方が傷が早くきれいに治りやすい傾向はあると思います。

今回は中部地方からのわきが再発の相談でした

半年前に他院で剪除法のワキガ手術を受け、2ヶ月ほどは臭いがなくなったものの再び臭いがするようになったということでした。再発していることを手術したクリニックで言っても『問題ありません』ととりあってさえくれなかったということで、いろいろ情報を検索した結果当院に相談に来られました。

わきを見てみると毛が一面にたくさん生えていました。

きちんとアポクリン腺を除去すると自然に毛根が除去されてほとんど毛が生えなくなってしまうので毛が多く残っているということはアポクリン腺が残っているのではないかという疑いをもちます。

毛を残そうとして除去を甘くすることも理論上は可能ですが、臭いが残る可能性は高くなりますので当院で行うときには毛を残そうとはしません。

でもご本人はこのような説明は事前に聞いていないということでした。

剪除法がわきがを治すうえで一番確実な方法ですが、剪除法だから安心というわけではなく、誰に手術をしてもらうのかということも重要なことです。

わきが手術3度目の正直

当院でわきが手術を受けられてから1年8か月目の検診がありました。

1回目のわきが手術も2回目の手術もどちらも吸引法で別々のクリニックで受けられています。

1回目の手術は少しは効果があったようなのですが、2回目の手術はまったく効果がなく、するだけ無駄で後悔しているということでした。

今回当院では剪除法での手術を行い、1年8か月後の現在もまったく臭いの再発もなく喜んでおられました

 

今回も他県からのワキガ手術でした

わきが手術で問題になるのがやはりきちんと治るのか?ということです。

今回も再発しない治療を行っているクリニックを探されて当院にお越しいただきました。

麻酔を行った後、脇に切開を入れてアポクリン腺を露出させます。

(当院では小学生にワキガ手術を行うこともありますので、痛みをできるだけ少なくするように麻酔も工夫して行っています。)

アポクリン腺がたくさんありました。

上の写真に比べると少ないように見えますが、実際に肉眼で見るともっともりもりして見えました。

これを丁寧にすべて除去します。

あとは皮膚を元通りにくっつくように縫い合わせて脇に圧迫の綿をつけて終了です。

これでワキガ臭はなくなり、ワキの汗もすごく減ります。

ついに23県目のワキガ手術

今回ははるばる三重県からワキガ治療に来られました。

これで47都道府県中23県の方が当院でワキガ治療されたことになります。

アポクリン腺の写真です。

手術前右

褐色のモリモリしたアポクリン腺をきれいに除去すると

手術前の左



アポクリン腺は隅々まで除去します。

これで今後ワキガ臭に悩むことはありません。

 

3回目のワキガ手術

11月にブログに書いた方のワキガ手術がありました。

2回目の手術だとワキガが治せない??

1度目は吸引法、2回目は剪除法

今回当院で手術した方法も剪除法です。

今回の手術は範囲が広かったことと前回の瘢痕のためにより分厚く除去する必要があったために4時間を超える手術となりました。

今回の手術でワキガが治ることは確実です。

なぜならアポクリン腺がしっかり残っているのが確認でき、それをすべて除去したから。

ワキガ治療を受けた時にまた臭いがする場合は、ワキガが治ったものが再発するのではありません。

手術によるケガの影響で臭いが一時的に改善したように思えてもアポクリン腺の取り残しがあるとケガの影響がなくなる半年~1年以降にまた臭いが気になるようになるのです。

再発ではなく、手術が不十分でもともと取り残しがあるのです。

それは単なる手術技術の問題です。

わきが無再発記録更新中

今年も終わろうとしていますが、今年も当院でわきが手術後誰も再発された方はおられませんでした。広島では11年以上再発がないことになります。

わきが手術は術後ある程度制限がありますので、年末年始など長期の休み付近には治療される方が多くなっています。

ワキガは常染色体優性遺伝ですから、家族の中で何人も手術を受けられていることも多くあります。

他院再発後の治療のケースですが、姉妹で他院で手術を受け、どちらも再発して当院で手術して完治しているケースもあります。

『どちらかが再発したのなら手術を受けなきゃいいのに』と思われるかもしれませんが、半年くらいしてから再発したことがわかるケースもあるのでそうしたことが発生してしまいます。

まずお母さんが手術を自ら受けられて、経過などを確認されてその後お子さんが受けられることも多くあります。

当院での手術前の説明では、単に再発しないという説明ではなく『これまで誰も再発されていないので、再発しないと思います。』という説明をさせていただいています。

治療を受ければわきがの臭いが9割の人が気にならなくなると説明して、実際には9割の人が治らなかったとしても患者さん側からはわかりません。

でも当院のようにこれまで再発がないと説明していれば、誰かひとりが再発するだけで問題となるはずですよね。

直視下剪除法にこだわるのはそれが唯一再発のないわきが治療を行える方法であると考えているからです。