今日のわきが手術のアポクリン汗腺

再発のないワキガ手術を受けたいということで今回もはるばる東京からワキガ手術を受けに来られました。

ご自身アポクリン汗腺を見てみたいということでしたので

除去する前のアポクリン汗腺 右の内側です。

右の外側です。アポクリン汗腺がモリモリしています。

これをすべてきれいに取り除きます。

右内側

右外側

左も同様に丁寧に手術を行いました。

ワキのアポクリン汗腺の範囲が広くても当院では2ヵ所切るのではなく、1か所切るだけで手術を行うように当院ではしています。

 

わきが手術何度まで受けられる?

他院でわきが手術を受けたものの再発された方のご相談をたくさんうけます。

同じ内容で悩まれている方も多くおられると思うので最近の質問とそれに対するお答えを紹介します。

Q:『過去に吸引法、超音波吸引法、ミラドライと3回の手術を受けましたがワキガが治っていません。手術は可能ですか?』

A::過去の手術回数は関係なくワキガ臭が残っている場合は手術することが可能です。

Q:『3回ミラドライの手術を受けましたがまだ臭いが気になります。ミラドライの施術自体が不完全なのでしょうか?治療を受けたクリニック自体がいけないのでしょうか?』


A:ミラドライを受けてどれだけ満足されるかはミラドライを僕が行っているわけではないので正確にはわかりません。ただミラドライはそもそも完全にアポクリン腺をなくす治療ではないので、臭いはなくならないと思います。ミラドライにかかわらず他院わきが手術後再発の手術を当院ではたくさん行っており、当院で直視下剪除法によるわきが手術を受けて再発された方はおられません。

遠方からわきが手術に来られる方が本当に多くなりました

最近も遠方からわきがの相談や手術に来られる方が多く、ここ1週間の間で遠方から来られている方だと静岡、福島、埼玉、神奈川からわきが治療の相談に来られていました。

以前は遠方から来られる方は他院わきが手術の後の再発の方が多かったのですが、最近はわきがの手術は再発が多いことが広く認知されてきたのか、治療を受けるのがはじめての方でも『再発しないわきが治療を受けたい』とはるばる遠方から来られる方も多くなっています。

夏休み期間に手術希望される方が多く、もうかなりのご予約をいただいています。

ある方は他院手術後の再発の方だったのですが、左わき、右わきを別々のドクターが同時並行で手術をしたということで、『どちらも臭いが残っているのですが、片方がより強く臭いが残っている』とおっしゃっておられました。ドクターによって結果が違うことがわかるエピソードです。でもどちらもワキも毛がぼうぼうに生えていて不完全な手術でした。

わきが治療 治る手術 治らない手術

わきがの治療方法としては

剪除法、稲葉式に類する手術(ローラー○○○○など)、吸引法(マイクロシェーバーなど)、ミラドライ、ビューホットなどがありますが、

治療方法でなく治療を行った結果からの分類をしてみると

①傷跡が残ることもなく、1度の治療でワキガは完全に治る手術

②傷跡が残ることがあるが、1度の治療でワキガは完全に治る手術

③傷跡もワキガ臭も残ってしまう手術

④傷跡の残りは軽度だが、ワキガの改善は少ないあるいはまったく改善しない手術

に分けることができます。

もちろんベストなのは①の『傷跡が残ることもなく、1度の治療でワキガは完全に治る手術』です。

逆にワーストなのは③の『傷跡もワキガ臭も残ってしまう手術』です。

僕が行っているのは剪除法ですが、この分類で行くと①か②の分類になり、術前の説明は②の説明ですが、傷跡が残ってしまう方も傷跡がほぼなくなる方もおられます。

当院では他院のわきが再発治療もたくさん行っており、ほぼ全国から患者さんが来られています。その方たちは再発している(アポクリン腺の取り残しがある)から再手術を受けているわけで、前記の分類だと③の『傷跡もワキガ臭も残ってしまう手術』か④の『傷跡の残りは軽度だが、ワキガの改善は少ないあるいはまったく改善しない手術』にあたります。

しかしその患者さんたちが初回手術の前に説明されているのは、『傷跡はほとんど残らなくて、臭いはほとんどなくなるかあるいはかなり軽度に改善する』というものです。

割合で説明する場合は『7割から9割なくなる』と説明し、『それで気にならなくなるよ』と説明し、暗に1~3割は残ると説明したことにすることで術後にクレームを言われても『はじめからまったく臭いをなくすとは言っていない』というわけです。

『どんなワキガ治療でもワキガの臭いをなくすことはできない』と説明する場合もあるようですが、当院のようにワキガ手術を行ってワキガが再発したことがないクリニックがあることからもわかるように丁寧な剪除法を行えばワキガを完全に治すことが可能です。

鹿児島からのワキガ相談

今回は鹿児島からのわきがの相談でした。

ご家族のうち2人がイナバ式のわきが手術を受けられたもののお2人とも臭いが残っていてまだ気になるようです。

今回カウンセリングに来られたお子さんには1度で完全にわきがが治る手術を受けさせたいと考えられて、『調べに調べてここの情報にたどりつきました。』とおっしゃっておられました。

詳しく説明を行い、夏休みの手術のご予約をされてお帰りになりました。

ネット以外特に全国的に広告をしているわけではないのですが、遠方からわきが手術にお越しいただく方が非常に多くなりました。

それだけわきがの再発に悩んでいる方が多いということだと思います。

 

 

ワキガがまったく治っていない?

他院で『○❍ー○❍○によるワキガ治療を受けたけれど臭いがまったく改善されていない』とご相談がありました。

診察すると確かに『どこをどう治療したの?』というくらい強い臭いが残っていました。

○❍ー○❍○は高周波でわきがの原因となるアポクリン汗腺や多汗症の
原因となるエクリン汗腺を熱変性させ、においや汗を改善するというふれこみの治療です。

『臭いが改善されていないのに前医ではどう説明されたの?』とたずねると『2回目をすれば・・・』

はじめから複数回することが必要であるという話もなく、30万円支払って効果がゼロなのに誰が2回目を受けるのでしょう?

他院再発後の方はまずわきの状態を診せていただきます。このかたはその時点ですでに強いわきがの臭いがあったので『これだと治ります』と答えました。

どういう意味??

強いわきが臭がするということは、患者さん個人の気のせい(自臭症)ではなく客観的にわきがであることが確実なのでアポクリン腺がしっかりあるということです。つまりアポクリン腺さえしっかり取り除けば治るということを意味します。ということは丁寧に直視下剪除法を行えば確実に治すことができるということです。

 

そちらで手術を受ければ私のワキガは治るでしょうか?

過去に何度もワキガ手術を受けたけれども再発しましたと言われる方から『そちらで手術を受ければ私のワキガは治るでしょうか?』という質問をよく受けます。


それに対する僕の答えは『アポクリン腺が原因であるワキガなら治ります。』というものです。


それってどういう意味?


ワキガの臭いでないのに自分はワキガだと思っている自臭症などはアポクリン腺が原因ではありませんので、いくら完全にアポクリン腺を除去しても治らないということそしてワキガの原因であるアポクリン腺がまだ残っているならそれを取り除けばいいだけなのでアポクリン腺の取り残しによるワキガ臭なら必ず治るということです。


僕が手術する時には時間がかかっても完全にアポクリン腺を除去しようとしますから、過去には手術時間が長くかかった方だと5時間くらいかかったケースもあります。


事前にアポクリン腺が残っているのはわからないの?


客観的に明らかに独特のワキガ臭が残っている場合はもちろんワキガですし、わき毛がたくさん生えている場合は、アポクリン腺が残っている可能性が高くなります。ただすべての方で手術前に臭いが確認できるわけではありません。

もうこれ以上丁寧に行うことはできないというぐらい丁寧に手術は行っていますからアポクリン腺遺残によるワキガは治すことができます。

この話を聞かれた方の受け取り方はさまざまで僕がワキガ手術に自信がないのだと受け取る方もおられるようですが、自信はあるのです。これまで再発された方がいないということがその自信になっているのです。

遠方からのワキガ手術

この方も遠方から来られた方で、今回で3回目のワキガ手術で過去に他院で吸引法とシェーバー法で手術を受けておられます。

写真上は前回手術の瘢痕にまぎれてアポクリン腺ははっきりしていません。


瘢痕ごと遺残アポクリン腺を残さぬように丁寧に除去しました。

今後ワキガ臭に悩むことはありません。

ワキガを確実に治すには?

わきのアポクリン腺をきちんと除去できればワキガは治ります。

におい自体は細菌が関係するとか、食べ物が関係するとか様々なことが言われていますが、アポクリン腺の分泌液が主原因なので、要はアポクリン腺を完全に除去すれば、ワキガは治ります。

じゃあどうすれば確実にアポクリン腺が除去できるのでしょうか?

たとえ話ですが、書いた絵をきれいに消す時はどうすればいいでしょうか?

よく消える消しゴムを使って、目で確認しながらすべてを消せば、絵は消えます。

消えにくい消しゴムを使えば消えにくいですし、きちんと目で確認しながら消さなければ消し残しがでます。

ただそれだけのことなのでよく消える消しゴムを使って、目で確認しながらすべてを消せばいいわけです。

ただ消せばいいわけではなく、強くこすりすぎて紙を破ってしまっては元も子もないので、丁寧にすべてを消すのです。

それにもっとも近いのが直視下剪除法であるというだけです。

直視下剪除法の説明をする時には『これまでこの方法で手術を行ってきて再発がないのであなたも治ると思います。』という説明をしています。

手術前の説明で『アポクリン腺やにおいが7割除去できます』という場合、3割は残るわけです。それは『わきがが治る』という話ではなくそれは『わきが臭が残ってもクレームを言わないでくださいね』という意味です。

10割除去を目指さないとワキガは治らないと思います。

 

 

 

 

地方にもかかわらず・・・

全国47都道府県のうち、すでに27都府県の方が当院にわきが治療に来られました。
 
地方から東京へ行くのは交通網が整備されていますが、地方から地方の広島へ来られるのは手間も時間もお金もかかることがあります。
 
にもかかわらず多くの方に広島までお越しいただいていることになります。
 
昨日の手術の方も遠方から来られた方で以前も他院で剪除法による手術を受け、再発した方でした。手術をしてみるとアポクリン腺がかなり残っていました。この方が以前手術を受けたクリニックは先日他院手術後再発で当院で手術を受けられた方とたまたま同じクリニックでした。以前の手術は両脇で1時間半ぐらいだったようですが、当院での手術(剪除法)はわきが広かったこともあり、約4時間かかりました。
 
『ここで治療を受けて良かった』と思っていただけるようにこれからも丁寧な手術を行い、無再発記録を伸ばしていきたいと思います。