再発せず、きれいに治すワキガ手術を行うためにどのようなことに注意しているのか

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

再発させずできるだけきれいに治すワキガ手術を行うためにどのようなことを注意しているのかについて説明します。

まずアポクリン腺が存在する範囲をきちんと見分けてアポクリン腺を取り残さぬようにすることです。

平面だけを考えた時の参考になるブログはこちらです

これに加えて再発させないワキガ治療を行うためにはアポクリン腺を『たて・横・高さ』 の範囲を見分けてすべてきちんと除去することが必要です。

たて・横・高さをわかりやすいようにイラストにしてみると

手術前のわきのアポクリン腺の範囲が楕円形の円柱状だと考えて赤で示すと

そしてこれを完全に除去するとアポクリン腺はなくなってワキガが治ります。

次のようにアポクリン腺を除去する範囲が狭く真ん中だけだと周囲にアポクリン腺が残ってしまう(赤のところ)ため臭いが残ってしまいます。(これは先ほどの平面の考え方と同じです)

高さだけを考えるとアポクリン腺の高さの除去が不完全だと赤の範囲のアポクリン腺が残ってしまい、臭いが残ります。(皮膚をめくって裏から除去しているので削り方が甘いと表面に近い赤のところが残ります)

そしてどちらも不完全だとあちらにもこちらにも多量にアポクリン腺が残ってしまいます。

完全に治すためにはアポクリン腺の一部だけを除去するのではなく、すべてのアポクリン腺を除去することが必要です。

アポクリン腺はわき毛の生えている範囲に多いのですが、毛の生えている範囲より広いケースもたくさんあります。毛の範囲だけを参考にしてアポクリン腺を除去するとアポクリン腺を取り残すことになります。アポクリン腺をきちんと目視して取り残さぬようにすることが必要です。これを説明するブログはこちらです。

さらにアポクリン腺をしっかり除去するということはある意味大ケガをさせているということにもなります。

アポクリン腺をしっかり除去すると手術後皮膚の血流が悪くなります。アポクリン腺を除去した皮膚が生きたままもとの位置にくっつくようにしないといけないのです。このために時間がかかっても多数のアンカー縫合が必要となるわけです。これを説明するブログはこちらです。

これ以外にも実はいくつも重要なポイントがあります。

伊達に30年近くも美容外科医をしていません。

常に進歩しようとするのが信条です。

 

 

 

中学生の5時間のワキガ手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

中学生であってもアポクリン腺が広範囲にあれば広範囲に除去します。

術前のワキです。

わき毛の生えている範囲を参考にはします。

太いわき毛の生えている範囲をマークすると

実際に手術した範囲は

毛の範囲よりはるかに広くアポクリン腺が存在したのでそれをきちんと除去し、アンカー縫合も丁寧に多数行ったために約5時間の手術となりました。(毛の範囲だけ参考にするとアポクリン腺は取り残すことになります。目でアポクリン腺を確認しながら除去できるのは直視下剪除法だけです。)

アポクリン腺は

多量です。

すべて除去すると

今回も遠方から来られた方でした。

これでワキガは治ります。

脇のにおいが無く、娘は快適に過ごしています。

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

半年くらい前に当院でワキガ手術を受けた小学生のお母さんからメールがありました。

『猛暑の日が続いていますが、脇のにおいが無く、娘は快適に過ごしています。

手術して本当によかったです。

ありがとうございます。』

うれしいですね

小学4年生のワキガ手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は小学4年生のワキガ手術でした。

これまで当院で手術を受けられた最低学年も小学4年生ですが、4年生でも何人もが手術を受けられてワキガは治っています。

切開してアポクリン腺を露出

腺体が小さいアポクリン腺です。

よく観察しながらすべてを除去

そして丁寧にアンカー縫合

これでワキガは治ります。