さくら美容クリニック院長の棒谷です。
かなり以前にもこの話はしましたがテレビでもCMされているようにかなり行われているようです。
癌特有の臭いがあってそれをかがせることでガンを発見しようとするものです。
はじめは犬で行われていましたが、実用的でないので線虫で行うことが考え出されました。
エクソソームによるガン検査も一部始まっています。
N-ニトロソ化合物は発がん性物質の一つとされており、亜硝酸塩を多く含む食事が、大腸がんのリスクの高さと関連する可能性があるのではないかと言われています。亜硝酸塩を摂取すると体内で、N-ニトロソ化合物が生成されます。
つまり亜硝酸を多く含むハムやソーセージを常食すると大腸がんになりやすいのではないか?という話です。
今回はイタドリやローズマリー、緑茶をはじめとする植物や果物を材料として、レスベラトロールなどの成分を抽出し、抗菌活性を持つと期待される食品添加剤を作ってそれを加工肉に加えることで、亜硝酸の害を減らすことができる可能性があるということです。
興味深いですね。
甘い飲み物でがんが18%増加、乳がんではさらに多く22%増加したという研究結果が発表されています。フランスでの10万人を超える人の9年間のデータからこの結論が導かれています。
この研究によると砂糖入りの飲料だけでなく、一般的には健康的だと考えられている果汁100%でもダメなようです。
ヒアルロン酸の副作用は以前は主にアレルギーくらいしか言われていなかったのですが、失明してしまう事故が国内で起こり、血管が詰まってしまう塞栓症の注意喚起がなされるようになっています。
さらに最近の研究で東京大学がヒアルロン酸と癌との関連を発表し慎重な使用を呼びかけています。
東京大学の発表:がんの発症・進展におけるヒアルロン酸の「ジキルとハイド的」役割
高分子のヒアルロン酸は癌に抑制的に働き、分解されて低分子になると促進的に働くようです。
美容クリニックでは高分子のヒアルロン酸が用いられてわけですが、高分子のヒアルロン酸は癌を抑える方向に働くのですが、それが分解されて低分子のものになると癌を促進する方向に働くのではないか?という説明です。
ヒアルロン酸を注射した人に統計的に異常が認められたわけではないので本当にどうなのかはわかりませんが今後の動向には注意が必要だとは思います。
膝の関節に注射するヒアルロン酸製剤ははじめから低分子なのである意味癌との関連ではより悪いことばかりとも考えられますがそれは病気だから仕方ないということなのかどうかわかりません。
美容目的ではヒアルロン酸は顔のしわやくぼみ改善目的や隆鼻、豊胸目的に使用されています。
顔の注入治療でもヒアルロン酸、レディエッセ、脂肪注入、PRP治療などがあるわけですが、それぞれメリット・デメリットがあります
豊胸目的でもヒアルロン酸注入、アクアフィリング注入、脂肪注入、シリコンバッグ豊胸などさまざまな方法がありますが、これにもメリット・デメリットがあります。
現段階でのそれぞれのメリット・デメリットを詳しくきいて納得いくものを選択することが必要です。
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