フォトナ4D治療後1ヶ月目の検診がありました。
まだ1ヶ月ですがかなりリフトアップされていました。
肌もきれいになったということでした。
ウルセラなどと違うのは1種の治療ではなく、4種のレーザーを照射するため、たるみ改善効果だけでなく、肌改善効果もあるところも特徴のひとつです。
フォトナ4D治療後1ヶ月目の検診がありました。
まだ1ヶ月ですがかなりリフトアップされていました。
肌もきれいになったということでした。
ウルセラなどと違うのは1種の治療ではなく、4種のレーザーを照射するため、たるみ改善効果だけでなく、肌改善効果もあるところも特徴のひとつです。
口周りの皮膚を外側からみていくと、表皮、真皮、皮下組織、筋膜、筋肉、粘膜下組織、粘膜となります。
表皮と粘膜以外がたるみに関与する訳ですが、美容機器の進歩により、これらすべての層を引き締めることが可能となっています。
これまで当院ではeマトリックス、サーマクール、ウルセラなどでリフトアップ治療を行ってきましたが、すでにフォトナ4Dが加わり、少し先にはソフウェーブも導入することになっています。
ウルセラは1.5ミリ、3ミリ、4.5ミリの深さに照射できたのですが、1.5ミリの効果が弱いため当院では3ミリ、4.5ミリでの照射を行ってきました。ソフウェーブは1.5ミリの深さを強力に治療できます。フォトナ4Dのスムースリフトは口の中から照射するので、表から考えるとウルセラより深い層を治療していることになります。
これで治療の幅がさらに広くなり、ダウンタイムがなく効果的な皮膚の全層での治療が可能となります。
(わかりやすいように先の5種類を挙げましたが、実は他にもベロハイフ、フォーマα、YAGレーザー、ヴィーナスVIVA、トライポーラアポロ、ペレヴェなど多彩な治療機器を擁しています。)
今日はローラー○○○○法術後再発のケースです。
切開しアポクリン腺を露出
わきの外側はある程度アポクリン腺が除去されているようですが、内側には多量のアポクリン腺が残っていました。
再発のケースだと瘢痕にまぎれてアポクリン腺が露出しにくいこともありますが、左わきもアポクリン腺ははっきりわかります。
すべて除去
そしてアンカー縫合
切開線を赤でマークすると
切開線が真ん中にありません。
これは外から見てアポクリン腺が存在しそうな範囲の真ん中を切っているのですが、アポクリン腺を追っかけていくとどんどん内側まで剥離範囲が広がったため結果的に切開線が真ん中でなくなったのです。
目でアポクリン腺を確認できる剪除法だからこそアポクリン腺が内側まで及んでいることがわかり、そこを除去できているわけです。
剪除法が最も確実な方法であることがよくわかるケースです。
これでワキガもわき多汗も治ります。
今回も他院術後再発のケースです。
九州の方ですが2回東京でワキガ手術を受けられています。
1回目は剪除法での手術で術後半年で再発、2回目の手術はクアドラカットでこちらは全く効果がなかったということでした。
再発がないという説明だったのでクアドラカットを受けられたそうですが、治っていないことを治療を受けたクリニックに伝えても『そんなことはない』と話がかみ合わず、効果がまったくなかったためもう一度クアドラカットを受けても無意味だと悟って今回は当院に来られました。
術前のワキの状態です。
ワキの脂肪がとられてへこんでしまっています。
剪除法で瘢痕ができて硬くなっているのにクアドラカットで無理やり吸引したためにアポクリン腺側ではなく、下の脂肪層がとられてくぼんでいるのです。ワキガ手術でなく脂肪吸引手術をしているようなものです。
剪除法の手術後は特に瘢痕がしっかりできるので剪除法でないと再度の手術は無意味だと思います。(僕は初回手術から効果の確実な剪除法しか行いませんが)
切開しアポクリン腺の層を露出します。
四方八方すべての方向に剥離しています。
すべて丁寧に剪除
そして丁寧にアンカー縫合
術前の状態と比べると非常に広くアポクリン腺を除去しているのがわかります。
今回の手術でワキガは治ります。
16年・・・月日が経つのははやいですね。
続けて来られたのはご愛顧いただく方のおかげです。
ありがとうございます。
これからもしっかり効果的な治療を行っていくことでおかえししたいと思います。
いつものように切開してアポクリン腺を露出
初回手術ですのでアポクリン腺ははっきりわかります。
アポクリン腺を除去
隅から隅前まできれいに除去してからアンカー縫合
この方は外から見た時のアポクリン腺の範囲がわかりにくい方でしたが、当院の剪除法はすべて見て確認しながらアポクリン腺を露出除去していますので問題なくアポクリン腺を除去できています。
もうすぐ開院して16年を迎えますが、当院でワキガ手術を受けられて再発された方はおられません。
これはアポクリン腺をすべて取りきるようにしているためです。
アポクリン腺を取りきる手術ができるのは手術後の傷をできるだけきれいに治すためのさまざまな工夫を加えているからです。
そのひとつがアンカー縫合を数多く丁寧に行っていることです。
広くアポクリン腺を除去するにも時間がかかりますし、丁寧にアンカー縫合を行うのにも時間がかかります。
術者側はもちろんしんどいわけですが、ワキガは完全に治しながらできるかぎりきれいに治すために手間は惜しみません。
ただ傷跡が残らないと言っているのではありませんのでそこはご理解いただいて治療を受けていただく必要があります。
『さくら美容クリニックで手術を受けたいが広島まで行くことが難しいので、住んでいるところ近くのおすすめのクリニックを紹介して欲しい』とご相談いただくことがあります。
しかし他院へのワキガ手術のご紹介は申し訳ありませんが行っておりません。
当院のような再発のない丁寧なワキガ手術を行っているところは知る限りではありません。これは僕の意見なのではなく、当院に相談いただく方が長期にたくさんの情報を調べる中でそう結論されて当院にたどり着かれてそのことを僕に伝えていただいているのです。
広島まで来るのは非常に手間や時間のかかる地域からもおおぜいの方が当院にお越しいただいていることがそれを示しています。
紹介するということは責任を伴います。しかし僕はその責任を負うことができません。このため残念ながらワキガ手術の他院へのご紹介は行っておりませんので、もし居住地近くで治療を受けられるならそのクリニックで充分話を聞いてご自身の判断で選ばれるしかないと思います。
PRPのシンポジウムもありましたし、豊胸に関しての講演やメソセラピーの研究会もありました。
新しい知識はこれからの診療に活かしていきたいと思います。
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