ワキガは手術で治し、たるみは美容機器で治しています

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

昨日カズレーザーの番組で若返り治療が特集されていましたね。

SMASの話もでていました。

もちろんたるみ治療時にはSMASも意識して治療しますが、SMASがたるんでいることだけが原因でなく、皮膚も皮下脂肪も治療のターゲットです。

だからフェイスリフトの手術時にもSMASを引き上げるだけでなく、脂肪吸引をしたり、皮膚も切除したりするわけです。

ただ皮膚を切るということ自体多くの人が抵抗があるため、皮膚を切らない治療が広く行われているわけです。

いっぽうさまざまなワキガ治療が行われていますが、当院では剪除法しか行っていません。

他の治療ではワキガが確実に治せないからです。

当院の治療機器を調べていただくとわかりますが、本当にたくさんの美容治療機器を備えていますが、ワキガに関してはそうした治療器を導入しておらず、剪除法のみで治療を行っているわけです。

そこに大きな意味があるわけです。

ミラドライの方が手術より優れていると宣伝しているクリニックもあります。

でもそのクリニックでミラドライを受けて治らなかった方が何人も当院へ手術を受けに来られているのです。

逆にたるみや肌治療器はたくさん導入しています。

皮膚表面はVENUS VIVA(フラクショナルRF)、浅い層を超音波で凝固するソフウェーブ、深い層を超音波で凝固するウルセラ、口の中から凝固させるフォトナなどさまざまな治療があります。

ワキガは手術のみで治療しているわけですが、たるみは糸で引き上げるスレッドリフト手術は行っておらずすべて美容機器で治療しています。

そこにも意味があるのです。

傷つけず、副作用なく確実に長期の効果をだしたいのです。

今回さらなる若返りの相談に来られた方はウルセラを1回、PRPを2回受けられているのですが、ウルセラを行ってから4年以上経った今もたるみは改善したままです。もちろん傷跡もありません。今回はソフウェーブ治療を提案しました。

 

たるみ治療の進化がすごい!!

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

以前は美容機器を使ったたるみ治療といえばサーマクールぐらいしかなかったのですが、美容皮膚治療は進化して次々に新しいコンセプトの機器が登場し、今では皮膚のすべての層を治療してたるみを改善することができるようになっています。

図示してみると

4つの美容治療の照射イメージ

最近はソフウェーブやウルセラ、フォトナを使うことが多いのですが

皮膚表面から1.5~2ミリ部分を収縮させるソフウェーブ

もっと深い3ミリ、4.5ミリ部分を収縮させるウルセラ

口の中から粘膜下組織などを収縮させるスムースリフトを含む4つのレーザーを照射するフォトナ4D

などをその方のご希望や顔のたるみの状態によって使い分けて治療しています。

僕自身も最近治療を受けましたが、この中のソフウェーブとここには載っていませんが皮膚表面をやけどさせて皮膚を入れ替えて毛穴や小じわを改善するVENUS VIVAを受けましたが、ダウンタイムも過ぎ、いい感じになっていると思います

美容治療の進化は本当にすごいと思います

 

ソフウェーブやPRP治療、二重の相談の多い一日でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

長年再発のない丁寧なワキガ手術を行っていることを広く知っていただくようになり、全国から患者さんがワキガ手術に来られ、手術を受けた患者さんたちはご自身のアポクリン腺を確認されたいことが多いこともあり、いつもブログに掲載していますが、僕自身が忙しいこともあり、いきおいワキガのブログが多くなってしまっているため、ワキガがメインのクリニックと思われている方もおられるかもしれませんもっとも有名なHIFUであるウルセラ治療を日本国内でも多く行っていることで表彰されましたが、ソフウェーブやフォトナ4Dなど多くの新型の美容機器も導入していることからもわかるように広く美容治療を行っています。(でもミラドライもビューホットも導入していません。)

昨日もソフウェーブやPRP治療、二重の相談の多い一日でした。

二重手術希望の方は友人や知人からのご紹介が非常に多いのも当院の特徴だと思います。

丁寧、ぼったくりなし、仕事きっちり

の方針で治療を行っています。

 

 

 

7周年感謝企画は9月末までです

若返り治療の7周年感謝企画は9月末までとなっています。

カウンセリングを受けたから治療を受けないといけないというわけではありませんので、『最近老化してきたのを感じる』とか『若返りに興味がある』という場合はまずカウンセリングをお受けになられることをおすすめします。

今日もウルセラやPRP、フォーマα、フォトナなどの治療やカウンセリングでいっぱいでした

上まぶたのたるみをダウンタイムなく治したい

広島さくら美容クリニック院長の棒谷です。

北海道の美容外科学会から帰ってきました。

目の下のたるみやくぼみはPRP治療でだいたいの方が満足されますし、頬やあご下のたるみはウルセラやソフウェーブ、場合によってはVENUS VIVA、フォトナ4D、サーマクールなども加えて治すことが可能ですが、上まぶただけまだダウンタイムがないか少ない治療で充分に治すのが難しいわけです。

でも今回の美容外科学会の講演を聞いていてヒントになることはありました。

できればまず自分たちで試してみたいと思います。

自分で自分に治療するのは難しいんですよね

二重手術と若返り治療の多い日でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

お盆まっただなかということで二重手術と若返り治療の多い日でした。

二重手術は簡単な手術で大きくイメージをかえることができるのでいいですよね

アイテープのかぶれからも解放され、朝の忙しい時間に何度もテープを貼りなおさなくても済むようになります

 

若返り治療のまとめ④

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

若返り治療のまとめの4回目です。

美容機器によるたるみ治療をもう少しお話したいと思います。

まずはたるみ治療の王道であるサーマクールとウルセラの違いについてです。

どちらも皮膚や皮下組織などを加熱凝固させてたるみを改善させるのは同じです。

サーマクールは高周波電流でウルセラは超音波を使って加熱します。

加熱の程度が強く、より深部まで届くのはウルセラです。

サーマクールは一度に加熱される範囲が大きいと思います。

この違いからサーマクールはどちらかというと小顔効果が高くある程度美肌効果があり、ウルセラは頬や顎下のリフトアップ効果が高くなります。

顎下の皮のたるみやほうれい線横のほうれい線の外側に沿ったしわは浅いところを強力に治療する必要がありますので、こうした場合浅い層をより強力に治療できるソフウェーブを使っています。

口の中から照射することでウルセラよりさらに深部を治療し、浅い層も3種のレーザーで合計4つのレーザーで治療するフォトナ4Dはあらゆる層を同時に治療する欲張りな治療となっています。

 

PRP治療デーでした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

朝から夕方までPRP治療の多い一日でした。

以前にも書いたと思いますが、昔は『目の下のたるみを治したい』と言われた時にすべて切る手術をするしかなかったのですが、PRP治療ができるようになってからはほとんどの方がPRP治療で満足されるようになったのが僕としてはすごい進歩だと思います。

頬が顎下のたるみも切る治療は傷跡やダウンタイムのため敬遠されることが多く、糸のリフトは顔の横にボリュームがでてしまうことや糸のギザギザやひずみが表面から見えてしまうことがあるので、不自然さがでてしまうことがあったのですが、サーマクールやウルセラ、ソフウェーブ、フォトナなどで治療が可能となり切らない治療でもご満足いただけるようになっています。

 

ダウンタイムなく、若返ることが可能になっています

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

ウルセラ&PRP治療後3ヶ月目の検診やPRP治療後1~数か月後の検診がありました。

頬やアゴ下のたるみはウルセラで、目の下のたるみやほうれい線などのくぼみやしわはPRPで改善することができ、喜んでおられました。

ウルセラ以外にもソフウェーブやフォトナ4Dなども加わり、今では切らない治療でダウンタイムもほとんどなく、若返ることが可能になっています

 

ウルセラ、ソフウェーブ、フォトナ4D、サーマクールはどう違うの?

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

ウルセラ、ソフウェーブ、フォトナ4D、サーマクールはどう違うかについて説明していきたいと思います。

ウルセラとサーマクールはかなり以前から行われているのでご存知かもしれませんが、ソフウェーブとフォトナ4Dは新しい治療です。

共通点はどれもたるみ治療に用いられているということと、この4つの機器はすべてFDA(日本の厚生労働省にあたるアメリカの組織)の承認を受けているところです。要は効果や安全性が公的にきちんと検証されているのです。

日本では歴史的にはサーマクール、ウルセラ、フォトナ4D、ソフウェーブの順に登場しています。

サーマクールは高周波電流

ウルセラとソフウェーブはHIFUと呼ばれる超音波

フォトナはレーザー

を使って行う治療になります。

なぜたるみに効くのでしょう?

肉を焼くと縮みます。機器によって利用するエネルギーは違いますが簡単に例えるならどれも焼肉をした時のように皮膚を縮ませることでリフトアップさせたり、引き締めたりしているのです。

まずサーマクールの説明です。

抵抗のあるところに電気を流すと発熱します。

ドライヤーは熱風が出るわけですが、これは抵抗のあるニクロム線に電気を通すと発熱することを利用して熱くしているのです。(逆に電気を伝える目的の電線は抵抗の低い銅などを利用して電気のロスを防いでいます)

この仕組みを利用しているのがサーマクールです。皮膚自体に抵抗があるので皮膚に電気を流すと発熱し縮むのです。

サーマクールは顔全体が大きく小顔を希望される方におすすめです。

次はウルセラです。機器によるリフトアップの王道はウルセラです。

FDAに承認されていない機器もウルセラと混同するような名前をつけて治療されていることがあるのもそれだけウルセラが有名だからなのです。ウルセラはHIFUと呼ばれる超音波を利用してヤケドを起こします。

虫眼鏡で太陽光を集めると焦点に熱がこもってヤケドします。これを超音波エネルギーで行っているのがウルセラです。点状に皮膚内部にヤケドを多数起こすことで全体として引き締まるのです。

ウルセラは4.5ミリ、3ミリ、1.5ミリの深さを治療できますが、1.5ミリの効果は低いので当院では以前から1.5ミリは使用せず、4.5ミリと3ミリの深さを治療しています。

リフトアップを希望される方にはまずウルセラをお勧めすることが多くなっています。

ソフウェーブもウルセラと同じHIFU治療になります。

しかしウルセラと大きく違うのはウルセラが点状にヤケドするのに対し、ソフウェーブは筒状(棒状)にヤケドさせることができるのと冷却装置がついています。筒状にヤケドするということはよりしっかりヤケドしているのです。しかし冷却装置がついているので表面をヤケドさせずに1.5ミリのところを安全にヤケドさせることが可能なのです。脂肪があって皮膚もたるんでいる場合はウルセラがいいのですが、痩せている方は皮膚だけがたるんでいることがあります。この場合に浅いところを強力に治療できるソフウェーブが有効なのです。あご下や上まぶたやこめかみ部分も皮膚が薄いのでソフウェーブが有利です。

点状でなく深いところを線状にヤケドさせると宣伝しているHIFUもありますが、深いところを本当に線状にヤケドさせれば、神経損傷が起こります。神経損傷をおこさないならそれは線状にヤケドしていないか、ほとんどヤケドしていないかのどちらかだと思います。

フォトナは2種類のレーザーを条件をかえて4種類のやり方で照射します。

4種類のレーザーを使用するので皮膚の浅いところから深いところまで同時に治療できることと4種のうち1つは口の中から照射するのでウルセラより深い層を治療できることが特徴です。

リフトアップだけでなく、美肌も同時に求める方にお勧めの治療です。

その方の顔かたちやどのようになりたいのかによっておすすめの治療が異なりますので、まずはカウンセリングを受けて見られるといいと思います。