ワキガ・多汗症の手術・治療 ワキガ・多汗症の手術・治療

今日も他院わきが手術後の再発のケース 福岡から

今日も他院術後再発のケースです。

福岡の方です。

ネットで調べて評判の良かったクリニックで保険適応で剪除法によるワキガ手術を受けられたということです。

しかしわきがは治らず、術後臭いが治っていないと手術を受けたクリニックで申告すると『うちではこれ以上は治せない』と言われたということで当院で再手術を希望されました。

手術前のわきの写真です。 前回の手術は約半年前です。

ここから何がわかるかというと毛がたくさん生え残っていて、前回手術から半年しか経っていないのにわきの色が変わっている範囲が狭いと感じます。つまり前回の手術が不完全であることを予想させます。

麻酔後切開を加え、アポクリン腺がある層をはがしていくと

この状態からも剪除が不完全であると感じます。

アポクリン腺と瘢痕の層をすべて取り除くと

このようになります。

これでアポクリン腺はすべて取り除かれていて、エクリン腺もかなり取り除いたことになります。

つまりわきがの臭いはなくなり、汗もかなり減ることになります。

わきがのカウンセリングと手術は基本的には別日に行っています。

わきがのカウンセリングを行った日に手術を行うという同日施術は基本的には行っておらず、別の日に行っています。

当院で行っている手術の中でもわきが手術は最も時間を要する手術で、わきが手術を行う時には長時間に渡って予約を制限し、他の治療の予約をいれないようにして手術を行っています。

一方わきが手術は患者さんにとって術後の制限がある手術ですので、術後のことをよく考えて時期を考えて行わないといけない手術となっています。

このためカウンセリングをまず受けていただき、内容をしっかり理解していただき納得されてから後日手術を行う方式を基本的にはとっています。

遠方からお越しいただくケースもたくさんあるので、できるだけ来院回数を減らしたいことも理解できるのですが、基本的にはカウンセリングと手術の同日施術は行っておりません。

ブログやホームページをお読みいただき、どうしても当院で手術を受けたいと強く希望され、事前にメールや電話で内容を詳しく確認いただいた上で、手術費用もすべてお支払いいただいてからカウンセリングと手術の同日施術を行うケースもないわけではありませんが、基本的には別日に治療を受けられることをおすすめしています。

呉の方のわきが手術でした

呉の方で手術を受けられた方が自分のアポクリン腺を確認したいということでした。

アポクリン腺を下層からはがしたところです。

薄赤くポチポチ盛り上がっているところがアポクリン腺です。

取り残しがないように、このアポクリン腺が確認できなくなるまで、内部を剥離(はがす)します。

そしてアポクリン腺をすべてそぎとります。

きちんとすべて取り除けばわきがは治ります。

 

 

 

ピルを飲むとわきがの臭いが強くなる??

最近ワキガの相談に来られた方が『ピルを内服してから、ワキガの臭いがひどくなった』とおっしゃっておられました。

今までホルモン治療(ピル内服など)とわきがの関連を意識したことがなかったのですが、別の方でたまたまホルモン治療をされている方がワキガ手術を受けられたので、ホルモン治療をしてからワキガの臭いがひどくなったかを尋ねてみたところ、『確かにホルモン治療を受けるようになってからワキガ臭が強くなってシャツを頻回に替えるようになりました。』ということでした。

もしかすると関連があるのかもしれませんね。

ピルを飲まれている方がワキガ手術を受けられるときには確認してみようと思います。

さくら美容クリニックではわきが手術の保険診療はできません

ブログやホームページを見てご連絡いただき、当院でわきがを保険診療で治療できるかどうかだけをメールやお電話でお尋ねいただくことがありますが、以前にもわきが手術の保険診療は行っていないことをお伝えさせていただいておりますように、わきが手術の保険診療は行っておりません。

保険を使ったわきが手術は方法としては当院で行っている剪除法と術式としては同じ方法です。

保険と自費だから異なるわけではありませんが、剪除法でもドクターによって結果が大きく異なります。

以前のブログ 『剪除法によるわきが手術はどこで受けても同じ?』

また保険診療と自費診療は混在できません。

保険で使えない薬を使用した場合、それを自費で別途請求することは認められていません。

当院ではわきが臭をなくすだけでなく、できうる限り傷をきれいに治すためにいろいろな薬剤やサプリメントを使用することもあり、自費で診療を行っています。

さらにははじめに支払う費用だけで比較することも的を得ていないと思います。

当院では通院で治療を行っていますが、保険診療で必ず入院させて治療をする施設もあります。

通院で診療していて特に大きなデメリットを感じていません。手術後の診察費用も術後2年間はいただかないことにしています。

入院させること自体が悪いわけではありませんが、費用はより高くなり、入院期間は当然仕事を含め、他のことが何もできなくなり、その分の社会的な損失が増えますし、保険診療ではその後の通院費用もかかるので、単純に保険診療が安くすむというわけではありません。

他院でワキガ手術を受けたもののワキガが治らずに当院で再手術を受けられる方が非常に多いのですが、1回の手術で治らなければ、安くてもまったく意味がありません。

しかも当院のワキガ手術の費用よりずっと高額なワキガ治療を受けられているケースもたくさんあります。

はじめにかかる費用のことだけを考えるのではなく、目に見えない部分のトータルのコストやきちんとわきがが治る手術なのかどうかなどをしっかり確認した上でクリニックや手術方法を選ばれることをおすすめします。