美容治療の進化②~小じわ・ニキビ跡

光治療やケミカルピーリングでニキビ跡が良くなると説明して行っているクリニックもあると思いますが、僕はそう思っていないのでそうした目的では光治療やケミカルピーリングは使いません


ケミカルピーリングでへこみが治る可能性があるとすれば皮膚を深く削る強いケミカルピーリングを行うのであれば改善する可能性はありますが、リスクが大きいため現在ではあまり行われていません


何らかの方法で皮膚の入れ替えることができればニキビ跡や小じわは治るので、皮膚の一部を焼いて皮膚を入れ替えるという方法が行われています


この分野のさきがけがフラクセルというフラクショナルレーザーで、その名はフラクショナル(断片の、わずかの)からきています

うちにもフラクセル2があります


一部を入れ替えるということを繰り返して徐々に全体を入れ替えるわけです


フラクセル以後それに似たコンセプトのレーザーや高周波治療器がたくさん登場しました


さらなる高みをめざし、僕たちもアンコアという炭酸ガスレーザー(一番高級な炭酸ガスレーザー)を使ってフラクショナル治療を行うブリッジセラピーを導入し治療を行ってきました


ブリッジセラピーは非常に強力で効果の高い治療ですが、やはり色素沈着などのダウンタイムが問題となることがあります


それをクリアしたのがeマトリックスです

施術の翌日から化粧をすれば、ほぼひとにはばれずに治療を行うことができます

美容治療の進化には本当に驚くものがあります


世の中では副作用はないけれども、効果のない治療が多く行われています

新しいものを買うのにはお金がかかるために今ある機械で済まそうとして、効果がないのに効果があるといって治療をしたり、炭酸ガスフラクショナルレーザーでも性能のいい高級な機械でなく、安い機械を買っていいかげんな治療をしたりすることが横行しているわけです


僕は副作用はないけれども、効果もないというような治療はひとにすすめられない性格なのでさまざまな最新治療器を買い足すことになってしまっているわけです


ブリッジセラピーは副作用はあるが、とても効果のある治療

eマトリックスは副作用はほとんどないが、しっかり効果のある治療だと思います










美容治療の進化はおもしろい

美容治療は毎年進化しています


その変化を常に取り入れるのもたいへんなのですが、でもおもしろくもあります


今までできなかったことができるようになったり、治るまでにひとに見せられない状態だったのが、ダウンタイムが短くなりほとんどひとにわからないように治療できるようになったりしています


じゃあこれまでの治療は進んでいないのか?

というとそうではなく従来からの治療もより痛みを感じさせない工夫ができるようになったり、いろんな分野で進化しています


ひとの人生にかかわるかもしれない責任の重さを日々意識しながら治療を行っています


検診時にはうれしいお声をたくさんいただき僕たちもうれしいかぎりです


ありがとうございます




















ピコ秒レーザーが発売される

といっても何のこと????

と思われると思うのですが、

ピコというのは単位です

ミリの千分の1がマイクロ、その千分の1がナノ、さらに千分の1がピコです

今までのレーザーより照射時間が短く、より一瞬のうちに高出力のレーザーが照射できるレーザーが新しく登場するということです

刺青をレーザー治療する場合にこれまでは黒と赤以外はレーザー治療が困難でしたが、これにより色に関係なく治療できるようになるということですヽ(*’0’*)ツ















 






ケミカルピーリングが増えています

日本はにきび治療後進国(発展途上国?)だと考えられていますが、それでも数年前ニキビ治療の世界標準治療薬ディフェリンでの保険治療が認められました


このためかケミカルピーリング治療が減っていたのですが、最近また増えてきています


ディフェリンでは治らない方が受診されるのです


にきびを放置すると、下手をすればぼこぼこにへこみますので、ディフェリンが効かないと思われる方も放置せず、美容クリニックにご相談ください

















誤診の多いADM治療

皮膚の深いところにあるシミ ADM が誤診されているのをよく経験します


今日もADMに対し、Qスイッチルビーレーザーによる治療を行いましたが、この方は数年前に他院で肝斑と診断されて、薬を内服し、軟膏を塗ったけれどもまったくよくならなかったということでした


たまたまやっぱり気になって別のクリニックを受診されたから治療できたわけですが、同じように診断されてそれを信じてあきらめている方もおられると思います


わからないならわからないと言ってくれれば患者さんも他院を探せますが、困ったものです(>_<)




























たばこを吸う人は刺青もとれにくい!?

刺青をQスイッチレーザーで除去した時の効果に関するイタリアの論文が発表されています


その中で治療の効果の悪くなる要因として


喫煙


赤と黒以外の色がある場合


タトゥーが広い(30cm2超)


下肢にあるまたは36ヵ月以上前からのタトゥー


高い色密度(刺青が濃い)


治療間隔短い(8週間未満)


体質(黒ずみやすい)


等が指摘されています


こんなところにもタバコが関与しています叫び


















同じ治療器・同じ治療方法なら効果はすべて同じ?

いろんなクリニックに電話をかけて、値段だけを比較して安いところを選んで施術を受けて、治療効果がなかったとご相談される方がおられます


そしてまた値段だけを比較して治療先を探すというようなことをされています


安く済むならまだしも、安いところを選んでいるのに、結局あれもプラスこれもプラスで結局高くついている場合も耳にします


同じ名前の治療法ならすべて効果は同じなのでしょうか?


美容室では、はさみで髪の毛をカットするわけですが、どこで髪の毛を切っても結果が同じなのでしょうか?


































イーマトリックス(e-Matrix)ってどんなもの?

イーマトリックスは高周波電流で皮膚を焼いて新しい皮膚に入れ替える方法です


これまでフラクセル2とブリッジセラピー(アンコア)という2種類のフラクショナルレーザーを使って治療してきました


フラクセルからブリッジセラピーになって、効果は高くなり、患者さんの満足度も増したのですが、赤みや色素沈着などもダウンタイムがあるのが欠点でした


そのダウンタイムを短くすることで、誰でも受けやすくなった皮膚の入れ替え治療がイーマトリックスを使った方法です


これまでのレーザーでは表面からレーザーを照射するのでどうしても逆円錐状に焼けるために表面のダメージがあったのですが、イーマトリックスでは円錐状に焼け(表面は小さく、中が大きく焼ける)、表面のダメージは少ないので、ダウンタイムが非常に短くなっています
美容と健康の魔法の杖


毛穴や小じわ、軽度のたるみ、ニキビ跡などをダウンタイムをあまり感じさせずに改善させることのできる治療となっています


光治療を行ったけれども効果が不十分だと思われる方にもおすすめの治療です


























トリニティ治療を超えるトリニティ治療

トリニティ治療というのは、シネロン社のe-Max(フォトRF)を使って行う複合治療です


もともとフォトフェイシャルという光治療が有名ですが、それを発展させ光だけでなく、高周波(電気)も同時に照射することで効果を高めた治療としてフォトRFと名付けられました


当初はSRと呼ばれる治療だけだったのですが、よりシミ取り効果を高めたSRA、脱毛を行うDS、やさしくたるみを改善するリファームSTなど機能が拡張されてきました


そして新世代にはe-Maxと命名して販売されていました(外観はかわっているが中身はフォトRFとかわらない)が、さらにトリニティという治療名をつけられるようになりました



シミやハリを改善するオーロラSR


たるみを改善するリファームST


シワを改善するマトリックスIR


などを用いて複合治療を行うことをトリニティ治療といいます


広島院にはマトリックスIRはありませんが、皮膚を入れ替えることでシワをより効果的に治療するe-マトリックスを導入していますし


よりシミに効果的なアドバンスSRAも備えており、これまでのトリニティ治療をはるかに超えるトリニティ治療を行うことができます


さらにはこれ以外にもより強力なたるみ治療であるサーマクールCPTやウルセラシステムも導入していますので、さらに効果的な治療を行うことができるようになっています





























他の業者も認めるブリッジセラピー

クリニックに医療機器の業者が説明に来ました


当院にはさまざまな機器がすでにあるので、新しい機器の売り込みはなかなか

困難です


この中でフラクショナル炭酸ガスレーザーの話題になりました


当院にはフラクショナル炭酸ガスレーザーはアンコア(ブリッジセラピー)があるわけですが、今回来た業者も別のフラクショナル炭酸ガスレーザーを取り扱っています


でも『ブリッジセラピーには太刀打ちできない』と言われていました


なかなか正直ですね


他社の機器をほめることは珍しいです


アンコア(ブリッジセラピー)は熱変性をおこす部分が少ないのですが、そこが真似できないのです


要は治療を強く行う時に正常な部分を焼きすぎないことが大切なのですが、ブリッジセラピーでは安全に行うことのできる強い治療領域が別の機器では焼けすぎてしまうため副作用が恐くて強くできないわけです


どこが扱っていても『いいものはいい』、『よくないものはよくない』と言ってくれればいいのですが、自分のところの製品を売り込みたいわけですから、そういうわけにもいかないのが普通です


僕たちも見分ける目をもたないといけないわけです