今回は北海道の方です。
ミラドライを受けたものの効果は感じられなかったということでした。

アポクリン腺はしっかりあります。

すべて丁寧に除去


そして丁寧に縫い合わせると

この上に圧迫のための綿を固定して終了です。
今回の手術でワキガは治ります。


今回は北海道の方です。
ミラドライを受けたものの効果は感じられなかったということでした。

アポクリン腺はしっかりあります。

すべて丁寧に除去


そして丁寧に縫い合わせると

この上に圧迫のための綿を固定して終了です。
今回の手術でワキガは治ります。
以前東京でミラドライを受けたものの正確には再発ではなく、ご本人の感覚的には効果ゼロだったということでした。
切開してアポクリン腺を露出確認すると

多量のアポクリン腺です。

アポクリン腺を丁寧に除去

いつも真ん中の写真だけ掲載していますが隅の隅までアポクリン腺は除去
内側端

外側の真ん中と

外側端

広く除去しているので多数のアンカー縫合が必要となります。

今回の手術でワキガから解放されます。
今日ワキガの相談に来られた方の2人が他院術後の再発で、しかももう一人もご兄弟が他院で手術を受けて治っていないということでした。
こんなに治らない治療が多数行われているのをみると悲しくなりますね。
治せないなら治せるところにまかせればいいのに・・・
この方も関西の方でした。
1回目はかなり以前にイナバ式手術を受けたもののワキガ臭が気になり、5~6年前に東京で2回目の剪除法での手術を受けたものの改善しなかったということでした。
2回目の手術を受ける時にはすでに当院のことも知っておられたようで、東京で手術を受けるか当院で受けるか迷われたようですが、保険で手術を行える東京での手術を選ばれました。そこでの手術中に担当医がアポクリン腺はないので早く終わらせるように助手のドクターに指示していたということでした![]()
病理組織検査も行ったということで、後で結果をきいたところ『アポクリン腺は認められたがこれくらいなら大丈夫』と説明を受けたそうです。どういうこと?
しかし臭いが気になり当院へ手術を受けに来られました。
左右とも前回手術範囲の周囲にアポクリン腺遺残と思われるところがありました。

瘢痕部分はわかりにくいですね。

アポクリン腺の層をすべて除去


そしてアンカー縫合

タイオーバーの糸が11本あります。
これは範囲が非常に広いことを意味しています。
4時間20分の手術でした。
ワキガが治るかどうかはアポクリン腺を完全に除去できるかどうかにかかっています。
アポクリン腺を完全に除去すれば治るし、除去の仕方が不完全だとワキガも残る
ただそれだけです。
最も確実に除去できるのが剪除法なので当院では剪除法を採用し、アポクリン腺を完全に取り除いているわけです。
もちろん剪除法であってもアポクリン腺を取り切れなければ、ワキガは残ります。
他院手術後の再発の方の話を聞いていると手術前の説明の時に臭いは8割とれるとかほとんどとれるとかいう説明を受けていることが多いようです。
当然ですが物理的に7~8割アポクリン腺を取り除いてもワキガの臭いは残ります。
この場合アポクリン腺の量としては2~3割になっていても患者さんが臭いがすごく減ったと感じられないために再手術を希望される方が多いわけです。
つまり臭いがしないレベルまで減らさないと効果を感じられないことも多々あるということになります。
ちなみに今日カウンセリングに来られた関東のワキガ再発の方はワキに2本の傷跡があって毛はボウボウに生えていました。その時点で手術が不充分なことは予想できますが、ガーゼでワキをぬぐって臭いをかいでみるとはっきりワキガ臭が残っていました。
これでは何のために手術を受けているのかがまったくわかりません。
治療を受けて本当にワキガが治るのか、中途半端な治り方ではないのか、臭いが残っている場合どういった対応をとってくれるのかをしっかり確かめてから治療を受けられた方がいいと思います。
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