鳥取のワキガ再発の方の手術

今回は鳥取の方で、前回剪除法で手術されています。

前回の手術で汗は少し減ったもののわきがの臭いはまったく治らなかったということでした。

前医にそのことを伝えると『これくらいなら制汗剤で何とかなるでしょう』と説明されたということでした。

ワキの状態は

そして左

毛が多量に残っていることからもアポクリン腺がきちんと除去できていないことが明らかなようです。

前回の切開線を利用して切開し、アポクリン腺を露出

アポクリン腺は多量に残っています。

すべて丁寧に除去

そしてアンカー縫合

剪除法はきちんと行えば最も確実なわきが治療法です。

今回の手術でワキガは治ります。

ミラドライもビューホットも効果がなかったケース

今日の方はミラドライもビューホットもどちらも受けられたそうですが、効果がなかったケースです。

術前のワキを見ると

この写真では見えにくいかもしれませんが白い斑点がたくさんあります。

ビューホットの傷跡です。

切開してアポクリン腺を露出

膜につつまれていてこの写真ではわかりにくいですがアポクリン腺はたくさんあります。

すべて丁寧に除去

表から見ると

ピンクの部分は今回アポクリン腺を除去した範囲で、白い斑点がビューホットの傷跡です。斑点部分よりピンク部分がかなり広いのがわかります。つまり前回の処置でアポクリン腺を処理している範囲が狭いのです。しかも先のアポクリン腺の写真でもわかるように処理したはずの部分にもアポクリン腺が多量に残っていました。

そして丁寧にアンカー縫合

この上から綿を固定して手術は終了です。

これでワキガもワキの多汗も治ります。

 

北海道のミラドライ後再発の方のワキガ手術

今回は北海道の方です。

ミラドライを受けたものの効果は感じられなかったということでした。

アポクリン腺はしっかりあります。

すべて丁寧に除去

そして丁寧に縫い合わせると

この上に圧迫のための綿を固定して終了です。

今回の手術でワキガは治ります。

また熊本の方のワキガ手術(ミラドライ後再発)でした

以前東京でミラドライを受けたものの正確には再発ではなく、ご本人の感覚的には効果ゼロだったということでした。

切開してアポクリン腺を露出確認すると

多量のアポクリン腺です。

アポクリン腺を丁寧に除去

いつも真ん中の写真だけ掲載していますが隅の隅までアポクリン腺は除去

内側端

外側の真ん中と

外側端

広く除去しているので多数のアンカー縫合が必要となります。

今回の手術でワキガから解放されます。

3回目のワキガ手術でした

この方も関西の方でした。

1回目はかなり以前にイナバ式手術を受けたもののワキガ臭が気になり、5~6年前に東京で2回目の剪除法での手術を受けたものの改善しなかったということでした。

2回目の手術を受ける時にはすでに当院のことも知っておられたようで、東京で手術を受けるか当院で受けるか迷われたようですが、保険で手術を行える東京での手術を選ばれました。そこでの手術中に担当医がアポクリン腺はないので早く終わらせるように助手のドクターに指示していたということでした

病理組織検査も行ったということで、後で結果をきいたところ『アポクリン腺は認められたがこれくらいなら大丈夫』と説明を受けたそうです。どういうこと?

しかし臭いが気になり当院へ手術を受けに来られました。

左右とも前回手術範囲の周囲にアポクリン腺遺残と思われるところがありました。

瘢痕部分はわかりにくいですね。

アポクリン腺の層をすべて除去

そしてアンカー縫合

タイオーバーの糸が11本あります。

これは範囲が非常に広いことを意味しています。

4時間20分の手術でした。