今日はミラドライを2回受けたものの効果は1ヶ月でなくなったというケースです。
切開してアポクリン腺を含む層を露出します


白い瘢痕組織ができているのでミラドライに何らかの作用があるのはわかります。
でも瘢痕組織を除去してみるとアポクリン腺が見られます。

すべて丁寧に除去すると


今日も広範囲の手術となりました。



今日はミラドライを2回受けたものの効果は1ヶ月でなくなったというケースです。
切開してアポクリン腺を含む層を露出します


白い瘢痕組織ができているのでミラドライに何らかの作用があるのはわかります。
でも瘢痕組織を除去してみるとアポクリン腺が見られます。

すべて丁寧に除去すると


今日も広範囲の手術となりました。

他院ワキガ術後再発のケースが続いています。
前回は保険診療で剪除法手術を受けたということです。
切開してアポクリン腺を露出。たくさん残っています。


すべて丁寧に除去



広範囲にきちんとアポクリン腺は取り除き、丁寧に縫合しました。
今回の手術でワキガは治ります。
前回手術を受けたクリニックにワキガの相談に行った時に『ワキガ治療をしたいが仕事で休めない』と相談すると『では超音波吸引法で治療しましょう。8割は臭いがなくなります』と説明され手術を受けられたそうです。
ここは保険で入院させて剪除法を行っているクリニックですが、剪除法との違いの説明もなく、超音波吸引法に決まったということでした。
費用は約20万だったそうです。
治療した後、左の臭いは3割くらい減ったものの右の効果はゼロでまったく臭いの減少を感じなかったということでした。
今回は絶対再発しない手術を受けたいということで探して当院を選ばれました。
わきを切開してアポクリン腺を露出すると

多量のアポクリン腺を認めます。

これで8割減???
アポクリン腺を丁寧にすべて除去すると


今回はきちんとアポクリン腺を除去しているのでワキガはなくなります。
10割減です。
1度目の手術は静岡で吸引法、2回目の手術は東京で剪除法で手術を受けたもののどちらも効果を感じられず、今回3度目の手術は当院で剪除法の手術です。
この方はカウンセリングの時点ではっきりワキガ臭がわかったのでアポクリン腺が残っていることが確実でした。当院の手術はアポクリン腺をすべて確実に除去するので手術すればワキガが治ることはその時点で確定です。
実際に切開してアポクリン腺を露出

アポクリン腺に青丸をつけると

たくさん残っています。反対側も多量です。

前回までの2回の手術で全く除去できていないことがわかります。
すべてアポクリン腺を除去


剪除した部分はすべて丁寧にアンカー縫合

実はこの方は他院で2回目の手術を受ける前には当院のワキガ手術のことを知っておられたそうです。
しかしワキガは治らず、今回は当院で治療を受けられました。
今回の治療でワキガは治ります。![]()
他院剪除法術後の再発というかご本人によると臭いも汗も一瞬たりとも治ってもいないということでした。
前回の手術前の説明では8割治ると言われたそうです。
切開してアポクリン腺を露出すると全方位にアポクリン腺が残っていました。
外側治療前

外側治療後

前側治療前

前側治療後

内側治療前

内側治療後

後側治療前
後側治療後
今回の手術範囲は前回の3倍くらいになりました。
以前の手術で剪除されている風な部位が3割以下?? 8割治るという説明なのに???
確かにこれでは効果は感じられないでしょうね。
今回は丁寧にすべてのアポクリン腺を除去しました。
今回は必ず効果を実感していただけます。
今回は他院で剪除法を受けられた方の再手術です。
まずアポクリン腺をお見せします。

どこがアポクリン腺かわからないと思いますのでわかりやすいところに赤マークを付けると

黄色いのは脂肪で毛根のあるところに少し褐色がかって見えるのがアポクリン腺です。
マークを付けているところ以外の毛根周辺にもアポクリン腺が残っています。
拡大せずに遠景で見てみると反転しているところ以外のワキにも毛がたくさん残っているのがわかります。

めくり返しているところにもそうでないところにも毛がたくさん生えているのがわかります。

つまりアポクリン腺がきちんと除去されていないところがたくさんあるわけです。
剪除法は最も確実なワキガ治療ですが、このようないい加減な除去の仕方だと当然治りません。
今回の手術ではすべて丁寧に除去


アンカー縫合とタイオーバーの糸を縫い付けたところです。

非常に広範囲に手術していることがわかります。
アポクリン腺をすべて除去しなければワキガは治りません。
逆にアポクリン腺をすべて除去すればワキガは治ります。
ワキガの再発と書きましたが、正確にはいったん治ってからまた臭いがしはじめたのではなく、ミラドライを受けたもののまったく臭いが治らなかったケースです。
治療前の説明では臭いはゼロにはならないが8割軽減すると説明を受けたということでした。
いつも通り切開して内部を見ると


この写真ではアポクリン腺の腺体がはっきりわかりませんが、瘢痕の下に多量のアポクリン腺が存在します。8割減っているとは到底思えません。
すべて丁寧に除去すると



薄くピンクに見えるところがアポクリン腺を除去した範囲です。
術前にマークしたオレンジのラインが内側部分以外ほとんど消えてしまっていますが、中央や外側はそのオレンジの範囲よりかなり広い範囲にアポクリン腺が存在し、それを除去しています。これは外から見るだけではアポクリン腺の範囲はわからないということを意味します。だから内部をきちんと見ながら汗腺を除去する剪除法でないと治らないわけです。

左側もアポクリン腺が存在するは広範囲でしたがすべて剪除し、きれいに治すためのアンカー縫合を細かく行いました。
これでワキガは完治します。
今回も他院吸引法術後のワキガ手術でした。
吸引法を受けたクリニックにワキガが治っていないことを伝えると『治っているはず』とまったく耳を貸さなかったということでした。
わきを見ると毛がたくさん残っています。

毛がたくさん残っている=毛根が残っている=アポクリン腺は毛の生えるもと近くにあるので除去できていない=わきがが治っていない と充分に予想できます。
切開すると


瘢痕に覆われたアポクリン腺をすべて丁寧に除去


今回の手術でワキガは治ります。
お子様のワキガ手術についてのQ&Aはこちらです。
『思春期のワキガは手術しても再発するので手術しない方がいい』と説明するクリニックもありますが、当院でワキガ手術をした方は思春期も含め再発した方はこれまでおられません。
ではその違いはどこにあるのでしょう?
ワキガの再発というのは本当は再発でなくアポクリン腺の取り残しだと僕は考えています。
ここで詳しい説明を加えてみたいと思います。
手術前のワキです。

毛の生えている範囲をマークしてみると

そして切開を加えてアポクリン腺を露出すると

真ん中には多量のアポクリン腺があります。
しかしアポクリン腺が存在する範囲をどんどん追いかけながら剥がしていきその先端まで指を差し込んでみると

毛の範囲をはるかに超えて剥がしているのがわかります。
その剥がした一番先(指先部分)をひっくり返してみると

まばらではありますがここにもアポクリン腺が見られます。
わかりにくいかもしれないのでアポクリン腺をマークすると

このアポクリン腺も含め、アポクリン腺はすべて丁寧に除去します。

もう一度元に戻ってアポクリン腺を除去した範囲を見てみましょう。
赤く囲った部分がアポクリン腺を除去した範囲です。

そしてわき毛が生えていた範囲をオレンジでマークして示すと

毛の範囲をはるかに超えて手術しているのがわかります。
広く手術するということはその分大きなダメージを与えるわけですから、傷をできるだけきれいに治すために丁寧に縫合します。

一般的にアポクリン腺を除去する範囲を決める時にわき毛の範囲を参考にして範囲を決めることが多いと思いますが、このケースでは毛の範囲とアポクリン腺の範囲が全く違っているわけです。
つまり毛の範囲だけを手術していてはアポクリン腺は全くとり切れないことになります。
剪除法だけが目で確認しながらアポクリン腺を除去しており、目で確認しない治療方法はそもそもアポクリン腺の存在する範囲がわからないまま治療しているのです。
しかもその剪除法でもアポクリン腺をきちんと確認して除去しなければワキガは治りません。
ワキガが治るかどうかはアポクリン腺が本当に取り切れているのかどうかにかかっていると思います。
お子様のワキガ手術についてのQ&Aはこちらです。
今回も他院手術後の再発のケースです。
ワキに毛が多量に生えていました。
脇毛が多量に残っている時点で前回のワキガ手術が不充分なことが予想されます。
前回の切開は2本でした。
僕は2本にするメリットがあると思えないので必ず1本の切開で行っています。
切開を加えるとワキの真ん中に分厚い瘢痕があってその奥にアポクリン腺が残っていました。


瘢痕があるということは前回の手術ではそこを手術しているわけですが、その場所にアポクリン腺が多量に残っているので前回の除去の仕方が非常に不充分だと感じます。
瘢痕部分だけでなく、その周囲もアポクリン腺がある部分はすべて除去しました。


手術時間は3時間45分でした。
これでワキガもワキの多汗も治ります。
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