さくら美容クリニック院長の棒谷です
吸引法1回とミラドライ2回治療受けて汗は減ったものの臭いが治っていないということで当院での剪除法手術を希望されました。
切開しアポクリン腺層を露出


瘢痕に覆われているためこの写真ではアポクリン腺がわかりませんが、右は前面に左は内側にアポクリン腺が多く残っていました。
全体をきっちり除去


丁寧にアンカー縫合

前回のミラドライの範囲が広くそれより広く手術したためかなり広範囲の手術となり約4時間45分の手術となりました。
これでワキガは治ります。


さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回も他院術後再発で福島の方です。
剪除法を受けた後に吸引法も受けられています。
切開してアポクリン腺層を露出


これらの写真では瘢痕のためアポクリン腺がわかりにくいですが、前側を見るとアポクリン腺がわかります。

わかりやすいようにこの写真でアポクリン腺だとわかる部分にマークすると(実際に肉眼でみるともっと全体的にアポクリン腺だと思います)

こうしたアポクリン腺が瘢痕の下や周囲に残っているのです。
剪除法の術後に吸引法をするのは意味がありません。瘢痕は固く吸引法ではほとんど除去できないからです。
剪除法術後の再発を治せるのは剪除法だけです。そもそも剪除法以外の手術では初回手術でもきちんとアポクリン腺は除去できませんが・・・
すべて削ぎ取ると



そして丁寧にアンカー縫合

広範囲でしたので約3時間45分の手術でした。
これでワキガはなくなります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回も他院術後再発でした。
汗と臭いを気にして治療を受けられたのですが、臭いも人に指摘され、汗が減った期間はわずか1ヶ月だったそうです。
切開しアポクリン腺を含む層を露出



すべて丁寧に除去



そしてアンカー縫合

これでアポクリン腺が原因のワキガもエクリン腺によるワキの多汗も治ります。
次の写真は術前のワキです。(左ワキの方が傷がわかりやすいので左ワキです)
オレンジで囲んだ範囲は今回の手術でアポクリン腺を除去しようとデザインしたラインです。(最終的には中を確認して範囲を決めて除去します)

右の方に前回の手術で器具を差し込んだ穴が残っています。
マークを付けると

赤丸で囲んだところに白い傷があります。
前回の他院での手術ではここから器具を差し込んでアポクリン腺を除去しているのです。
この穴から器具を差し込んで傷より左側のアポクリン腺を除去していることになります。

つまり赤線のラインより左側しか手術しておらず、赤線のラインより右側はそもそもアポクリン腺は除去されていないわけです。
しかも手術されているはずの部位も不完全なのです。
『臭いは完全には治らない』とか『再手術は絶対にできない』ということを強調する場合には注意が必要だと思います。
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