美肌治療レーザーの使い分けはこんな感じ

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

HPにも掲載されている美肌治療に使う美容機器の使い分けをバージョンアップしてみました。

この表だけだと完全には理解できず、実際に診察してご希望もおききしないといけませんが、おおまかな印象としてはこのように使い分けています。

これ以外にもシミやたるみには効きませんがダーマペンや水光注射などもあります。

いろんなシミ治療があるのには意味がある

光治療器1台あればなんでもできるとか逆にレーザーが1台あればなんでもできるというようなことはありません。

シミも真剣に治療していれば、いろんな治療器が欲しくなります。(これはシミ治療に限ったことではありませんが)

美容治療器は高額で1千万円する機械なんてざらにあります。

つまり多くの機器を導入するには多額の費用がかかります。

このため導入する機器をしぼって導入せざるを得ないケースも多くあると思います。

元がとれそうな機器だけを選んで導入するわけです。

それはそれで構わないのですが、その機器では治せないシミまで治療するケースが後を絶ちません。

この話は以前もしたことがありますが、今のように多数の機器を持っていない時に自院でベストな治療ができないシミの患者さんに相談を受けた時には○○レーザーを導入しているクリニックで治療を受けた方がいいと他院での治療をすすめた時もあります。

良心をもった人としては当然のことで自慢にもなりませんが、残念ながらそのようにされていないことも多いため美容治療への風当たりが強いこともあるのだと思います。

事前にある程度知識を得たうえで治療方法や治療を受けるクリニックを選ばれることをおすすめします。

 

 

FDA承認の美容機器を使っています

美容クリニックで使用されている美容機器の多くは海外で開発され作られていて、それを輸入して国内で使われていることがほとんどです。

最近そのことが問題視されていて何らかの基準を作って国内でも認可する方向で進んでいるようです。

美容機器が宣伝されているような効果を本当に持っているのかやその安全性も公的に証明されていないものもたくさんあります。

FDAという言葉を聞かれたことがある方も多くおられると思いますが、FDAはアメリカの機関で日本の厚生労働省にあたる組織です。

日本でも美容治療トラブルに対する保険があるのですが、その際にもFDA承認を受けた機器によって起こったことであれば保険がきくけれども、そうでなければ保険がきかないというようなことあることからもわかるようにFDA承認を得ているかどうかが大きな基準になっています。

このためさくら美容クリニックでは同じ治療目的の装置でもFDA承認の機械と承認されていない機械があれば、FDA承認を受けた機械を導入するようにしています。