当院で行っているわきが手術は直視下剪除法です。
直視下 目で見ながら
剪除法 そぎとる方法
つまり目で見ながら汗腺を確実に除去する方法です。
わきが手術を行っている医師であれば直視下剪除法が最も確実な方法であるということはわかっていると思います。
僕が行ったわきが手術では開院以来15年近くそれ以前も含めるとさらに長く再発がありません。
デメリットは切る手術であるということです。
きっちり切るがためにダウンタイムや傷跡の問題があります。
特に傷跡をいかにきれいに治すかということが重要です。
ずっと以前はわきが手術の時間が1時間40分くらいでしたが、最近は3時間を超えることもしばしばです。
これはきれいに治すための処置に時間がかかっているためです。
患者さんから他のクリニックで『時間が短い方がいい』と言われたとかアンカー縫合という縫合を多くすると跡が残るので『アンカー縫合は少ない方がいい』と言われたというようなお話を聞きます。
それは僕が以前通ってきた道です。
昔はアンカー縫合も少なく、もっと短時間の手術だったのです。
少し考えていただくとわかると思いますが短時間で済むなら僕も楽ですし、手術数も増やせて売り上げも上がります。
でもよりきれいに治したいということを追求してきて今の手術になっています。
ただいくらきれいに治そうと思っても体質の問題もありますし、傷跡を気にされる方もなかにはおられると思います。
当院ではワキガ臭は完治させた上でできうる限りきれいに治すような手術を行っています。
今が完成形と思っているわけではなくさらにきれいに治すために常に向上しようとしています。