ニキビの治療方法は以前に比べ、かなり進化しています

10年くらい前までは日本のニキビ治療は世界標準から大きく遅れていて、その頃まではニキビ治療といえば、菌を殺す薬を飲んだり、塗ったり、イオウを含むローションで乾燥させるというような具合で、今は標準治療薬のひとつとなっているディフェリンが使えませんでした。

ディフェリンはビタミンAの仲間で、弱いピーリング作用があり、皮膚の代謝を正常化させる作用があります。

ディフェリンが登場する前は、ケミカルピーリングが、美容のクリニックで広く行われていて、その効果に気づいた皮膚科の先生にも広く使われていました。

ディフェリンが保険で使用できるようになった当初は皮膚科の先生も慣れていなかったようで、患者さんに『保険でディフェリンが使えるようになったからまずは保険診療を受けてみるのがいいよ』と患者さんに説明して紹介しても、当の皮膚科では使用してもらえないというようなことがよくありました。

今ではディフェリンの認知もすすみ、 過酸化べンゾイル なども加わって、そうしたことはなくなりました。

皮膚科学会のニキビ治療ガイドライン

ただやはり保険診療ではニキビ跡のくぼみはなおせませんし、ニキビがひどい場合にはなかなかニキビをコントロールできないこともあると思います。

ひどいニキビの場合はビタミンAの薬の内服が効果があるのですが、国内では認可されておらず、肝障害や精神障害、妊娠すれば奇形児ができてしまうなど様々な副作用があって使いやすい薬ではありません。

しかし治療方法の進化によって、保険診療では使用できない機器を使った治療でにきびやニキビ跡をかなり治せるようになっています。

ただ自費診療は高額になりがちですので、標準治療で改善が見込めそうなケースは無理に当院での施術をおすすめせず、まずは保険診療での治療をおすすめすることもあります。

ニキビ治療希望で来院された方にまずは保険診療でのニキビ治療を受けてみられることをおすすめすると『なぜ?』とよくわからないような顔をされることがあるのですがそのような事情があります。

もちろん費用がかかっても問題ないということであれば、より早く治せる方法はあります。

 

 

 

FDA承認の美容機器を使っています

美容クリニックで使用されている美容機器の多くは海外で開発され作られていて、それを輸入して国内で使われていることがほとんどです。

最近そのことが問題視されていて何らかの基準を作って国内でも認可する方向で進んでいるようです。

美容機器が宣伝されているような効果を本当に持っているのかやその安全性も公的に証明されていないものもたくさんあります。

FDAという言葉を聞かれたことがある方も多くおられると思いますが、FDAはアメリカの機関で日本の厚生労働省にあたる組織です。

日本でも美容治療トラブルに対する保険があるのですが、その際にもFDA承認を受けた機器によって起こったことであれば保険がきくけれども、そうでなければ保険がきかないというようなことあることからもわかるようにFDA承認を得ているかどうかが大きな基準になっています。

このためさくら美容クリニックでは同じ治療目的の装置でもFDA承認の機械と承認されていない機械があれば、FDA承認を受けた機械を導入するようにしています。

 

 

 

 

匂いで男性を魅了する?

『男性は妊娠しやすい女性の匂いを好む』という研究結果がスイスの大学から発表されています。

ニュース

『エストロゲンの分泌量が多く、プロゲステロンの分泌量が少ない女性が、男性の嗅覚を最も強く惹きつける』ということでこれはとりもなおさず妊娠しやすい時期の女性の匂いということを意味します。

それなら若い人にしかあてはまらないじゃない?がっかり??

この発表では『どの香水よりも妊娠しやすい女性の匂いを好む』となっていますが、もしも香水で似せることができるなら

いずれはそんな香水ができるかも😉

レチノールに首のしわを改善させる効果が発見された?

資生堂がレチノールに首のしわを改善させる効果があるという発表をしたようです。

ニュース

発見となっていますが、しわに効くこと自体は特に目新しいことではなく、わかっていることです。

ご存知の方もおられると思いますがレチノールはビタミンAの仲間です。

ビタミンAには皮膚の代謝を改善させる効果があり、しわ治療以外にも保険診療ではかなり以前からディフェリンというビタミンAの仲間が、にきび治療薬として使用されています。

レチノールというのはビタミンAの中では作用が弱く、同じビタミンAの仲間でもレチノイン酸と呼ばれる形の方が作用が強く、これもディフェリンがメジャーになる前から医薬品としてしわやしみ治療にも用いられています。

ただ効果が強いものは副作用も強いことが多いように、レチノイン酸では乾燥や皮むけがおこることがあります。ディフェリンでも乾燥や皮むけや一時的なにきびの悪化で使用を中止した方も多くおられることと思います。副作用を防ぐにはしっかり保湿しながら使用することです。

作用が弱いとはいえレチノールでも副作用がでる方はおられると思いますので、使用してみる方は効果や副作用をよく観察しながら保湿もしっかり行い、使用するようにします。

またレチノールの中でも種類や濃度によって効果に違いがみられるので、興味のある方は美容皮膚科に相談されてみられるのがいいと思います。

日焼けをすることで老化が進む動画を見せると日焼けをしなくなる?

老化の過程を画像で見せるソフトがあります。

そのソフトを使って日焼けすると肌の老化が早まるのを見せるとそれを見た人が日焼けを避ける傾向になったそうです。

関連記事

たばこも日焼けも確実にしわやたるみ、しみなどの肌の老化を引き起こしますが、日光に当たること自体はビタミンDの活性化に必要ですので適度の日焼けは悪いことばかりではありません。

ビタミンDは大切なビタミンですから本当に日光に当たらないようにしているなら、別に摂取することが必要になると思います。

4日5日は美容皮膚科学会です

今日明日は東京有楽町の東京国際フォーラムで日本美容皮膚科学会があります。

プログラムを見るとすごく新しいことは見当たりませんが、さらに治療効果をアップさせるためにも勉強してきます。

どの学会でもいくつかヒントになることはあります。

新しい肌治療が登場するかもしれません

新しい治療をはじめる時にはまず自分で試すことが多いのですが、最近もチャレンジしました。


効果と副作用がでないことを確かめるため普通に行われる条件よりも強く行ったので、日焼けしたときのように皮むけしました。


効果を比較するために顔は半分だけ行いました。


この経過が良ければ、新メニューとして登場するかもしれません。

美肌治療を行ってから、時間がたってさらに効果がでました

ちりめんじわや毛穴を改善する美肌治療を数回受けられて、その時ももちろん肌の状態は良くなるのですが、1年以上経ってからさらに肌がきれいになったという声をよくお聞きします。

その治療は2つあってどちらも細い針で顔の皮膚に細かな穴をあける治療なのですが、ひとつはビタミンAを用い、もうひとつは赤ちゃんの臍帯血由来の細胞の培養液から作られた薬剤を使用する治療です。

1年以上経ってからというのは、皮膚の代謝の周期が約1ヶ月であることから考えると不思議なことですが、そうおっしゃる患者さんがかなりおられるので実際にそうなんだと思います。

治療することがきれいになるための合図となって持続的に改善がすすむようです。

興味深い現象です。

また電子たばこの危険性の話題がありました

ニコチンを含む電子タバコで脂肪肝になるという発表が最近されています。

ニュース

日本ではニコチンを含む電子たばこは販売されていないようなのですが、本物のたばこ、電子たばこを問わず、やはり禁煙するしかないということでしょうか?

僕も含めクリニックのスタッフは全員たばこは吸っていません。

たばこを吸われている方はしわが多い印象があります。