お盆前の土曜日はサーマクール、PRP、二重手術、各種カウンセリングと施術でいっぱいでした。
わきがの相談もありましたが、あいかわらず他院治療後の再発の方が複数おられました。
治らない治療に注意が必要です。
お盆前の土曜日はサーマクール、PRP、二重手術、各種カウンセリングと施術でいっぱいでした。
わきがの相談もありましたが、あいかわらず他院治療後の再発の方が複数おられました。
治らない治療に注意が必要です。
高周波で顔の引き締めを強く行えるのがサーマクールです。
たるみとり・リフトアップ治療としては最近はウルセラを行うことが多いのですが、皮下脂肪が多い場合は減量という意味ではサーマクールの方が効果的なことがあります。
今回のサーマクールの方もかなりの顔痩せ効果がでていました。
ご自身で痩せられたのもプラスされているのかと思い、体重が減って痩せられてないかを尋ねたのですが、体重はかわらず他の部位は痩せていないということでしたので完全にサーマクールの効果でした。
以前にPRPなどを受けられている方が、今回はサーマクールを受けられて4か月経ちました。
サーマクールで小顔になって喜んでおられました。
この方は40代後半の方なのですが、『周囲の反応はいかがですか?』とたずねると『実は若い男性に声をかけられるようになりました』と喜ばれていました。
たるみが気になる場合にどんな治療があるのか?
昔はたるんでいる部分を切り取って縫い縮める方法しかありませんでした。
治療後の傷跡や腫れや内出血などのダウンタイムもあり、誰もが簡単に受けれる治療ではなかったんですね。
切る手術しかない時代はクリニックにカウンセリングに来られても話を聞いて治療を断念される方がほとんどでした。
その後切らない治療がいくつもでてきました。
1つは糸で吊り上げる方法で、ギザギザのかえし(トゲ)がついた糸を皮膚の下に挿入し、脂肪などの皮下組織をひっかけてずらす方法です。
この糸の治療の中にも種類があって、吸収する糸を使う方法と吸収しない糸を使う方法、そしてフローティングタイプと呼ばれる固定しない方法と側頭部の筋膜や筋肉に固定する方法があります。
吸収しない糸や側頭部に固定する方法は副作用が問題となることがあり、吸収する糸を使って固定しない方法が多くなっています。
もうひとつは手術でなく、機器を使ってたるみを改善する方法です。
その中で代表的なものがウルセラシステム(ウルセラ)とサーマクールです。
ウルセラはHIFUと呼ばれる治療の1つで超音波を使う方法でサーマクールは高周波を使う治療です。
どちらも皮下を高温にして効果をだす治療で、簡単に言えばお肉を焼くとお肉が縮む原理です。
今はそんなことはありませんが、サーマクールは昔は本当にやけどを起こしてしまうことがありました。
サーマクールはボリュームが減りやすく、ウルセラはリフトアップ効果が強い治療になります。
では糸を使う方法がいいのか、機器を使う方法がいいのかという話ですが、僕自身は機器を使った治療で様々な工夫を行った結果、長期に効果を感じていただけるようになったのでウルセラやサーマクールの治療を好んで行っています。
先日の美容外科学会で糸を使ったたるみとり治療は半年で効果がなくなるという話だったのですが、今日ウルセラの1年検診をされた方も十分効果が続いており、ご本人も満足されていました。
最近老化が目立つようになって娘さんに治療をすすめられたそうでウルセラとPRPを行うことになりました。
最近は若返り治療としてウルセラとPRPの併用治療を受けられる方が増えています。ウルセラは頬や顎下のたるみを改善するのを得意とし、PRPは目の下のたるみやくぼみ、ゴルゴライン、ほうれい線、マリオネットラインなどしわやくぼみを改善するのを得意としています。
これらの治療を組み合わせると単純に計算すると1+1=2となるはずですが、実際には2以上の効果を得られることも少なくありません。
ウルセラは皮下組織の一部をやけどさせ、それが収縮することでたるみを改善します。皮膚表面はやけどはしません。皮下組織はやけどするわけですから強く照射すればある程痛みがあるわけですが、優しく照射すればやけどが少なくなり、要は効果が減ってしまいます。
サーマクールもそうなのですが、治療を受けた患者さんを見ているとやはり強く照射した方が効果が高いので、可能な限り強く照射するようにしています。
ウルセラは表面がやけどすることはほぼありませんが、サーマクールは昔は表面がやけどすることもありました。
今のサーマクールと機械も照射方法も違ってはいましたが、昔はかなりの確率で腫れることがありましたし、時々はやけどしていたわけです。
男性は痛みに弱く、すぐギブアップしてしまう傾向がありますが、女性は痛みに強く、やけどをするほど我慢できていたのです。
今思うとよく頑張られていたなと思います。
今はそこまで強く照射することはほぼないのですが、以前そこまで強く照射していたこともいい経験となっています。つまり限界がわかるのです。
ウルセラは表面はやけどしないのですが、皮下組織はサーマクールより強くやけどしています。それがリフトアップ効果の高さにつながるわけです。
ウルセラは表面はやけどさせないように、皮膚のエコー画面をみながら数ミリ先をやけどさせます。ウルセラはHIFUという治療の1種ですが、皮膚のエコー画面をもたない(つまりどこがやけどしているのか確認できない)HIFUの装置もありますが、それだと怖くて強く照射することが困難です。
安全に高いリフトアップ効果をだすことができるのがアメリカの厚生労働省にあたるFDA承認のウルセラ治療です。
娘さんに治療を受けることは伝えられていないようですが、伝えずに何をしたかも知られずに大きく若返っていただくことが目標です。
『えっ?なぜ若返っているの?』と。
しっかり効果がでるように治療する?
当たり前ですね。
でもとある学会での話です。
『サーマクールは昔はすごく痛い治療だったけど、サーマクールの機械も治療方法も進化して今は痛くない治療になりました』という説明がありました。
でもそのあとこの講演をしたドクターが、少し小声で、『本当は強くやった方がよく効く、でも痛がらせると次回してくれなくなって営業面でマイナスになるので弱くしている』と本音を漏らしておられました
僕は効果をきっちりだすことが大切だと考えているので、できるだけ強く治療を行うようにしています。
もちろんただ強く治療するのではなく、さまざまな工夫をしてできるだけ痛みを軽減させて、そのうえでできるだけ強く治療するようにしています。
もちろんいくらでも弱く治療することは可能なので、痛いのが嫌で痛くないのが優先であればそのように治療することも可能ですし、違った選択肢もあります。
最近サーマクールを受けられた方で、すごく強く照射できた方がおられました。
この方は数年おきに何らかのたるみとり治療を受けられています。
ウルセラもそうですが、強く照射すればやはり明らかに効果が違い、やはり強くたくさん照射すれば効果はアップすると思います。
サーマクールは昔は受けられた方のほぼ全員が腫れていましたし、たまにやけども起こしていました。それほど強い照射を行っていたわけです。
今はやけどするほど強い照射はしなくなりました。
でもやはり強く照射した方が効果は上がっていると感じます。
今回はかなり強く照射できたので結果が楽しみです。
サーマクールCPTとPRPの併用治療後の1ヶ月目の検診がありました。
どちらも3ヶ月~6ヶ月かけて効果が増していくのでまだ完成形ではありません。
ただまだ1ヶ月にもかかわらず、すでに顔が引き締まってひとまわり小顔になり、目の下のたるみやゴルゴライン、ほうれい線も改善されていました
今まで髪の毛でフェイスラインを隠すようにしておられたのですが、改善したため自信がついて髪をバッサリ短く切られたそうです
最近同窓会もあったようで、その中でも一番若いと褒められたそうです
強力なたるみとり治療として、ウルセラもサーマクールもありますが、その方のお顔の状態に応じておすすめする治療が異なり、この方にはサーマクールCPTをおすすめしました。
まだ治療して1ヶ月ですのでさらに効果はすすむと思います
サーマクールとPRP治療を行った後、1年1ヶ月経った方の検診がありました。
サーマクールで頬が引き締まったことで顔痩せして見えました。
さらにPRP治療でほうれい線や目の下のくぼみが改善されていて、全体の若返りを自覚されニコニコ喜ばれていました
喜んでいただけるとうれしいです
3年半前にサーマクールとPRPを受けられた方が再度若返り治療を希望されて来院されました。
3年半前に治療した時点で、サーマクールによって頬が引き締まって小顔になり、PRP治療によって、目の下のくぼみやほうれい線は改善していました。
今回少し時間が経ったので再度の若返り治療の希望でお越しになられたのですが、3年半前のサーマクールとPRPの治療前の写真と現在の状態を比べるとまだ効果はかなり残っていました。
でもさらなる若返りを希望されて治療することになりました。
今回は前回受けたサーマクールでなく、ウルセラを選択され、ウルセラとPRPの複合治療となりました。
ウルセラとサーマクールの違いですが、どちらもリフトアップに使用されるわけですが、ボリュームを減らす効果を求める場合はサーマクール、どちらかというと痩せ顔でリフトアップしたい場合はウルセラがおすすめとなります。
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