もう師走です

月日の経つのは早いですね。

11月も多くの方に若返り、美肌、二重、わきが治療などをお受けいただきました。

ありがとうございます。

テレビやネットでコロナで美容外科が流行っているというのを見聞きしますが、僕の印象としてはコロナだからというのは関係ないような気がします。

直接・間接の口コミの方が多かったり、リピーターの方が多かったりするためです。

それはさておき昨日もわきが手術がありました。

ブログに掲載希望です。

まずアポクリン腺です

いつもに比べるとモリモリ感は少ないですが、アポクリン腺はしっかり認められます。

すべて丁寧に除去

体格が小さい方でしたのでいつもより手術時間は短時間でした。

それでも2時間半くらいはかかりました。

これでわきが・ワキ多汗は治ります。

 

 

今日の方もヤフー知恵袋を見て来られました。

今日のわきが手術の方は九州から。

この方も昨日の方と同じでヤフー知恵袋をみて来られたそうです。

ヤフー知恵袋で五味クリニックと当院がすすめられていたそうです。

五味クリニックはすでに閉院していて当院しか選択の余地がなかったということでした。

アポクリン腺はしっかりありました。

除去すると

丁寧にきっちり除去したのでこれでワキガは治ります。

今日のワキガ手術の方も大阪からでした

先日も大阪の方でしたが今回も大阪の方でした。

先日の方は他院術後再発でしたが、今回ははじめての手術です。

広島の当院をなぜ選ばれたのかおききすると、いろいろ調べていてヤフー知恵袋に当院のことが紹介されていてそこから調べてこられたということでした。

アポクリン腺はたくさんありました。

広島まで来てよかったと思っていただけるようにすべて丁寧に取り除きました。

 

 

3回目の剪除法の手術:大阪から

今日も他院術後再発です。

大阪で2回剪除法を受けるもっまだわきが臭が気になるということで今回を含めると3回目の剪除法となりました。

剪除法が最も確実なわきが治療ですがアポクリン腺を取り残せば当然わきがは残ります。

前回の手術は1時間半くらいだったということですが、当院では広範に丁寧に行ったため約3時間45分の手術となりました。

瘢痕ごとアポクリン腺はすべて除去しました。

ブログにずっと書いているのでわきが再発の手術が続いているのがおわかりかと思いますが、わきが手術はきちんとした手術を行わないと治りません。

 

山口の方のワキガ手術

今日のわきが手術は再発ではなく初回の手術でした。

長い間悩まれていたそうですがやっと手術できる環境になられたようです。

アポクリン腺はたくさんありました。

アポクリン腺をきれいに除去

これは真ん中付近の内側ですが、脇の奥もきれいに除去すると

真ん中付近の外側は

さらに奥の腕寄り部分も丁寧に除去

要は真ん中付近だけを除去しているのではなく、アポクリン腺が存在する範囲はすべて露出して端から端までツルツルに丁寧に除去しているのです。

きちんとアポクリン腺を除去することでワキガは治ります。

わきが電気凝固法&レーザー治療後の再発の手術

今日の方は東京からです。

東京のクリニックで電気凝固法で複数回のわきが治療を受けるも全く臭いがかわらず、次には別のクリニックで何らかのわきがレーザー治療でこれも複数回治療を受けたものの臭いはまったくかわらなかったということでした。

今回は根治を希望して意を決して広島の当院まで来られました。

いつもながらアポクリン腺は多量に残っていました。

どこがどう電気凝固されているのかまったくわかりません。

アポクリン腺はすべて除去

今回はしっかり効果を感じていただけると思います。

4回目のワキガ手術:香川から

今回のワキガ手術の方も再発の方です。

ビューホット、ローラー○○○○法、剪除法をそれぞれ別のクリニックで受けられたそうです。

ビューホットとローラー○○○○法はそれぞれ40万円くらいかかり、他院での剪除法も入れるとすでに100万近くかかったようです。

ビューホットは効果が全くなく、ローラー○○○○法、剪除法は効果が一瞬だったということでした。

今回の当院での剪除法で4回目の手術となります。

すでに局所麻酔はしてしまっているので白くなっていますが、手術前のわきの状態です。

傷だけでなく、毛がたくさん残っています。

これだけ毛が残っているというのは3度わきが手術を受けた状態に見えません。

以前の手術では臭いも毛もほとんどなくなると説明を受けたということでした。

切開してアポクリン腺を露出します。

毛根のまわりのぷつぷつがアポクリン腺です。

あらゆるところに残っています。

白っぽい膜の下に毛根がみえます。

瘢痕の下に毛とアポクリン腺が大量に残っていました。

これをすべて除去すると

瘢痕が分厚く除去に手間取ったのと範囲が広範囲でしたので5時間45分の大手術となりました。

今回の手術でやっとわきがは治ります。

 

 

ワキガ治療に対する考え方

まずメールで最近患者さんからいただいた質問とそれに返答した答えです。

患者さんからの質問から

『剪除法のクリニック探しをしていて、SNSなどで症例写真を見て気になるところがありました。

貴院で剪除法を行った患者さんの手術後の特徴は以下のとおりでした。

①汗も臭いも全くなくなった。

②症例写真を見ると、半年以上経っても色素沈着が幅広に残っている。

一方で他院の患者さんの特徴は以下のとおりでした。

①汗も臭いも全くなくなるわけではない。

②半年くらいで傷跡が目立たなくなる。

①については文句なしで貴院の腕の良さが分かったところですが、

やはり②については、どのような違いがあるのか気になってます。

患者さんの声を聞くと、剥離時間が長い(それだけ丁寧に汗腺を取っている)のが影響しているものかと思っています。

貴院では、術後一年後の状態をあまり見ることがない、とのことでしたが、

一年後の状態が分からないのに「美容クリニックとして整容的にも工夫している」とは、何を根拠に仰っておられるのか気になりました。

可能な限りブログでも、術後の経過写真がアップされるとイメージつきやすいのかなと思ったりしました。

(患者さんの協力ありきかと思いますが)

関東の患者は病院探していると、東京のクリニックと貴院を比較するのが最終地点な気がします。』

 

それに対して次のようにお答えしました。

『ノウハウのすべてをここであかすことはできませんが、様々な工夫を行っており、時間的には剥離や剪除にかかる時間が長いのではなく、きれいに治すためのアンカー縫合などに要する時間が長いのです。

正確な比較といえるかわかりませんが、例えば10センチ切るのと5センチ切るのとはそもそも傷跡の残り方に差があります。どちらもきれいに縫い合わせれば10センチ切ったほうが傷跡が目立つ可能性が高くなります。

ただ10センチ切ってきれいに縫い合わせるのと5センチ切って適当に縫い合わせるかあるいは縫い合わせないのとでは10センチの傷跡の方が目立つかといえばそうでないかもしれません。

しっかり手術すればダウンタイムも長くなり場合によっては傷が残る可能性があるのは当然ですので、それを気にされるのであればワキガ臭が残ることはあきらめてダウンタイムの短い手術を受けられるしかないと思います。』

 

ここ最近わきがの他院手術後の再発の手術が特に多いのですが、数えてみると最近の13件の手術の内9件が再発の方でした。

最近の例では約7割が再発の方の手術ということになります。

つまりこの方たちの初回の治療はまったく無駄になってしまっているわけです。

この再発した方が治療を受けられたクリニックで治療を受けられた他の方はもしかしたら満足されているのかもしれません。でもアポクリン腺が多量に残っているケースも多々ありますから実際にはほとんどの方がわきが臭が治っていなくて気にされているかもしれません。

当院ではわきが臭は完全に治したうえで、できる限りきれいに治るように努力しているというだけです。

手術を丁寧に行っているだけでなく、手術後の処置もできるようにできるだけ診察に来られることもおすすめしています。傷が膨らんだ時には注射治療を行うこともありますし、色が気になる場合はレーザー治療を行うこともあります。術後2年は無料でこのような処置を行っています。これは1年以上たっても再発がない自信があるためこのようなことができるのです。ただ実際には1年以上経ってから診察に来られる方は少数です。これはきれいに治っているのか傷をあきらめておられるのかはわかりません。遠方から来られている方は来院しにくいのかもしれません。

どこでどんな治療を受けられるかは患者さんの自由ですし、その方にとってのベストな治療はひとそれぞれ違うのかもしれません。