今日も他院術後のワキガ再発の手術でした

今日も他院術後再発です。

ローラーを使ったわきが手術後のケースです。

術前の説明では『ワキガの臭いは7~8割軽減する』という説明だったもののご本人の自覚としては『効果はまったくなかった』ということでした。

脇を観察してみると毛がいっぱい残っています。

毛が残っている=再発ではありませんが、毛がいっぱい残っている=再発とほぼ言えます。毛根とアポクリン腺の場所が近いためです。

切開して内部を確認するとアポクリン腺が多量に残っています。前回手術でどこが除去できているのか全く分からないレベルです。

次の写真は一見ではアポクリン腺がはっきりしませんが

瘢痕を一部ひとかわ除去してみるとアポクリン腺が多量に残っているのが確認できます。

アポクリン腺はすべて丁寧に除去

これでワキガは100%治ります。

 

思春期でもワキガ手術を行っています

当院では思春期でもワキガ手術を行っていてこれまで再発された方はおられません。

もともと思春期での手術を勧めていたのではなく、手術希望の方がご相談にたくさん来られたのです。

はじめの頃は『思春期の場合もしかしたら成長と共に再発することがあるのかもしれません。』『再発すれば再手術が必要となります』と話して納得された方のみに手術を行っていましたが、開院以来15年以上経ちましたが再発された方がおられないのでその話はほとんどしなくなりました。

思春期でもご本人が気にされていることもたくさんありますし、親御さんがいじめを受けないかと気にされていることが多くあります。

小学生の手術もそもそも勧めていませんでしたが、どうしても手術を受けたいということで低年齢化し、今までの最小学年は小学4年生となっています。

今日の方も思春期での手術です。

アポクリン腺は広範囲に多量にありました。

すべてきれいに取り除くと

これでワキガを気にする必要はなくなります。

他院ワキガ手術後再発の再手術1年2ヶ月後

他院でワキガ剪除法を受けられたものの臭いは治らず、当院での治療を希望され手術を受けられました。

当院での治療前は

切開部分らしき傷跡と色素沈着があります。

毛もたくさん残っています。

当院でのわきが手術を受けて1年2ヶ月後です。

色素沈着が手術前より薄くなっているところもありますが、薄い色素沈着はまだ残っています。

毛はなくなり、もちろんワキガの臭いもなくなったままです。

傷跡の残り方には個人差があるのですべての方がこのように治るのではないと思いますが、逆にすべての方でひどい傷跡が残るわけでもないのがわかります。

わきが手術後長期に診察に来られる方がそもそも少なく、しかも診せに来られる方は傷跡を気にして診せに来られているので平均の傷跡のレベルが僕たちにもわからないのです。

当院ではわきがは完全に治した上でできるだけきれいに治るように手術や処置を行っています。

 

今日も大量のアポクリン腺でした

今日は男性のワキガ手術でした。

ネット検索されてこのブログを見られてお越しいただいたということでした。

広範囲に多量のアポクリン腺が存在しました。

すべて丁寧に除去しました。

再発せず1回の手術で治って患者さんには喜んでいただき、無再発記録を更新し続けられるよう常に丁寧に手術しています。

今日の手術は4時間半くらいでした。

またワキガ手術が増えてきました

最近の若返り治療は腫れることが少なく長期の休みを必要としないので、休みに関係なく治療できることが多いのですが、わきが手術はある程度の安静が必要なので休み前になるとやはり手術が多くなります。

このためかまたワキガ手術が増えてきました。

この方にもなぜ当院を選ばれたのか尋ねたのですが、ヤフー知恵袋でもすすめられているし、twitterでも勧められていたということでした。

アポクリン腺が密集しているタイプではありませんが、しっかりアポクリン腺を除去しました。

 

除去すると


これでワキガは治ります。

ワキガ手術11年後の経過写真

当院でワキガ手術を受けられて11年以上経った方が別の治療のカウンセリングにお越しいただいたのでその際にワキの検診を行いました。

その時に撮影した写真の掲載を許可いただきました。

少し皮脂がたまっているところがありましたので、それはこの後除去しました。

まったく跡がないわけではありませんがそれほど目立っていないと思います。

ただ治り方には個人差があるのと同じ傷跡でもそこ方によって気にされ方が違うと思います。

もちろんワキガとワキの多汗は治ったままです。

こうした結果の積み重ねできちんとアポクリン腺を除去すればわきがは治るんだという自信がさらに深まっていきます。