さくら美容クリニック院長の棒谷です。
当院で成長期に手術を受けられた方でもこれまで再発を経験したことはありませんので多くの方が手術を受けられています。
じゃあどれくらいの成長期の人が手術を受けているのかというと
何歳までが成長期という厳密な規定はないと思いますが、18歳くらいには身長の伸びが止まりますので一応18歳までと考えると、ある年を例にとると当院でワキガ手術を受けられた方が約180人でそのうち18歳までが約50人でしたから当院でワキガ手術を受けられる方の3割くらいが成長期の方となります。
仮に大学生(22歳まで)とすると80人くらいになりますからさらに多くなります。
なぜ手術に自信をもっているかというと手術を受けられた方でワキガ臭が確認できたことがないからなのですが、親戚がかなり前に何人か手術を受けていて結果を今も確認できるのですが、約18年くらい前に手術を受けた親戚も再発していないのです。
以前は『万が一ワキガが再発すれば再手術をする』と説明していたのですが、再発が確認できたことがないため、今はそうした説明さえしなくなっています。
ワキガを治すにはアポクリン腺をきちんと除去することが必要ですが、アポクリン腺をきちんと除去するということはある意味より大けがをさせるということなので傷を治す処置もしっかり行う必要があります。このためアンカー縫合も多数行うようになっています(アンカー縫合がすべてではありませんがこれも必要条件です)。
このような丁寧なワキガ手術を行うのは手術する側にとっても非常に面倒で時間も手間もかかる手術なのですが、ワキガを治すためには必要なことですので手抜きはしません。
これをカウンセリングから手術、術後処置までワンドクターで行っているわけですが、それにも意味があります。
再発しない手術を行うには、手術の技術と実は指や腕の力と面倒でもやり遂げる精神力・持久力が必要で術後処置も血が溜まれば除去することが必要ですがそれもきちんと見分けて必要な処置をきちんと行うことが大切なのです。
勤務医時代には自分がカウンセリングしても他のドクターが手術して再発し、それを僕が手術しなおすとか僕が手術しても術後処置を他のドクターが怠ったために経過が悪くなるというようなことを多く経験したために当院では他のドクターを雇って手術や術後処置をさせるということをしていないのです。
相談に行っても『成長期にワキガ手術をしても再発する』と説明される場合も多いかと思いますが、それは『アポクリン腺をきちんと除去する手術はしていない』『ワキガ手術に自信がない』と言っているのと同じだと思います。
そこでは成人が手術を受けても治らないと思います。
切らないワキガ治療でミラドライやビューホット、場合によってはレーザーなどが行われていますが、レーザーは効果がでる理論が僕にはまったくわかりません。(当院にはたくさんのレーザー機器がありその知識もありますが)他院でレーザーを8回行って効果がないと言われる方もおられますが、それはそうだろうなと思います。
ミラドライやビューホットは汗腺をヤケドさせて減らすという理論で、皮膚表面をヤケドさせずにアポクリン腺をしっかりヤケドさせられるならそれは理論的には理解できます。
手術時には切開して内部を見るわけですが、この3つのなかではミラドライがまだまし(ヤケドしている部分がある)だと思いますが、ただ実際にはアポクリン腺をしっかりヤケドさせられていないから当院に多くの方が再発し再手術に来られているわけです。
こうした治療では『ワキガはなくならないけどすごくましになる』という説明をして治療後にはにおいが気にならなくなる印象をもたせるわけですが、実際には治療後ににおいが改善していないと感じられる方も多いのです。
でも治療前に『ワキガのにおいは完全にはなくならない』と説明を受けているので、文句のつけようが難しくてあきらめている方も多いと思います。
僕が行っている剪除法がすべての方におすすめだと言っているのではありません。
切る手術なので傷跡が残るケースもありますから。
ワキガを完全に治さなくていいのであれば、もっといい加減な手術でもいいのですが、当院ではきちんとワキガを治す方針で手術を行っています。
