治療を受けて本当にワキガが治るのか確かめよう

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

ワキガ治療を受ける時には治療前に本当にワキガが治るのかをきちんと確認された方がいいと思います。

治療を受ける前の説明では『治療を受けるとほとんど臭いが気にならなくなる』とか『だいたい治る』とか説明を受けることが多いだろうと思います。それを信じて治療を受けたものの強い臭いが残り再手術を受ける方がたくさんおられます。

カウンセリング時に「では体臭対策ドットコムなどの体臭検査の専門機関で術後1年以上経ってから体臭検査を受けたら『ワキガ臭はなくなっている』とか『ほとんどしなくなっている』と診断されるのですか?」「臭いが明らかに残っている場合はどうしていただけるのですか?」ときちんと確認してみてから治療を受けるかどうかの判断をされるといいと思います。


開院以来再発なし
一度の手術でお悩み解決

九州のローラークランプ術後ワキガ再発の方の手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は九州の方でローラークランプ法で手術を受けたものの効果は1~2ヶ月しか続かなかったと言われる方の剪除法での手術でした。

ワキガ手術は術後3日目に圧迫除去の処置があるため今回の手術が年内最後の手術となります。

切開しアポクリン腺層を露出

この写真では瘢痕に隠れてアポクリン腺はわかりません。

この瘢痕の下にアポクリン腺は存在しています。

反対側では

この写真には写っているのですがわかりにくいのでマークすると

赤丸のところがアポクリン腺が露出しています。

ただマークしたところだけにアポクリン腺が存在したのではなく全体にアポクリン腺が残っていました。

すべて除去すると

全体にこのようにすればアポクリン腺は除去できています。

細かく丁寧にアンカー縫合

今回の手術でワキガは治ります。

成長期の方がどのくらい手術を受けているの?

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

当院で成長期に手術を受けられた方でもこれまで再発を経験したことはありませんので多くの方が手術を受けられています。

じゃあどれくらいの成長期の人が手術を受けているのかというと

何歳までが成長期という厳密な規定はないと思いますが、18歳くらいには身長の伸びが止まりますので一応18歳までと考えると、ある年を例にとると当院でワキガ手術を受けられた方が約180人でそのうち18歳までが約50人でしたから当院でワキガ手術を受けられる方の3割くらいが成長期の方となります。

仮に大学生(22歳まで)とすると80人くらいになりますからさらに多くなります。

なぜ手術に自信をもっているかというと手術を受けられた方でワキガ臭が確認できたことがないからなのですが、親戚がかなり前に何人か手術を受けていて結果を今も確認できるのですが、約18年くらい前に手術を受けた親戚も再発していないのです。

以前は『万が一ワキガが再発すれば再手術をする』と説明していたのですが、再発が確認できたことがないため、今はそうした説明さえしなくなっています。

ワキガを治すにはアポクリン腺をきちんと除去することが必要ですが、アポクリン腺をきちんと除去するということはある意味より大けがをさせるということなので傷を治す処置もしっかり行う必要があります。このためアンカー縫合も多数行うようになっています(アンカー縫合がすべてではありませんがこれも必要条件です)。

このような丁寧なワキガ手術を行うのは手術する側にとっても非常に面倒で時間も手間もかかる手術なのですが、ワキガを治すためには必要なことですので手抜きはしません。

これをカウンセリングから手術、術後処置までワンドクターで行っているわけですが、それにも意味があります。

再発しない手術を行うには、手術の技術と実は指や腕の力と面倒でもやり遂げる精神力・持久力が必要で術後処置も血が溜まれば除去することが必要ですがそれもきちんと見分けて必要な処置をきちんと行うことが大切なのです。

勤務医時代には自分がカウンセリングしても他のドクターが手術して再発し、それを僕が手術しなおすとか僕が手術しても術後処置を他のドクターが怠ったために経過が悪くなるというようなことを多く経験したために当院では他のドクターを雇って手術や術後処置をさせるということをしていないのです。

相談に行っても『成長期にワキガ手術をしても再発する』と説明される場合も多いかと思いますが、それは『アポクリン腺をきちんと除去する手術はしていない』『ワキガ手術に自信がない』と言っているのと同じだと思います。

そこでは成人が手術を受けても治らないと思います。

切らないワキガ治療でミラドライやビューホット、場合によってはレーザーなどが行われていますが、レーザーは効果がでる理論が僕にはまったくわかりません。(当院にはたくさんのレーザー機器がありその知識もありますが)他院でレーザーを8回行って効果がないと言われる方もおられますが、それはそうだろうなと思います。

ミラドライやビューホットは汗腺をヤケドさせて減らすという理論で、皮膚表面をヤケドさせずにアポクリン腺をしっかりヤケドさせられるならそれは理論的には理解できます。

手術時には切開して内部を見るわけですが、この3つのなかではミラドライがまだまし(ヤケドしている部分がある)だと思いますが、ただ実際にはアポクリン腺をしっかりヤケドさせられていないから当院に多くの方が再発し再手術に来られているわけです。

こうした治療では『ワキガはなくならないけどすごくましになる』という説明をして治療後にはにおいが気にならなくなる印象をもたせるわけですが、実際には治療後ににおいが改善していないと感じられる方も多いのです。

でも治療前に『ワキガのにおいは完全にはなくならない』と説明を受けているので、文句のつけようが難しくてあきらめている方も多いと思います。

僕が行っている剪除法がすべての方におすすめだと言っているのではありません。

切る手術なので傷跡が残るケースもありますから。

ワキガを完全に治さなくていいのであれば、もっといい加減な手術でもいいのですが、当院ではきちんとワキガを治す方針で手術を行っています。

ミラドライ3回ローラークランプ1回後のワキガ再発の手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回の方は以前ミラドライを3回、ローラークランプ法で1回ワキガ治療を受けられていますが治っていないということで当院での剪除法手術を希望されました。

切開しアポクリン腺層を露出

何度も治療を受けているのでさすがに多量の瘢痕です。

瘢痕ごとすべて除去

丁寧にアンカー縫合

今回も癒着が強く広範囲でしたので4時間半くらいの手術となりました。

気になっていたのがワキガ臭であれば今回の手術で治ります。

 

ローラクランプ法術後再発のワキガ手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回はローラークランプ法の術後です。

ご本人の臭いの感覚としては術後いったんは臭いが5割くらいになったそうですが、そこから2割くらい後戻りして3割くらい臭いが減ったくらいに感じるということでした。

もっときっちり臭いを治したいということで当院での手術を希望されました。

このブログを過去15年分くらい読まれたそうです

切開しアポクリン腺層を露出

局所的に多量に残っているというより全体に薄く残っている印象を受けます。

すべて除去

そして丁寧にアンカー縫合

非常に広範囲の手術となり、約5時間の手術となりました。

今回の手術でワキガは治ります。

 

 

ワキガ再発3度目のワキガ手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回も他院ワキガ手術後の再発です。

1回目はローラークランプ法、2回目は剪除法手術をどちらも他院で治療を受けたものの臭いは残り、当院での手術を希望されました。

切開してアポクリン腺を露出

パラパラと周囲にアポクリン腺が残っています。

わかりにくいと思うのでマークすると

赤丸部分がアポクリン腺です。

すべて丁寧に除去すると

そして丁寧にアンカー縫合

癒着がみられ範囲も広範囲でしたので約5時間半の手術でした。

1時間の手術と5時間半の手術は当然結果が違います。

これでワキガは治ります。

わきが再発の治療法も剪除法しか考えられない

おはようございます。

さくら美容クリニック広島の院長 棒谷 です。

今回はわきが再発の治療法に関する話題です。

最も確実なわきが治療は直視下剪除法ですが、ワキガ治療を受けて再発した場合の治療法は剪除法しか考えられないと思います。

わきが治療を行うということはアポクリン腺の層を除去したり、アポクリン腺を焼いたりすることでダメージを与えて働きを少なくしたりしているのです。

このため治療を行ったあと皮下組織が炎症をおこし、皮膚と皮下組織(脂肪)の癒着(くっつくこと)が起こります。

わきがが再発した場合アポクリン腺を除去するためには残っているアポクリン腺の層と脂肪の間を剥がす必要があります。

剪除法の場合皮膚を反転しながらその境界を目で確認しながら脂肪に切り込まないようにはがして除去することが可能です。

しかし他の手術方法では、この層を正確に剥がすこともできませんし、アポクリン腺の確実な除去ができません。

目で確認せずに剥がそうとしても手術部位が硬くなっているために剥がせずに結局は剥がすべき層より深い脂肪の層が裂けてしまいます。

脂肪が裂けると神経を傷つけたりすることがありますし、除去する必要のない脂肪が除去する側に残ってしまいます。

除去すべき残っているアポクリン腺と前回手術による瘢痕と皮下脂肪が除去する側に残ってしまうと除去した場合脇がくぼんでしまったりします。

しかも瘢痕ごと残っているアポクリン腺を除去するのは、目で見て除去する剪除法でさえ慣れないと難しいのですが、他の方法ではこれをきれいに除去することはできないので結局ワキガが治らないことになります。

繰り返しになりますが直接目でアポクリン腺を除去できる剪除法がもっとも確実なわきが治療ですが、再発の場合は剪除法でないと治せないといっても過言ではないと思います。

 

わきが治療の効果はすぐでます。

わきがが治っているかどうかは1年以上経ってから確認しないと意味がないと以前ブログで書いていますが、わきが臭がなくなるのに1年かかるわけでなく、わきがは治療直後に治ります。

いいかげんな治療を行っても数ヶ月効果がでることがあるので、再発を確認するために1年以上が必要だという意味です。

今回ワキガの再発の相談に来られた方は数ヶ月前に他院でローラーを使ったワキガ手術を受けられていました。

しかし治療を受けて2週間後にはもうワキガが再発し、しかも以前の臭いより強くなったように感じるということでした。

当院でのカウンセリング時にわきをガーゼで拭って臭いを確認すると明らかにワキガ臭がありました。

治療を受けたクリニックでワキガが治っていないと伝えると

『3カ月後くらいから効果がでる』と説明を受けたということでした。

すでに3ヶ月以上経ってますがいつ効果が出るのでしょう?


ワキガ治療はアポクリン腺を除去したり、痛めつけたりしてワキガ臭をなくしたり、減らしたりする治療ですから治療直後から臭いがなくなったり、軽減したりします。

時間が経ってから効果がでるということはありません。

剪除法手術をうけて絶好調

他院でミラドライを2回受けたものの治らず、当院で剪除法による手術を受けられて治った方がおられます。

この方の親御さんがワキガ治療の相談に来られました。


お子さんは今は絶好調ということで喜ばれていました。


親御さんご本人は以前に稲葉式わきが手術、吸引法、ビューホット、ボトックス注射と数多くの治療を受けられたもののまだわきがが気になり、もうあきらめようかと考えていたものの、お子さんの姿を見て、やはり当院での剪除法を受けたいとご相談に来られました。


二人合わせると稲葉式わきが手術、吸引法、ビューホット、ボトックス注射、ミラドライ、剪除法とほぼすべてのワキガ治療を経験されたことになります。


でもわきがが治っているのはお子さんが当院で受けられた目で確認しながら行う剪除法だけです。

 

『わきが』は必ず治ります

美容外科医になってすでに21年が過ぎました。

その経験から言えることは、わきがはアポクリン腺を完全に除去すれば治ります。

治らない治療(再発する治療)は単にアポクリン腺の除去が足りないだけです。

わきが治療としてさまざまな方法が紹介されていますが、最も確実なわきが治療は剪除法であることは疑う余地がありません。

でも他院で剪除法を受けたものの再発してしまい、当院に再手術希望で来られる方がたくさんおられます。

なかには思い悩んでわきの皮膚ごと除去してほしいといわれる方もおられます。

でも皮膚ごと除去する必要はなく、丁寧な剪除法を行い、アポクリン腺を取り切ればわきがは治ります。

治る治らないは単に技術が違うだけだと思います。