高校生のワキガ手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

夏休みは学生さんの手術が多くなると思いますが、今回は高校生の手術でした。

切開しアポクリン腺を露出

多量のアポクリン腺を認めます。

薄皮がかぶっていてこの写真ではわかりにくいと思いますがアポクリン腺は多量です。

すべて除去

そして丁寧にアンカー縫合

ちなみに手術前のワキは

アポクリン腺を除去した範囲を赤で、わき毛が生えていた範囲を青でマークすると

これは何を意味しているかというと毛の範囲よりアポクリン腺が存在した範囲が広いということを意味しています。成長期には毛がまだ薄いこともありますから肉眼でアポクリン腺をしっかり確認することがさらに重要になります。

このようにアポクリン腺をきちんと除去することが当院で手術を受けた方に再発がない理由のひとつです。以前説明した たて・よこ をきちんと除去していることを示しています。

そしてもうひとつは高さもしっかり除去しているのです。

以前説明したブログはこちらです。

 

 

四国の方のワキガ手術

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は四国の方のワキガ手術でした。

いつもと違ってまずアンカー縫合後の写真です。

そして次は昨日の方のアンカー縫合後の写真

何を言おうとしているのかというと

上の写真の方が横に細長く、下の写真の方が縦に長くなっていて手術した範囲の形がちがっているのがわかると思います。

つまりアポクリン腺が存在した範囲が違っていたのです。

このようにひとりひとりアポクリン腺の範囲が異なりますので目で確認しながらアポクリン腺を除去しないと確実に除去ができません。

つまり直視下剪除法が確実なわけです。

アポクリン腺です。

アポクリン腺は多量です。

すべて除去

そして丁寧にアンカー縫合

この直視下剪除法でワキガは治ります。