2011年07月14日
黒線はメラニン(黒)への、赤線はヘモグロビン(赤色色素)への、水色は水への吸収具合をあらわしています
メラニンは波長が短いほど吸収の度合いが大きく、赤は吸収のピークがいくつか見られます
水は波長が長くなると吸収される傾向にあります
実際には470nm~800nmくらいの波長が黒を標的として使用され(つまりシミですね)
590nm近辺の波長が赤みを標的として使用され、800nm以上の波長が肌をあたためてコラーゲンを増やすのに用いられています
波長は長くなるほど深くに到達する性質があります
逆に波長が短すぎると肌深くに作用しないわけです
黒い色素であるメラニンを標的とする場合考えると
Qスイッチルビーレーザーは波長694nmでメラニン(黒)には吸収されやすく、赤みには吸収されにくい(エネルギーを黒に集中できる)、しかも波長が長く肌の深くにまで届き、副作用を出さないように短時間で高エネルギーを照射できるQスイッチがついているレーザーなのです
だからシミ治療のゴールドスタンダードと呼ばれ、美容皮膚治療に熱心なドクターは必ず導入しているわけです
ただしばらくカサブタになったり黒くなったりすることがありますので、こうしたダウンタイムを避けたい方は、フォトRFやフォトフェイシャルなどの光治療を行うこととなります
光治療はダウンタイムなく、シミだけでなく、赤みやハリの改善ができるなどいろいろな利点があり、多くの方がこの方法を選ばれていますが、効果の確実さと深いシミまでとれるという点ではQスイッチルビーレーザーが優れています
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