サーマクールCPTとPRPの治療を受けていただいて数か月後の検診がありました
以前他のクリニックでフェイスリフトの手術を受けられていて、その時は高い治療費を払って、痛い目にあっただけで何の効果もなかったけれども、今回サーマクールとPRP(セルリバイブジータ)を当院で受けられ、望みどおりの効果がでて満足されているとのことでした
ブログもお読みいただいているようです
ありがとうございます
施術後の検診はいつも楽しみです
バイオアイデンティカルホルモン補充療法というのはききなれないかもしれませんが、ホルモンを補充する方法のひとつで、ヒトのからだの中にあるのと同じ化学構造のホルモンを使ったホルモン補充療法ということです
更年期障害の時に女性ホルモン補充を行いますよね
この場合は、バイオアイデンティカルホルモン補充療法とは異なり、からだの中にあるホルモンとは違った化学構造のホルモンをわざわざ作って使われることが多かったわけです
この化学構造をかえたホルモンを使って行われた試験結果が悪かったことが少し前に報道されて大きなショックをもたらしました
日本では女性ホルモン療法はもともとあまりさかんではないのですが、海外では広く行われているためにショックは大きかったのです
またナチュラルという言葉は、聞こえがいいですが、これもくせものです
天然のものからとったからナチュラルだ
馬のおしっこからあるいは植物からとったからナチュラルだ
ナチュラルなものはからだにいいんだ と言う主張には注意が必要です
天然ものだからといってヒトに必ずあうとは限らないからです
天然のものからとることが大切なのではなく、ヒトのからだの中でうまく作用して、代謝され、不要なものは捨てられて、調節を受けて、副作用がでないということが大切なのです
このためからだのなかにあるホルモンと同じ化学構造式のバイオアイデンティカルホルモンを使われているのです
バイオアイデンティカルホルモンの勉強をはじめた婦人科のあるドクターは、自分が普段していることが怖くなるとおっしゃっておられました
麻酔薬もいろんなものがありますが、これが術後の痛みにも関係します
手術後の痛みは体性痛というからだの表面の痛みです
麻酔薬の中にもこの体性痛をしっかり抑える種類の薬があるのです
これを使用すると手術中の痛みばかりでなく、うまくあえば手術後の痛みもかなり軽減させることができます
手術の技術と術後の痛みも実は関連があります
手術自体がある程度のダメージですから、必要な分だけしかダメージを与えないということも大切です
例えば脂肪吸引を行う場合にも、経験の少ないドクターが行った場合は痛みが強いのです
これは脂肪の下の筋肉層や脂肪の上の層の皮膚に余分なダメージを与えているためです
このように技術力と痛みにも関連があるのです
手術中の痛みがないようにしっかりコントロールするということを前回お話しましたが、もちろん安全であるということが大前提です
麻酔薬は多くの薬が、呼吸をとめてしまうとか心臓の働きを弱めるなどの作用があります
麻酔をかけるということ自体がそういう側面を持つので、場合によっては仕方がない部分もあるのですが、当院ではそうした副作用の少ない薬剤を組み合わせて、できるだけ安全な麻酔を行うように努めています
また以前は手術時に吐き気を訴えられる方が多かったのですが、これも工夫することにより、現在では吐き気を訴えられる方はほとんどいなくなりました
城本クリニック広島院 信頼のワンドクター制
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