若返り治療を説明していきます③

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は若返り治療の説明の第3回『美容機器によるたるみ治療』です。

たるみを美容機器で治す場合はどのような仕組みなのか?

原理は簡単です。

皮膚や皮下脂肪を縮めたり減らしたりすることでたるみを改善させます。

お肉を加熱すると肉が縮みます。まさにそのようなことを行うわけです。

それを超音波で行ったり、高周波(電気)で行ったり、レーザーで行ったりします。

この治療の代表は以前はサーマクールでしたが、今はウルセラなどの超音波を利用する方法がメジャーだと思います。

高密度焦点式超音波HIFU(ハイフ)ですね。

この分野を切り開いた優秀な機器がウルセラです。

ウルセラのいいところは実は糸のリフトアップのように皮膚や皮下脂肪を単にずらしているのではなく、引き締めて減量しているので、むしろある意味手術に近いと思います。この効果から僕も好んでウルセラ治療を行っています。

HIFUの最近の話題としては6月にHIFUは医師が行わないと医師法違反になるという通達が厚生労働省からでました。

通達はこちら

医師でない人がHIFUを行って非常に多くのが副作用・合併症が生じて問題になっているのです。

副作用がでる理由は知識・技術のない人が照射していることやウルセラは照射部位を画面で確認しながら照射するのですが、HIFUであっても確認画面がなく、どこに超音波があたっているのかわからない機種もありますし、そもそも正確な深さにあたる精密な器械でないものを使用しているということも理由だと思います。

HIFUのデメリットは強く行えば痛いことがあります。

痛くない新型HIFUというのは僕は信じていません。

『痛くない=弱い=効果が無い』ということだと思います。

ウルセラでも弱く治療できますが、効果がでないのは意味がありませんので僕は患者さんが我慢できる程度でできるだけ強く行っています。

ウルセラでは表面から4.5ミリ、3ミリ、1.5ミリの深さを治療できるのですが、効果のはっきりしない1.5ミリは僕は使っておらず、4.5ミリと3ミリのみを使用しています。

通常のHIFUでも1.5ミリで治療して確実な効果が出るとは思えません。

3年前からその浅いところ(深さ1.5ミリ)を強力に治療できる超音波治療器ソフウェーブができ、当院でも導入して患者さんにも好評です。

このため1.5ミリの層はソフウェーブで行っているわけです。

効果の出ないあるいは弱い治療は僕は好みません。

ワキガ治療もミラドライやビューホットなどは行わず、当院では剪除法しか行わないのは他の治療はワキガをきちんとなおせないからです。だからわざわざ広島の当院へ全国から患者さんが集まってこられているのです。

効果の高い治療を僕が好むのはワキガ治療も若返り治療も同じです。

しかも顔については傷を残さないことがより大切だと思いますので効果の高い美容機器治療を好んで行っています。

若返り治療を説明していきます②

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

若返り治療の説明の2回目です。

たるみを改善する治療の②『糸でリフトアップ』する施術の説明です。

『糸を使ったリフトアップ』は皮膚に針を指して、そこからトゲのついた糸を挿入し、皮下組織に引っかけて、たるみを引き上げたい方向にひっぱりあげます。

以前は長い糸を使いコメカミの筋肉にしっかり固定する方法が行われていましたが、それは今ではほとんど行われていないと思います。コメカミの筋肉にしっかりひっかけると強力に固定されるのですが不快に感じる方が多かったのだと思います。今はそれより短かめの糸を複数入れる方法が行われています。

材質も以前は溶けない糸が使われていましたがトラブルが多かったため、現在はほとんど溶ける糸に代わっています。

メリットは『切る手術』のような傷跡が残らず、内出血や腫れなどのダウンタイムも切る手術よりは短くなります。

また腫れはともかく手術直後からリフトアップ効果がみられます。

また異物(糸)が皮下に入ることで腫れるのを肌のハリがでたと感じる方もおられます。

デメリットは『切る手術』は皮膚を切りとることや脂肪を減らすことで減量になっているのですが、『糸のリフトアップ』は皮膚をずらしているだけなので、減量になっておらず、ずらした部分が大きくなったと感じる方がおられます。

また糸によるひずみができて『でこぼこしてしまう』とか『くぼみができる』ケースがあります。

治療効果も半年ぐらいしか続かないのは患者さんとってはデメリットとなります。

また神経麻痺が起こってしまいそれが治りにくい方もおられるようです。

若返り治療を説明していきます①

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

僕が美容外科医になった30年前くらいとは違って今ではさまざまな若返り治療がありますが、その違いなどをここでできるだけわかりやすくまとめてみたいと思います。

若返りとひとことでいってもいろんな分野があります。たるみやしわ、くぼみ、しみなどについて分けて説明していきたいと思います。

まずたるみについてですが

方法として

①昔から行われている切り取って縫い合わせるフェイスリフト手術

②穴をあけてそこから糸を入れてひっぱり上げてたるみをずらす方法

③ウルセラなどの美容機器でリフトアップや減量を行う方法などがあります。

今回はまず①の切り取る方法の説明です。

基本としてはたるんでいる部分を切り取って縫い合わせます。頬のたるみは耳の前後などを切りますし、目の下のたるみだと目の下を切ります。

単純に皮膚を切って余分な皮膚を除去して縫い合わせる場合もありますが、縫い合わせる皮膚に緊張をかけると傷跡が残りやすくなるために望ましくないことと引き上げ効果を長続きさせるために頬の場合はスマスと呼ばれる筋層を引き上げて固定します。緊張が内部にかかって表面にはかからないようにするのです。そうしないと傷跡が目立ったり、耳たぶが下にひっぱられて下垂したりすることがあります。皮下脂肪を同時に除去することもあります。メリットは上手におこなえば効果が確実なこと、デメリットは傷跡が目立つ場合があること、神経損傷を起こす可能性があること、内出血や腫れなとのダウンタイムが長いことです。

 

大学生のワキガ手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は大学生のワキガ手術でした。

親御さんに当院での手術を勧められたそうです。

切開しアポクリン腺を露出

アポクリン腺は多量です。

すべて除去

細かく丁寧にアンカー縫合

これでワキガは治ります。

今回もミラドライ後ワキガ再発のケースでした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

ミラドライ後の再発すごい頻度ですね。

今回の方は2回ミラドライを受けておられて1回目は岡山で、2回目は東京で受けられていますがワキガは治っていません。

切開してアポクリン腺を露出

これは右わきの内側の皮膚を引っ張り上げているところです。

アポクリン腺にマークすると

明らかにプリプリのアポクリン腺を認めます。

これ以外の部位にも広範囲にアポクリン腺は残っていました。

毛根と共にアポクリン腺が残っています。

すべて除去

内側の隅まで除去できています。

真ん中付近も

背中側もきちんと除去しています。

そして細かく丁寧にアンカー縫合

今回の手術でワキガは治ります。

長年の悩みから解放されて幸せです。

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

以前他院で剪除法(完全摘出法)とミラドライを受けられたものの臭いは治らず、当院で9ヶ月前に剪除法手術を受けられた方の現在の感想です。

「汗はほとんどかかず、においは全く気になりません。

長年の悩みから解放されて幸せです。

他院での手術より傷跡が綺麗で、術後の痛みもかなり軽かったです。

圧迫もはるかに楽で、患者に出来るだけ負担の少ないように色々考えてくださっているのだなと感じました。

本当に感謝しています。ありがとうございます。」

以前に受けられた手術も完全摘出法という名称の剪除法でしたが、何が完全なのでしょう?

きちんとアポクリン腺を除去し、丁寧に縫合する剪除法手術を行えばワキガは治ります。

成人男性の剪除法手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は特別な例です。

事前に体臭検査を受けて『ワキガ臭は認められない』という結果がでたのですが、どうしても当院での手術を受けたいということで話し合いの結果手術となりました。(こちらから手術はすすめていません)

剪除法ではワキガの原因であるアポクリン腺を除去し、多汗の原因であるエクリン腺、そして皮脂腺をある程度除去しますのでワキガの臭いだけでなく汗も減り、べたべた感も少なくなると思いますが、ワキガ以外の臭いがなくなるかはわかりません。(ワキガ以外の臭いは治らないと基本的には説明しています)

切開しアポクリン腺層を露出

エクリン腺だけではなさそうで、アポクリン腺もありそうですが、アポクリン腺の存在=ワキガではありません。

汗腺の層をしっかり剪除

そして細かく丁寧にアンカー縫合

ワキガではないので臭いがどうなるかはわからないのですが、どのような結果になるか興味深いとは思います。

 

効果的な若返り治療をひとつだけ選ぶと

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

もちろんその方の状態や希望によって何がベストかは異なってきますが、多くの方に高い確率で満足していただけるのはPRP治療だと思います。

頬やフェイスラインのたるみということになるとウルセラやソフウェーブという可能性もあるのですが、多くの方は目の下のたるみやくま、くぼみ、そしてほうれい線やマリオネットラインを気にされていることが多いのでそれを埋めるPRP治療が効果がわかりやすいと思います。

目の下のたるみやほうれい線が改善すると頬のたるみもかなり改善して見えることも多いのもいいところです。

福岡の方のワキガ手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は福岡の方でした。

初回手術です。

切開してアポクリン腺を露出

多量のアポクリン腺が見られます。

すべて除去

そして細かく丁寧にアンカー縫合

手術の範囲がいつもより四角く見えます。

これはアポクリン腺を確認しながら除去しているためです。

直視下剪除法以外の方法は『だいたいこの辺にアポクリン腺があるであろう』と勝手に決めてその部分の処置をしています。

直視下剪除法ではアポクリン腺を実際に確認しながら取り残さぬように除去していくことができるため、除去する範囲もひとさまざまになります。

今回の方は再発ではなく初めてのワキガ手術でしたが、今回の手術でワキガは治ります。

 

 

おせちが売り切れていました

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

油断していました。

お正月によくご紹介させていただいていましたが、ここ9年連続でお正月のおせちは松江の皆美館のおせちでした。 (2022年のおせちのブログはこちらです)

毎年楽しみにしていて今回も注文しようとしたところすでに売り切れていました

それ以前も皆美館を含め、あちこちのおせちを食べてきたのですが、最終的に皆美館のおせちに戻っていたのでショックです。

予約解禁に気づくのが少し遅かったのと今年は旅館の改装の関係で少し販売数が少なかったようでした

どこにするか悩ましいところです。