ワキガ手術の経過について①

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

ワキガ手術後の経過について質問を受けることがあります。

以前にもご説明していますが再掲します。

手術当日です。

ベッドに寝転んでいただきワキのアポクリン腺が存在すると思われる部分に目安となるマークをつけます。

消毒そして局所麻酔を行った上で皮膚を切開・反転し、アポクリン腺を確認しながら露出します。

次の写真の方は他院術後の再発のケースですがアポクリン腺はたくさん残っています。

ツブツブに見えるのがアポクリン腺です。

やや剥がしにくいのは前回治療を受けているためだと思いますが、あまりにアポクリン腺が多すぎて前回治療を受けた状態には見えません。

すべて丁寧に除去すると〝とり皮〟のようにも見えますね。

はがした部分は丁寧に縫いつけます。次の写真のピンク色の範囲です。この部分がアポクリン腺を除去した範囲です。ブルーの糸がたくさんついています。

ブルーの糸の縫合をアンカー縫合といいます。アンカー=いかり⚓という意味です。

船がいかりを下ろして動かないように固定しますが、皮膚とその下の組織を縫い合わせて皮膚がずれて動かないようにするのと糸を伝って余分な血液が排出されるようにしています。この処置に時間がかかります。

周囲についている黒い糸は圧迫の綿(タイオーバー)を固定するための糸です。

そして圧迫の綿(タイオーバー)を固定するとこんな感じになります。

この上からテープで圧迫して手術は完了です。


開院以来再発なし
一度の手術でお悩み解決

 

 

 

ワキガ手術後の検診について

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

当院には遠方からワキガ手術にお越しいただくことも多いのですが、術後の検診についてご説明しておきたいと思います。

手術を行った日を0日として術後3~5日目にワキにつけた圧迫のための綿を除去しにお越しいただきます。(この間はクリニック近くのホテルに滞在される方が多いと思います)

そこから約1週間後にワキの皮膚が浮かないように縫い付けた糸(アンカー縫合)を抜糸します。

ここまでは手術日が決まった時点で日程を決め、必ず検診にお越しいただくことが必要になります。

その後の検診はお近くにお住いの場合は1週間に1度の検診から徐々に検診の間をのばしていきますが、遠方から手術に来られている場合は抜糸時にその後の処置に使用する軟膏や内服薬などをすべてお渡ししておき、その後は1週間ごとから徐々に間をあけてワキの写真をお送りいただいて処置の指導を行います。

傷が落ち着けば傷のツッパリをやわらげる処置や美白の処置なども写真をお送りいただきながらご指導します。

その後は傷のふくらみや色素沈着、皮脂のたまりなどを確認しながら必要があれば直接の検診を行っています。

念のために術後2年間は無料での検診・処置を行っています。

 

中学生の約4時間半のワキガ手術

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

成長期でもワキガが再発しないのはきちんとアポクリン腺を除去するからです。

アポクリン腺を広範に除去するだけならそこまで時間はかからないのですが、広く手術した範囲をできるだけきれいに治すために多数のアンカー縫合などを行うために時間がかかります。

切開しアポクリン腺を露出

すべて除去

そして丁寧にアンカー縫合

タイオーバーを固定する糸の本数が多いことから左右に長く手術しているのがわかります。

中学生だからアポクリン腺の範囲が狭いとは限りません。

目で確認しながらアポクリン腺が存在するところまで剥がして除去します。

これでワキガは治ります。

 

高校生のワキガ手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は高校生のワキガ手術でした。

切開しアポクリン腺を露出

アポクリン腺は多量です。

すべて削ぎ取ると

アポクリン腺を削ぎ取った範囲の皮膚が浮かないようにアンカー縫合すると

周囲に綿を押さえるための黒い糸がかかっていますが、これも実は特殊な糸です。

糸をかけた跡が黒くなるのですが、この黒くなる程度が小さく、早く色が抜けやすい様に炎症を起こさないように特殊な糸を使っています。

糸にもこだわっているという話です。

これでワキガは治ります。

 

 

九州の医学生のわきが手術

九州の医学生のわきが手術でした。

医学生なので今後何かの参考になればいいなということで途中剥離した皮膚を裏返してアポクリン腺を見せて説明したりしながら手術を行いました。

アポクリン腺は広範囲にたくさん存在しました。

アポクリン腺はすべて丁寧に除去すると

あとはアンカー縫合を行い、タイオーバー(圧迫の綿)をつけて終了です。

広くアポクリン腺を剪除しているのがわかります。