中学生の約4時間半のワキガ手術

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

成長期でもワキガが再発しないのはきちんとアポクリン腺を除去するからです。

アポクリン腺を広範に除去するだけならそこまで時間はかからないのですが、広く手術した範囲をできるだけきれいに治すために多数のアンカー縫合などを行うために時間がかかります。

切開しアポクリン腺を露出

すべて除去

そして丁寧にアンカー縫合

タイオーバーを固定する糸の本数が多いことから左右に長く手術しているのがわかります。

中学生だからアポクリン腺の範囲が狭いとは限りません。

目で確認しながらアポクリン腺が存在するところまで剥がして除去します。

これでワキガは治ります。

 

高校生のワキガ手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は高校生のワキガ手術でした。

切開しアポクリン腺を露出

アポクリン腺は多量です。

すべて削ぎ取ると

アポクリン腺を削ぎ取った範囲の皮膚が浮かないようにアンカー縫合すると

周囲に綿を押さえるための黒い糸がかかっていますが、これも実は特殊な糸です。

糸をかけた跡が黒くなるのですが、この黒くなる程度が小さく、早く色が抜けやすい様に炎症を起こさないように特殊な糸を使っています。

糸にもこだわっているという話です。

これでワキガは治ります。

 

 

九州の医学生のわきが手術

九州の医学生のわきが手術でした。

医学生なので今後何かの参考になればいいなということで途中剥離した皮膚を裏返してアポクリン腺を見せて説明したりしながら手術を行いました。

アポクリン腺は広範囲にたくさん存在しました。

アポクリン腺はすべて丁寧に除去すると

あとはアンカー縫合を行い、タイオーバー(圧迫の綿)をつけて終了です。

広くアポクリン腺を剪除しているのがわかります。

 

 

東京の方のワキガ手術でした

今回は東京の方のワキガ手術でした。

アポクリン腺は外から見た予想より広範囲にありました。

目できちんと確認しながらアポクリン腺を丁寧にすべて除去しました。

アンカー縫合とタイオーバーの糸を縫い付けたところです。

広範囲に除去しているのがわかります。

はがした皮膚が浮かないように除去した範囲に丁寧にアンカー縫合を行っています。

あとは圧迫の綿(タイオーバー)を固定して終了です。

ワキガ手術からタイオーバー固定まで

今回のワキガ手術の方は以前レーザー治療を2年かけて何十回も行ったものの治らなかったという方で九州からお越しいただいた方です。

根治できるワキガ手術を求めて当院にお越しいただきました。

当院でわきが手術を希望される他の方にもわかりやすいように術後の様子がわかるようにタイオーバー(ワキの圧迫の綿)も撮影してくださいと申し出がありました。優しい方ですね。

まず皮膚を切開し、アポクリン腺を露出します。

今回も多量のアポクリン腺を認めます。

やや剥がしにくいのは前回治療を受けているためだと思いますが、アポクリン腺が多すぎて治療を受けた状態とはわかりません。

すべて丁寧に除去すると〝とり皮〟のようにも見えますね。

はがした部分は丁寧に縫いつけます。赤い範囲です。この部分がアポクリン腺を除去した範囲です。ブルーの糸がたくさんついています。

これをアンカー縫合といいます。アンカー=いかり⚓という意味です。

船がいかりを下ろして動かないように固定しますが、皮膚がずれて動かないように皮膚とその下の組織を縫い合わせます。

周囲についている黒い糸は圧迫の綿(タイオーバー)を固定するための糸です。

タイオーバーを固定するとこんな感じです。

この上からテープで圧迫して手術は完成です。