2015年08月29日
分析の結果、柑橘類全体の消費量の多さと悪性黒色腫のリスク上昇は男女両方に おいて関連することが分かり、生の柑橘類やそのジュースを1日1.6回以上摂取する人は、週2回未満の人に比べ、メラノーマ発症リスクが36%高い結果となりました。
メラノーマ発症リスク上昇との関連は生のグレープフルーツで最も強く、次いでオレンジジュースとなっていました。この結果については、生のフルーツは加工ジュースよりもフロクマリン濃度が高い可能性があること、オレンジ ジュースの影響が大きいのは他の柑橘製品より消費が数倍多いことが影響しているのではないかと推測されています。
また小児や若年者など日焼けに感受性の高い人や直射日光下で長時間過ごす人でこの傾向はより顕著だったということです。
日本人は有色人種ですので、もともと皮膚がんが少ないですし、この結果だけで柑橘類を食べない方がいいということにはなりません。
『そんなこともあるんだ』と記憶の片隅にとどめておくぐらいでいいのかもしれません。
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