2010年04月29日
美肌・アンチエイジングにタバコが大敵なのは以前からも指摘している通りです
禁煙した方が若返る、あるいは若さを保てることは説明していますが、禁煙指導までは実際にはしておりませんが、最近禁煙をする際に大切なことがいわれているのでご紹介します
禁煙を指導する時に『たばこを控えましょう』『まず本数を減らしましょう』といった曖昧な指導がされがちですが、これでは禁煙は成功しないといわれています
たばこは嗜好品で、本人が好きで吸っているにすぎないと考えられがちですが、実際は喫煙者の7割は自分の意思ではコントロールできないニコチン依存状態にあるといわれています
ニコチンは、麻薬や覚醒剤など、ほかの依存性薬物と同等かそれ以上に依存性が強く、やめるのが困難であるとされています
禁煙を始める際にしてはいけないこととして
(1) ニコチンの少ない軽いたばこに変えること
(2) 吸う本数をだんだん減らそうとすること
(3) 1本くらいなら吸ってもいいだろうと甘くみること
(4) 吸いたくなる状況をつくること
があげられています
吸う本数を減らす節煙をして次の喫煙までの間隔が長くなると、その都度離脱症状が出現し、次に吸ったときの快感がより大きく感じられ、禁煙する意欲も逆にそがれ、さらに、「本数を減らせば大丈夫」と自分で自分に言い訳をして吸ってしまうひともいます
喫煙本数を減らしたり、ニコチン含有量の少ないたばこに替えたりして、“節煙”しながら徐々にニコチン摂取量を減らそうとしても体内のニコチン摂取量はほとんど変わらないことが分かっています。「本数を減らしたり軽いたばこに替えると、かえってニコチンの離脱症状が強くなり、吸えた1本を深く吸い込んだり、ぎりぎり根元まで吸うなどして、無意識に同じだけのニコチン量を摂取しようとするため」と説明されています
禁煙する場合にはイライラなどの禁断症状もでることを覚悟した上で、スッパリやめる、禁煙をはじめたら1本も吸わないということが重要なようです。
城本クリニック広島院 責任のワンドクター制
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