PPPはPlatelet Poor Plasmaの略です。つまり血小板の少ない血漿です。
僕たちもよく行っているPRP(Platlet Rich Plasma):多血小板血漿療法とは異なり、血小板がほとんど含まれない血漿を使用する治療法です
PRPは血小板や白血球からでる生理活性物質を利用する治療法ですが、PPPは名前は似ていても内容は全く異なり、血漿を100度に熱すると固まり、ジェル状になることを単純に利用する方法です。
このジェルをヒアルロン酸のように注入して使用します
ただ固めのジェルなのでヒアルロン酸やPRPのように細部にわたる修正はできず、おおざっぱに膨らませるだけのようです
名前は似ていても両者はまったく異なる治療法ですね
PPP治療ははじめは3回の治療を続けて行うことが必要で、まず1回目を行い、3週間後に2回目、その1ヵ月後に3回目の治療を行うのが基本のようです
はじめはすぐに吸収されるため、1.5倍くらいたくさん注入する方がいいとも言われています
これだけがんばっても3-6ヶ月しかもたないようです
自分の血液のみしか使用しないというのがメリットなのですが、先日の美容外科学会でも100度に熱すると自己たんぱくとはいえ、変性するので、問題があるのでは?と言われていました
しかし韓国で行われるようになって1年、これまでは副作用はないようです
PRPを行うときにPPPは捨ててしまうのでこれを有効活用するくらいでしょうか?
でもほとんどの方はPRPのみで満足されてしまいますからどうなんでしょう
もっと長持ちだといいんですけどね
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