2010年10月30日
AEDはAutomated External Defibllatorの略で、自動体外式除細動器という意味です
装着すると機器が自動的に解析を行い、心室細動という心臓がうまく動いていない状態のときに、電気的なショックを与えて、心臓の脈を戻そうとする機械です
今のようにAEDがあちこちに設置される以前から、クリニックには念のためにAEDを設置しています
右側がこれまでのAED、左が今回設置した新型です
安心のための保険みたいなものですね
設置から5年以上経ちましたので、今回は買い替えをしました
ついでに日本光電の方に再度講習会をしていただきました
人が倒れているのを発見した時には
1.まず意識がないことを確認し、人を呼び集め、救急車を呼ぶ係、AEDをとりに行く係、患者につく係の役割分担をする
2.息をしていないことを確かめ、心臓マッサージをはじめる
3.心臓マッサージは5センチ以上胸骨が沈むくらいで行い、1分間に100回以上行うAEDが到着次第、ふたを開け、電極を1つは、右鎖骨付近、もう一つは左のわき腹へ貼る
ペースメーカーが入っている場合はそこから10cm以上離す
この際皮膚が濡れていたら先に水分は拭き、毛むくじゃらの人は予備の電極のパッドの粘着力を利用して毛を除去する
パッドと皮膚の間にネックレスなど金属を挟まないように注意する
AEDが解析するときはAEDの指示に従い、患者に触らないようにする
電気ショックが必要な場合はAEDが指示するので、患者に誰も触らないようにして、放電ボタンを押す
というものでした
さらにすぐ心臓マッサージを再開しないといけません
患者が意識を取り戻すか、救急隊に交代するまではこの繰り返しです
ちなみにAEDの機械の出す音のリズムが100回/分ということです
城本クリニック広島院 信頼のワンドクター制
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