豊胸術をしたらレントゲンに写るの?

会社の検診があるなどの理由で、シリコンバッグ豊胸術をしたらレントゲンに写るのかということを気にされる方がおられます。

どの検査を行うか、どのような条件でレントゲンを撮るかにより異なります。

はっきり写る検査もあれば、ぼやっとしかわからない場合もあります。

豊胸術後の胸部レントゲン写真です。


美容と健康の魔法の杖-MMレントゲン

写真が小さいためわかりにくいかもしれませんが、向かって左側(患者さんの右胸)のシリコンバッグが入っている付近を見ても、肋骨と重なるためか、バッグがよくわかりません。しかし向かって右側(患者さんの左胸)には本来の自分の乳房が写っているラインのやや内側にバッグの輪郭のラインがわかる部分があります。(クリニックに来院された時には実際の大きな写真を見ていただくこともできます。)

同一人物でもこのようにわかる場合とわからない場合があります。

はじめてレントゲンを見たときの僕の印象は『もっとバッチリ写ると思ったけどこんなに薄くしか写らないんだ』というものでした。いい加減に写真を見たら見逃してしまいそうです。
検査を受ける上で問題ないかということを気にされる方もおられますが、超音波検査、胸部レントゲン、CT検査、MRI検査等は問題ありませんが、マンモグラフィという圧迫をしながらのレントゲンを受ける際には申告が必要です。
胸の小さい女性にとっては大きな胸(ほとんどの方は大きくしたいというより、普通の胸になりたいといわれます)は永遠のテーマのようです。豊胸術を受けられた方はファッションやお化粧が大きく変わり、性格まで明るくなる方もおられます。
自分に自信をもたれるんですね。


   





スタッフの友人の豊胸手術のその後

スタッフの友人の豊胸手術の術後約1ヶ月目の検診がありました。

新幹線に乗ってはるばるお越しいただいています。

モニターではありませんので写真をだすことができないのが残念ですが、すでに腫れもひき、非常に綺麗な仕上がりです。

遠方に住まれているので抜糸のあとは診察をすることができなかったので、経過をみることができず、ずっと気にかかっていましたが、豊胸術後の最大の合併症であるカプセル拘縮(かたくなること)も起こっておらず、とても柔らかくできあがっており、問題点は何もなく、順調な経過です。

スタッフが自分の友人に相談を受けて『うちで手術をするのがいいよ』と紹介してくれた方なので責任重大でしたが(このスタッフは当院だけでなく、数件の美容クリニックに勤務したことがあり、いろんなドクターの手術をみたことのある経験のあるスタッフです)、責任を果たせて良かったです。

また数ヵ月後の検診が楽しみです。


   








スタッフの友人の豊胸手術

スタッフの友人の豊胸手術をしました。

スタッフの紹介でわざわざ遠方から来てくれました。もちろんモニターなどではなく、しっかり費用をお支払いいただいての手術です。

スタッフが自分を信頼してくれているかどうかというのをどこではかることができるのか?

モニター写真等をみればわかるように、当院ではスタッフ自らが多数各種の施術を受けています。実際に僕が行う手術とその結果を日々見ているスタッフが自ら信頼して手術を受けてくれているということがひとつです。しかしやはり院長対スタッフの関係ですから、無いようで力関係が働く可能性もあります。

そういった意味でスタッフが友人を紹介してくれて、その友人が豊胸という比較的大きな手術を受けてくれるくらい信頼してくれているということはうれしいことです。

バッグによる豊胸手術の一番の問題点は拘縮といって固くなる場合があることです。これを防ぐためにいろんな薬が投与されるなど様々なことが試みられていますが、未だこれを行えば拘縮は絶対しないという方法はありません。

できることで一番重要なことは出血をさせない手術を行うということです。手術後にドレーンという血を抜く管を入れることがありますが、出血が少ない場合はドレーンを入れる必要がありません。解剖をよく理解して層を見極めて手術すれば出血することは非常にめずらしいことです。このため現在当院ではドレーンを入れることがまったくなくなりました。豊胸手術は出血させない技術をもったドクターに手術をしてもらってください