当院はカウンセリングルームや待合室などプライバシーを重視した作りになっており、ご案内をする際にも、他の方とお顔をあわすことがないようにしておりましたが、先日患者様より、『パウダールームも顔をささないようにして欲しい』というご要望がありました。
以前のパウダールームです。
さっそく業者と相談し、カーテンを取り付けました。
これからもさらにプライバシーに配慮したクリニックでありたいと思います。
冷やす治療としては、ウイルス性のいぼには液体窒素を塗って治療する方法が現在でも行われています。太田母斑や異所性蒙古斑と呼ばれる青アザには現在はQスイッチレーザーによる治療を行うわけですが、以前はドライアイス圧抵法といって、ドライアイスを皮膚に押し当てて、ダメージを与えることにより、皮膚ごとあざを取り除いていた時代がありました。Qスイッチレーザーはメラニン色素だけを破壊するのですが、ドライアイスは冷やしているだけですので、色素だけというような選択性がありませんので、瘢痕を残してしまうなどの問題があったために現在はQスイッチレーザーによる治療にかわっています。
スタッフのご家族から柿の差し入れがありました。
見た目は先がとんがっていて大きな渋柿です。
いくらなんでも渋柿を差し入れはしないでしょうということで切ってみました。
甘い柿によくある特有の黒い斑点がまったくみられません。
それでもまさか渋柿ではないでしょうということで食べてみました。まずまず甘い柿でほっとしました。あとでご家族(農家です)に確認してもらったところそれは広島では有名な祇園坊柿という渋柿だったのです。
ドヒャー なぜ渋くなく、甘いのか?
ドライアイスによる処理で渋みをぬいているということでした。
渋柿から渋みを抜いた柿は「あおし柿」と呼ばれ、各地で作られているようです。
以前は焼酎につけこんで渋みを取られていましたが、近年はドライアイスを使用して、渋柿の果肉にある渋みの元である可溶性タンニンがドライアイスから出る炭酸ガスと反応し、渋みのない不溶性タンニンに変化して渋みがなくなるのを利用しているとのことです。
以前渋柿をすりつぶして作った柿の汁に魚をとる網をつけて耐久性を増すのに使われているのをみたことがあります。あとは渋柿は干し柿にして食べるものとばかり思っていました。
ドライアイスにこんな使い方があったんですね。
今日は二重やホクロ、しみ、ヒアルロン酸注入、サーマクールNXTなど比較的小さな施術のカウンセリングや処置がたくさんの日でした。その中のお一人はだんなさんが当院で数年前にワキの手術を受けられていて、その結果が良かったので、今回は奥様をご紹介いただきました。ありがとうございます。ホクロ除去の経過がよく、別の場所のホクロ除去をされた方もおられました。前回数年前にヒアルロン酸注射を受けていただき、もう時間が経っているので理論的には吸収されてしまっているはずだけど、まだしわが気にならないということで、今回はしみ治療を受けていただいた方もおられました。昨年ヒアルロン酸注入を受けていただいて、1年以上経って今回もヒアルロン酸注入を受けていただいた方もおられました。ありがとうございます。これからもさらにいい流れを作れるようにがんばっていきたいと思います。
『鼻のプロテーゼ(人工軟骨)を入れたのだけれど、プロテーゼは動くものなの?』という質問をお受けすることがよくあります。
当たり前ですが動かないのが普通です。生まれつきのもともとの鼻の根元は動きませんよね。そこが動くとすぐにニセモノだとばれてしまいます。
『じゃあどうして動く鼻になるの?』
プロテーゼを入れる場所が悪いからです。
骨膜という膜をはがしてその下にプロテーゼを挿入するわけですが、骨膜をはがさず、骨膜の下でなく、皮膚の下に入ってしまっているわけです。骨膜をはがす感覚というかコツがあるのですが、それがわかってないかわかっていてもできないかどちらかですね。
僕は外科出身ですが、以前は整形外科(骨や関節の外科)の手術のお手伝いもよくしていました。整形外科の手術では目で確認しながら骨膜をはがすことがあるので、さいわいにもその感覚がよくわかるのです。
鼻のプロテーゼ挿入手術では小さな切開で行いますので鼻の骨膜をはがす時には目で確認できないわけです。プロテーゼを入れる空間を作る際に骨膜の下も上もはがすとプロテーゼを入れるときにうまく骨膜下に入る保証はありません。正確に骨膜の下だけをはがすことが大切です。そうすると空間はそこだけですので自然に骨膜下に収まるわけです。
鼻のプロテーゼをいれる手術を受ける場合は根元が動かない鼻をつくってくれるところで手術は受けてください。
サーバリックスという子宮頸癌予防ワクチンが承認されました。
子宮頸がんは45歳以下の女性のがん死亡原因では世界で2番目に多く、毎年27万人以上が死亡しています。日本では毎年約7000人が子宮頸がんと診断され、約2500人が死亡、特に20~30代の発症率の増加が顕著です。僕が以前勤務していたクリニックのスタッフも20代でこの病気で亡くなりました。国立がんセンターの人口動態統計がん死亡データでは、対人口10万人の年齢別死亡率を昭和60年と平成17年で比べると、20代後半は5.0倍、30代前半は1.8倍、同後半は2.2倍、40代前半は2.0倍と増加傾向にあります。
子宮頸癌の主な原因は、性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染とされています。HPVはありふれたウイルスであり、7~8割の女性が一生のうち一度はHPVに感染するといわれています。たいていは自然消滅しますが、約1000人に1人確率で、持続感染をおこすことがあり、感染してから何年も経ってから癌を発症することがあります。
試験ではこの薬を接種した15歳~55歳の女性全員(100%)において、ヒトパピローマウイルス(HPV:human papilloma virus)16型および18型に対する抗体ができることが確認されています。
HPV16型および18型は、子宮頚癌の全症例の原因の約70%を占め、サーバリックスによる子宮頸癌予防が期待されています。
サーバリックスの接種対象者は10歳以上の女性で、通常、1回0.5mLを3回(初回、初回から1ヵ月後、初回から6ヵ月後)、上腕の三角筋部に筋肉内接種するようです。
長妻昭厚労相は記者会見で、サーバリックスの定期接種(公費負担)化について「ワクチンの費用に関しては、新型インフルエンザワクチンを含め財源の問題がある。皆様方のご意見を聞いて考えていきたい」と述べられています。
自分で気をつけて、癌もワクチンで予防する時代?
本当に予防できる?
2001年のしし座流星群には感動しました。
この時は子供もいったん早く寝かせて、夜中に起こして、みんな一緒にマンションの屋上にあがって見ました。その日はあいにく昼間曇っていて見れないのではないかと心配しましたが、夜中には晴れて大阪のど真ん中にもかかわらずたくさんの流れ星をみることができました。
流れ星をみるのははじめてでしたが、空の端から端まで星が流れていくのは圧巻でした。しかもいくつもいくつも流れていくのです。真夜中だったにもかかわらず、見とれてしまい、時が経つのも忘れてずっと眺めていました。
この感動が忘れられず、流星のニュースには敏感に反応してしまいます。
最近は毎年お盆の時期にペルセウス流星群が話題になりますが、これも2年前くらいに見ることができました。
今回は2006年から注目されているオリオン座流星群です。オリオン座流星群の元となるチリの粒を放出している天体は、あの有名なハレー彗星です。今から3000年も前にハレー彗星が放出したチリの粒が流れ星となってみえるようです。この流星群と地球が遭遇するチャンスはおよそ70年に1度の数年間に限られます。約70年前にあたる1936年にも、オリオン座流星群が活発化したという記録が残っています。今回のようにたくさん観察できるのは2010年までといわれており、今年2009年と来年2010年がラストチャンスです。
オリオン座流星群は晴れていれば、19日から22日の夜にかけて日本全国どこででも流星を見ることができると予想されています。
流れの中心点である放射点が、ある程度の高さになる22時頃から出現し始め、放射点の高度が高くなる真夜中以降、たくさんの流星が出現するようになります。空が明るくなる直前の4時頃に放射点の高度が最も高くなり、観測条件も良くなるようです。
でも4時まで起きているのは大変ですね。
オリオン座流星群の放射点は、オリオン座の中で、隣にあるふたご座との境界付近にありますが、放射点の方向にはあまりこだわらず、できるだけ空が広く見渡せる場所を選んで、空の広い範囲に注意を向け、空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星をみることができるとのことです。
流れ星が流れるのはあっという間なので、願い事をする時はよほどはやくお願いしないと無理ですよ。
もっと詳しく知りたい人は国立天文台の「見えるかな?オリオン座流星群」キャンペーン(19日~23日)へどうぞ
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20091019/index.html
携帯電話用のキャンペーンページへは次です
最近ちらほら『海外で手術を受けたのだが術後の具合がよくない』というご相談を受けます。(海外のドクター?が日本に来ているあいだにホテルで処置を受けたというひどいものもあります)
注入や異物の留置を行われている場合にも何をどのように用いているのかまったくわからず、相談を受けても返事のしようがないあるいは処置のしようがない場合もあります。
海外で手術を受けて問題があっても、時間的な問題や費用の問題、言葉の問題などでまた海外へ行って診察を受けるということは現実には難しいようです。
相手の技術レベルもまったくわからないわけですし、合併症や副作用のまったくない手術はありません。
美容の分野にかかわらず、自分の身内が何らかの手術を受けるとした場合
医療内容や技術レベル的にそこでしか受けられないなら話は別ですが、そうでないかぎり、近くでいい病院を探すと思います。
場合によっては予想もできない不利益をこうむることを覚悟の上で納得してでないかぎり、少なくとも診察の受けられる場所のクリニックで手術や施術をお受けになられることをおすすめします。
一時期はローカーボ(低炭水化物)ダイエット?まあダイエットというほど厳しくはおこなっていませんでしたが、炭水化物をできるだけとらないようにしていました。その時はパンはまったく食べませんでしたし、お菓子もほとんど食べないようにしていました。現在はある程度減量できましたので、もっと規制はゆるくしています。
今日の昼ごはんです
旬のさんま と 鶏と野菜の鍋 です
魚は良質のたんぱくと青魚は特にEPAやDHAという不飽和脂肪酸をとることができます。
炎症を抑える系統のプロスタグランディン(局所ホルモン)の原料となり、細胞膜の働きを保つ上でも大切な栄養素です。
鍋で野菜がいっぱいとれるのかと思いきや後ろにうどんが隠されていました。
表示のどこにもうどんって書いてないのに!
ガックリです
あるスタッフが『プリンを食べたい。モロゾフのプリンが食べたい』と言い出しました。
『こないだ院長がモロゾフのプリンを差し入れしてくれた時、実は1人のスタッフがその数日前からモロゾフのプリンを食べたいという話をしていて、当日にも別のスタッフが食べたいと言っていたところ、そのプリンが差し入れられて気持ちが伝わったんだとみんなで話していました』とビックリするやらうれしいやらでその時の自分のブログにもアップして周囲からも反響があったということでした。
今回は以心伝心でなく直接アピール?
とうことでモロゾフのプリンです。
現代の日本人は一般的に砂糖はとりすぎだと思いますので、皆さん糖分は控えてくださいね。
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