今回ははるばる三重県からワキガ治療に来られました。
これで47都道府県中23県の方が当院でワキガ治療されたことになります。
アポクリン腺の写真です。
手術前右
褐色のモリモリしたアポクリン腺をきれいに除去すると
手術前の左
アポクリン腺は隅々まで除去します。
これで今後ワキガ臭に悩むことはありません。
今回ははるばる三重県からワキガ治療に来られました。
これで47都道府県中23県の方が当院でワキガ治療されたことになります。
アポクリン腺の写真です。
手術前右
褐色のモリモリしたアポクリン腺をきれいに除去すると
手術前の左
アポクリン腺は隅々まで除去します。
これで今後ワキガ臭に悩むことはありません。
11月にブログに書いた方のワキガ手術がありました。
1度目は吸引法、2回目は剪除法
今回当院で手術した方法も剪除法です。
今回の手術は範囲が広かったことと前回の瘢痕のためにより分厚く除去する必要があったために4時間を超える手術となりました。
今回の手術でワキガが治ることは確実です。
なぜならアポクリン腺がしっかり残っているのが確認でき、それをすべて除去したから。
ワキガ治療を受けた時にまた臭いがする場合は、ワキガが治ったものが再発するのではありません。
手術によるケガの影響で臭いが一時的に改善したように思えてもアポクリン腺の取り残しがあるとケガの影響がなくなる半年~1年以降にまた臭いが気になるようになるのです。
再発ではなく、手術が不十分でもともと取り残しがあるのです。
それは単なる手術技術の問題です。
今年も終わろうとしていますが、今年も当院でわきが手術後誰も再発された方はおられませんでした。広島では11年以上再発がないことになります。
わきが手術は術後ある程度制限がありますので、年末年始など長期の休み付近には治療される方が多くなっています。
ワキガは常染色体優性遺伝ですから、家族の中で何人も手術を受けられていることも多くあります。
他院再発後の治療のケースですが、姉妹で他院で手術を受け、どちらも再発して当院で手術して完治しているケースもあります。
『どちらかが再発したのなら手術を受けなきゃいいのに』と思われるかもしれませんが、半年くらいしてから再発したことがわかるケースもあるのでそうしたことが発生してしまいます。
まずお母さんが手術を自ら受けられて、経過などを確認されてその後お子さんが受けられることも多くあります。
当院での手術前の説明では、単に再発しないという説明ではなく『これまで誰も再発されていないので、再発しないと思います。』という説明をさせていただいています。
治療を受ければわきがの臭いが9割の人が気にならなくなると説明して、実際には9割の人が治らなかったとしても患者さん側からはわかりません。
でも当院のようにこれまで再発がないと説明していれば、誰かひとりが再発するだけで問題となるはずですよね。
直視下剪除法にこだわるのはそれが唯一再発のないわきが治療を行える方法であると考えているからです。
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