昨日ニードリングを行いました。
翌日の状態です。
昨日も説明させていただいたように目の下を重点的に治療しました。
このため目の下に内出血がポツリポツリとみられます。
これぐらいならきっと女性の場合、化粧すればわからないと思います。
今回は時間がなくて、本来イオン導入すべき美容液をイオン導入できず、単に塗っただけですのでどれだけ皮ムケがおこるかはわかりません。
このまま経過を見ようと思います。
ニードリングはエンビロンで有名なドクターフェルナンデスが開発したコラーゲン誘導治療法です。
顔に表面麻酔(塗る麻酔)を行い麻酔を効かせてから、皮膚に細かな穴をあけます。
そしてそこへビタミンAやCを導入します。
PRPは採血していったん血小板を取り出してから注射しますが、ニードリングは採血しないで傷つけることでその場で血小板の働きを起こさせるコラーゲン誘導治療となっています。
このニードリングを4回受けられてから4ヶ月目経った方の検診がありました。
『すべすべになっても治療した時だけというような治療も多いけど、ニードリングはすべすべになた上でその後もずっとすべすべというところがすばらしい』ということでした。
どこまですべすべが続くのでしょうか
僕自身もニードリングで目の下のしわが改善しました。
何度かお話していますが、HIFU(ハイフ) はHigh Intensity Focused Ultrasoundの略で、高密度焦点式超音波と訳されます。
簡単に言えば超音波で焼く(凝固させる)治療です。
HIFU(ハイフ)として 当院には『ウルセラシステム』と『ベロハイフ』があります。
HIFU(ハイフ)は前立腺がん治療などにも使われていますが、美容皮膚領域では皮下組織に当てるとその部分が凝固して縮まるため、たるみ治療などにも用いられているのです。
『HIFUでちりめんじわを治したい』という方がおられたのですが、ちりめんじわはHIFUが一番の適応ではありません。HIFUを当てる深さには1.5ミリとか3ミリとか4.5ミリとかさまざまな深さがあるのですが、もしHIFUを当ててちりめんじわがよくなる可能性があるとすれば、1.5ミリのものですが、1.5ミリはエネルギー出力自体は小さいので、『たるみを治すことがメインで、肌もついでに少し治療しておきたい』ということであればHIFU治療でもいいのですが、『ちりめんじわをメインで治したい』となるとちりめんじわ自体がある表面およびその近くを焼く『eマトリックス』や皮膚に穴をあけてビタミンAを導入する『ニードリング』、『臍帯血再生因子治療』などの方がより直接ちりめんじわを治すことにつながります。
美容皮膚も進歩し、美容機器も今はさまざまなものがあり、ネーミングも勝手になされているので素人が判断するのは難しいですよね。
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