若返り治療を説明していきます①

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

僕が美容外科医になった30年前くらいとは違って今ではさまざまな若返り治療がありますが、その違いなどをここでできるだけわかりやすくまとめてみたいと思います。

若返りとひとことでいってもいろんな分野があります。たるみやしわ、くぼみ、しみなどについて分けて説明していきたいと思います。

まずたるみについてですが

方法として

①昔から行われている切り取って縫い合わせるフェイスリフト手術

②穴をあけてそこから糸を入れてひっぱり上げてたるみをずらす方法

③ウルセラなどの美容機器でリフトアップや減量を行う方法などがあります。

今回はまず①の切り取る方法の説明です。

基本としてはたるんでいる部分を切り取って縫い合わせます。頬のたるみは耳の前後などを切りますし、目の下のたるみだと目の下を切ります。

単純に皮膚を切って余分な皮膚を除去して縫い合わせる場合もありますが、縫い合わせる皮膚に緊張をかけると傷跡が残りやすくなるために望ましくないことと引き上げ効果を長続きさせるために頬の場合はスマスと呼ばれる筋層を引き上げて固定します。緊張が内部にかかって表面にはかからないようにするのです。そうしないと傷跡が目立ったり、耳たぶが下にひっぱられて下垂したりすることがあります。皮下脂肪を同時に除去することもあります。メリットは上手におこなえば効果が確実なこと、デメリットは傷跡が目立つ場合があること、神経損傷を起こす可能性があること、内出血や腫れなとのダウンタイムが長いことです。

 

傷も臭いも残ったビューホット後のワキガ再手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は東京の方でした。

臭いは1回で80%改善し、傷は残らないという術前の説明でビューホット治療を受けたものの臭いは全く改善せず、そればかりか傷まで残ったケースです。

まず術前のワキです。

拡大してみると

ビューホット後によくあるのは白い斑点ですが、この方の場合は黒い斑点が残っています。

切開しアポクリン腺を露出

アポクリン腺は多量に存在しており、患者さんが臭いがまったく臭いが治っていないというのがよくわかります。

すべて剪除

細かく丁寧にアンカー縫合

ビューホット治療後はすぐにアンケートを書かされたそうです。

直後に臭いがましになるのは全く意味がなく、アポクリン腺をきちんと除去すればずっとわきがの臭いはなくなります。

これでワキガは治ります。

ビューホットが無効な方の再手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

他院でビューホットを脇だけでなく、手も足も受けられたそうですが傷だけ残って効果は感じられなかったというケースです。

今回はワキの剪除法を行いました。

手術前のワキです。

治療前の説明では傷跡はできないと説明されたようですが、白い斑点がたくさんあるのがわかります。

この跡はビューホット後の方によく見られます。

切開するといきなり大量のアポクリン腺が飛び出してきました。

ビューホットでどこが破壊されているのかまったくわかりません。

すべて除去

丁寧にアンカー縫合

広範囲に手術しています。

約4時間の手術でした。

これでワキガは治ります。

たるみとり治療のウルセラもワキガ手術も基本は同じです

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

『たるみとり治療のウルセラもワキガ手術も基本は同じ』と言ってもこれだけでは何を言おうとしているのかわかりませんよね。

共通点は

1.どちらも効果がしっかりでる治療を行うようにしている

2.医師が治療を担当している

3.治療部位を確認しながら治療している

です。

1.さまざまなワキガ治療が行われているわけですが、効果が最も確実なのは剪除法であることは疑いの余地がありません。

このため当院ではワキガ治療に関しては切る治療である剪除法しか行っておりません。

ただ切る手術は傷跡が残らないとは言えません。

常に見られている顔に傷を残すのは誰しもが嫌なわけです。

だから切るフェイスリフトは多くの方が希望されないわけです。

そこで傷跡を残さずに効果を長期にしっかりだせるのがウルセラやソフウェーブなのです。

2.ウルセラはHIFUの1種でHIFUはさまざまなトラブルが起こっているために6月には医師が治療を行うように厚生労働省から通達がでたわけですが、HIFUもワキガ治療のミラドライも看護師が行っているクリニックもあると思いますが当院では以前からスタッフではなく院長である僕がウルセラを照射をするようにしています。

たるみ治療は彫刻と同じですので、効果があるということは引き締める場所、引き締めない場所、引き締める程度などを考えながら治療することが必要なのも僕が担当する大きな理由のひとつです。

当院のワキガ治療も過去のブログをご覧いただくとわかりますが、他院術後の再発は非常に多く、効果が確実であるはずの剪除法での再発もかなりみられます。医師が行うのはもちろんですが誰に治療してもらうのかが非常に重要です。

3.ワキガの原因であるアポクリン腺をきちんと目で確認しながら行う治療は剪除法しかありません。

ワキガの臭いを治すためにワキガ治療を行っているのにワキガの臭いが残るのは意味がありません。

しかも傷跡を残さないと説明しながら傷跡を残し、臭いも治らないミラドライ治療を行っているところがあるのには驚きます。

ウルセラなどのHIFUもわざわざ厚生労働省が通達をだしているのはやけど(凝固)させてはいけないところをやけどさせているためです。照射画面を備えていないHIFUが多い中、ウルセラは照射画面を備えています。僕がウルセラ照射を行っているときには照射する肌も照射画面もどちらも見ながら照射を行っています。

できるだけ安全にできるだけ高い効果をだすことが大切です。

 

親子のワキガ手術後約2年目の状態です

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

正確には約1年9ヶ月前に親子で当院でワキガ剪除法手術を受けられた方です。

お二人ともワキガもワキの多汗も治って満足されています。

ネットでつながっている方が手術を受けるかどうか迷っておられるようで、参考のために自分たちの術後写真をブログに掲載してほしいと希望がありました。

お子さんの右ワキです。

色素沈着と一部ふくらみがみられます。

左ワキは

親御さんの右ワキは

左ワキは

遠方の方ですのでこの間1回しか傷跡の術後検診に来られていません。

お近くの方だと2ヶ月ごとなどこまめに治療できるのでさらに改善させることができたかもしれません。今回はレーザーと注射治療を行いました。

検診に来られる方は少ないのですが、1年5ヶ月目の別の方は

これ以外の別の方の写真も参考までに こちら① と こちら② です。

もっとも確実なワキガ治療法は剪除法ですが、切る手術なので傷跡が残らないとは言えませんが時間がかかっても多数のアンカー縫合を行うなどできるだけきれいに治すための工夫はたくさん行っています。

つまりワキガは確実に治すという一番重要なことをきちんと行った上で時間や手間がかかってもきれいに治す工夫を行っています。

 

 

 

 

 

ワキガのご相談が10件くらいありました

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

夏休みに手術希望の方が多いためだと思いますが、ワキガのご相談が10件くらいありました。

他院ミラドライ治療後の再発の方のご相談もありました。

この方は臭いが治っていないだけでなく、左右とも傷跡が残っていました。

傷跡が残っているケースも見かけますがここまでひどいケースははじめてでした

当院で行ったわけではありませんが、心が痛みます

 

 

 

ワキガ治療にベストな年齢はいつですか?

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

『ワキガ治療にベストな年齢はいつですか?』と訊ねられることがあります。

治療にベストな年齢はこれくらいの年齢ですとこちらからはおすすめしている年齢はありません。

ただお子さんがワキガの場合できるだけ早く治療を受けさせたいと親御さんからご相談いただくことが多々あります

なかには『まだ小学1年生だけれど臭いがしはじめた』とご相談いただくこともあります。

手術は局所麻酔で行いますので麻酔の注射の痛み(極細の針を使用しています)が我慢でき、手術に要する数時間の間じっと動かず安静にしている必要もありますので手術できるのは早くても小学校高学年になってからだろうと思います。(現在、手術を受けられた方で最年少は9歳・小学4年生です。)

『成長期はワキガが再発するので成人になってから手術をしたほうがいい』と説明するクリニックもあるようですが、これまで当院で手術を受けて再発した方はおられません。大人の場合ご自身でワキガだと思っていてもワキガでないケースがありますが、お子さんの場合は親御さんが何度も確認されて相談されますのでワキガでないことがまずないのでお子さんの方がこちらとしてはある意味安心でもあります。

問題点としては切る手術ですので傷跡が残らないとは言えません。

ただ『傷跡が残らない』と他院で説明を受けて治療を受けたもののワキガが治らず、場合によっては臭いも治らず傷が残っただけというケースもあります。結局当院に手術に来られている方がたくさんおられるのが過去のブログを見ていただくとわかると思いますので治療方法や誰に治療してもらうのかは大切だと思います。

 

ワキガ手術後7年経った状態です

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

当院で7年前にワキガ手術を受けられた方が別の相談に来られた時に時にワキの検診を行いました。

もちろんワキガは完全に治っています。

時間が経ってから見せていただくことは珍しいので、写真掲載の許可もいただきました。

右ワキ

そして左ワキ

きれいに治っていると思います。

ただし長期経過を診せていただくことがほぼありませんので当院でワキガ手術を受けられたすべての方が同じように治っているかはわかりません。

しかし少なくとも剪除法手術をすればすべてひどい傷になるというわけではないのはわかります。

この方を手術した時のブログはこちらです。

 

ワキガ手術後8年目のワキ

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

8年前に当院で親戚のワキガ手術を行ったのですが、今のワキの写真が送られてきました。

8年後にすべての方がこのような状態になるわけではありませんが、8年後に見ることは少ないので提示しておきます。今回のケースだと肥厚性瘢痕という傷の膨らみはありません。

自宅で素人が撮影しているので影になってわかりにくいところもありますがかなりきれいになおっていると思います。

一部皮脂のたまりと毛が生えています。

臭いはなく、汗もほとんどかかないようです。

 

ワキガ手術後1年3ヶ月目の状態です(写真あり)

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

当院でのワキガ手術後1年3ヶ月目の検診がありました。

術後時間が経ってから検診にお越しいただく方は少なく、写真を掲示の許可をいただける方はさらに少なくなりますので貴重です。

まず右ワキ

そして左ワキ

ご本人は周囲との色の違いがまだあるのを気にされています。

これがいつまでにどこまで良くなるかは私たちにもよくわかりません。

この方は他院ミラドライ後の再発の方ですが、もちろん今回の手術でワキガ臭はなくなり、汗もほとんどかかなくなったということでした