前回手術後10か月の状態をお知らせした方のその後です。
前回の写真は
右わき
左わき
今回の右わき
左わき
さらに改善が見られますがまだ色素沈着や傷跡が残ってはいます。
もちろん臭いはなく、汗も少なくなっています。
この方は傷跡が膨らんでいませんが、膨らむ場合はステロイドの注射などを行います。
前回のブログはこちらです
お子様のワキガ手術について、よくいただく質問はこちら
県外に住まれている方から、ワキガ手術についてよくいただく質問はこちら
ワキガ手術全般について、よくいただく質問はこちら
1度目の手術は他院で剪除法を受けられたもののワキガが治らなかっため、当院で2回目の剪除法の手術を受けられた方が手術後約10年経ちました。
当院の手術でワキガは完治し満足されています。
先日のブログでもご紹介しましたが今回は娘さんのワキガの相談に来られたのですが、その際にわきの検診を行いました。
今の状態は
色素沈着が薄く残っているのと一部傷跡があります。
傷跡は当院の手術の痕だけでなく前回の手術の影響もあると思います。
毛は数本生えています。
手術後1ヶ月経ったところから通院されなくなったのでこれまで術後の処置は行っていません。
今回皮脂が溜まっているところは除去しました。
以前掲載した他の方の10年後の状態はこちらです。
他院でワキガ剪除法を受けられたものの臭いは治らず、当院での治療を希望され手術を受けられました。
当院での治療前は
切開部分らしき傷跡と色素沈着があります。
毛もたくさん残っています。
当院でのわきが手術を受けて1年2ヶ月後です。
色素沈着が手術前より薄くなっているところもありますが、薄い色素沈着はまだ残っています。
毛はなくなり、もちろんワキガの臭いもなくなったままです。
傷跡の残り方には個人差があるのですべての方がこのように治るのではないと思いますが、逆にすべての方でひどい傷跡が残るわけでもないのがわかります。
わきが手術後長期に診察に来られる方がそもそも少なく、しかも診せに来られる方は傷跡を気にして診せに来られているので平均の傷跡のレベルが僕たちにもわからないのです。
当院ではわきがは完全に治した上でできるだけきれいに治るように手術や処置を行っています。
12年半前に当院でワキガ手術を受けられた方がお子さんを連れてワキガの相談に来られました。
もちろんワキガは治っていて汗の量も半分以下ということでした。
手術後1年以上経った傷跡を見る機会は少ないですが、10年以上経った傷跡を見ることができる機会は本当に少ないので興味深いです。
よく見ると傷跡が白く見えるところがありますが、よく見ないとほとんどわかりません。
以前の手術後のアンケートで『10年くらい経って、お子さんがワキガであれば連れてくる』と書いておられたのですが、本当にお子さんを連れてお越しいただきました。
『着る服の素材を気にする必要が無くなり、オシャレの幅が広がった』ということでした。
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