今回は八丁座で鑑賞です。
ここはスペースが広くていいですよね。
今回は単純に観客として見るのではなく、作成者側の意図やフレディがどんな人だったのかなどの細部を追求しながらの鑑賞でした。1回目で見逃しているところがたくさんありました。
ゾロアスター教はもともと自分の母親や家族と結婚することがすすめられていたほどの同族意識の強い純血主義で、映画の冒頭にもでてきたように善い思い・善い言葉・善い言葉の三徳を大切にしているんですね。子供をもうけることも大切なことのようです。
フレディマーキュリーは愛していた(異邦人の)彼女メアリー・オースティンとは結婚できず、彼女は他の男性と結婚しました。
でも最終的にその彼女にフレディは遺産の多くを残しているんですね。
とある情報だとフレディの遺産総額は推定で約50億円あり、
元彼女のメアリー・オースティンに約13億円とフレディの家(約29億円)と印税の50%
フレディの両親と妹に印税の50%
彼氏?のジム・ハットンに約7200万円とアイルランドの別宅とされています。
元彼女のメアリーは(家を売り飛ばさず)いまでもフレディの家に住まれているそうで、そこにも深い意味がありそうですね。
ボヘミアンラプソディの歌詞はぱっと見にはおかしな歌詞だと感じられるかもしれませんが、その中でママ~と言いながら殺したことを母に伝えるセリフがありますが、殺したのは他人ではなく過去の自分?あるいはゾロアスター教の自分?
ガリレオは ブライアン・メイ ? フィガロはロジャー・テイラー ?マニフィコmagnificoは ジョン・ディーコン ?
さまざまな見方があります。
フレディのお葬式はゾロアスター教で行われたということでした。
ゾロアスター教は拝火教ともいわれるように火を大切にしている宗教です。
それはもしかしたら密教の護摩焚きにつながっているのかもしれないのです。
つまりこんにちの私たちにもつながっているかもしれないとも想像できます。
こうしたことを思いながらみてみるとまた違った鑑賞ができると思います。