たるみ治療の歴史と今

たるみが気になる場合にどんな治療があるのか?

昔はたるんでいる部分を切り取って縫い縮める方法しかありませんでした。

治療後の傷跡や腫れや内出血などのダウンタイムもあり、誰もが簡単に受けれる治療ではなかったんですね。

切る手術しかない時代はクリニックにカウンセリングに来られても話を聞いて治療を断念される方がほとんどでした。

その後切らない治療がいくつもでてきました。

1つは糸で吊り上げる方法で、ギザギザのかえし(トゲ)がついた糸を皮膚の下に挿入し、脂肪などの皮下組織をひっかけてずらす方法です。

この糸の治療の中にも種類があって、吸収する糸を使う方法と吸収しない糸を使う方法、そしてフローティングタイプと呼ばれる固定しない方法と側頭部の筋膜や筋肉に固定する方法があります。

吸収しない糸や側頭部に固定する方法は副作用が問題となることがあり、吸収する糸を使って固定しない方法が多くなっています。

もうひとつは手術でなく、機器を使ってたるみを改善する方法です。

その中で代表的なものがウルセラシステム(ウルセラ)とサーマクールです。

ウルセラはHIFUと呼ばれる治療の1つで超音波を使う方法でサーマクールは高周波を使う治療です。

どちらも皮下を高温にして効果をだす治療で、簡単に言えばお肉を焼くとお肉が縮む原理です。

今はそんなことはありませんが、サーマクールは昔は本当にやけどを起こしてしまうことがありました。

サーマクールはボリュームが減りやすく、ウルセラはリフトアップ効果が強い治療になります。

では糸を使う方法がいいのか、機器を使う方法がいいのかという話ですが、僕自身は機器を使った治療で様々な工夫を行った結果、長期に効果を感じていただけるようになったのでウルセラやサーマクールの治療を好んで行っています。

先日の美容外科学会で糸を使ったたるみとり治療は半年で効果がなくなるという話だったのですが、今日ウルセラの1年検診をされた方も十分効果が続いており、ご本人も満足されていました。

 

 

ウルセラによるたるみ治療の結果

ウルセラのモニターの方の3か月目の検診がありました。

治療前のフェイスラインは

治療後には

副作用は一時的な腫れや内出血、しびれなどですが、普通問題にはなりません。

切っているわけではありませんから傷跡もなく、糸などの異物を入れることもなくこまでできているわけです。

もちろん効果に個人差はあるわけですが、切らない治療でも使い方によってはここまで効果をだすことができるのは自分で治療を行っていながら驚異的だと思います。

痩せた?とたずねられます

ウルセラ治療後6ヶ月の検診がありました。

明らかに頬がリフトアップされてすっきりされていました。

『ご友人に「痩せた?」とか何か変化を指摘されることはありませんか?』とおたずねすると『よく言われます』というお答えでした。もちろん体重はほとんどかわっていないそうです。

ウルセラはダウンタイムが少なく、しっかりリフトアップすることができます。

ウルセラのモニターの動画ができあがりました

ウルセラをモニターで受けられた方の動画が2本できあがりました。

びっくりするぐらいリフトアップされているのがわかります。

ご本人の喜びの声をお聞きください。

ウルセラシステム〈チャレンジ編〉

ウルセラシステム〈ビューティーアップ編〉

 

 

PRPで効果バッチリ

PRPの4か月検診の時のエピソードです。

PRP治療によって目の下のたるみやほうれい線がとても良くなられていました。

10歳以上の若返っておられるように見えました。

ご本人もとても喜ばれており『これは本当にやって良かった』とおっしゃっていただきました。

今回はさらに若返っていただくためにウルセラシステムを受けられました。頬がリフトアップし顎下のたるみも改善してフェイスラインがはっきりすると思います。

数か月後の検診が楽しみです

 

今回もウルセラとPRP同時治療後1か月目の検診で喜ばれていました

ウルセラとPRP治療後1ヶ月目の検診がありました。

しわやくぼみを膨らませることで改善するPRPと

皮下をやけどさせて縮めることでたるみを引き締めるウルセラ

感覚的には1+1=2ではなく2以上の効果があるように感じます。

今回の方はご主人にも治療を伝えられていて『頬がすっきりしている』と言われたということで喜ばれていました。


まだウルセラ治療後1ヶ月です。

この時期は腫れが無いようで実は腫れている(むくんでいる)可能性の高い時期です。

もう1か月するとさらに効果がわかりやすくなり、その後もさらにリフトアップしていきます。

PRPの効果もさらに増していくと思います。

経過が楽しみです。

ウルセラによるリフトアップの写真

ウルセラは超音波で皮膚や皮下組織、筋膜を熱で収縮させるHIFUという治療でアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる)にも認められた治療です。

最近治療を受けられたウルセラのモニターの方の結果です。

まず治療前の正面です。

頬と顎下にウルセラ治療を行いました。次の写真が3か月後のものです。

頬や顎下のたるみがかなり改善されているのがわかります。

斜めから見てみるとさらによくわかります。

治療前の斜めの状態

そして治療後3ヶ月目には

頬から顎にかけてすっきりしているのがよくわかります。『痩せたのでは?』と思われるかもしれませんが、体重はまったく変わられていないのでこれは純粋にウルセラの効果です。

横顔をみると

治療前は

治療後3ヶ月にはこれも頬と顎下がかなりすっきりしているのわかります。

ウルセラはやけどをさせる治療なので、副作用としては一時的な腫れや内出血、しびれなどが生じることがありますが、この方は副作用はまったくなかったということでした。

もちろん傷跡もまったくありません。

ウルセラでここまで変化させることができたわけです。

ウルセラPRPで10歳以上の若返り?

ウルセラとPRPを受けられて4ヶ月目の検診がありました。

この方は今回のウルセラとPRPは2回目で、前回は5年くらい前です。

買い物に行った時に年齢を確認されることがあり、自分の年齢を言ったところ、10歳以上若く見えると驚かれたということで喜んでおられました

お世辞ではなく、本当に10歳くらいは若く見えました

ウルセラシステムで“バッチリ!”リフトアップ

PRP治療を行って3ヶ月、ウルセラシステム治療後1ヶ月目の検診がありました。

PRPでほうれい線や目の下のたるみが改善し、ウルセラで頬のたるみが改善されていました

ウルセラは超音波で皮下組織を凝固させてリフトアップするアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる)承認の治療です

ウルセラの効果をしっかりだすために当院ではこの方だけでなく普段からたくさん強く照射するようにしています。

このため1ヶ月の時点ではまだ腫れが残っていて効果がまだわからないケースもあるのですが、この方はこの1ヶ月の時点でも頬がひきしまり、頬のたるみがかなり改善されて小顔になられていました

ウルセラは数か月かけて効果がゆっくりでていくので今後がさらに楽しみです

連日のウルセラ&PRP1か月後検診がありました

今日もウルセラ&PRP治療後1ヶ月目の検診がありました。

この方も目の下のくぼみがPRPでなくなり、とても満足されていました

頬や顎下のたるみもやや改善されていましたが、こちらはこれからさらに改善が進みます。

当院では効果を高くするためにウルセラもサーマクールも強く照射するので、腫れがでることがあるために、はじめは効果を自覚しにくいケースもあります。

また経過を見せていただくのが楽しみです