他院で『糸で固定する二重手術を受けたけれども、結果が気にいらず、糸を抜きたくって何度も相談に行くのに、何かと理由をつけて糸を抜いてくれない』というご相談がたまにあります。
糸を抜くのは手術を行った医師が一番留めた場所や方法を知っているわけですから、手術をした医師に行ってもらうのが基本的には一番です。
糸を抜かない理由としては
糸を抜くことができないような留め方をしている(無理に抜くと何らかの障害がおこる)
術者に糸を抜く技術がない
などが考えられます
できた二重が狭い場合は前回の糸を抜かなくても太い二重にするのは容易ですが、太い二重を狭く固定するには前回の糸を必ず抜くことが必要です。
抜かない限り狭い二重を作ることができません。
糸による二重手術のいいところの一つが容易に元に戻せることです。
糸を抜くケースを考えておかないといけないので、糸の抜去ができる手術を行うのが普通です。
しかし糸が抜けないような固定方法をするケースがあるようです。
二重がとれてしまうことがあるのは糸が自然に抜けたからとれてしまうわけではありませんので、糸が抜けない手術の方が二重が長持ちするわけではありません。
糸が抜けないような手術方法には注意が必要です。