照射しているところが画面で確認できるHIFUをおすすめします

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

当院は照射しているところを画面で確認しながら照射できるウルセラを使っています。

ウルセラの画面です

上部に映っているのが皮膚の部分の画面です。

ウルセラでヤケド(凝固)させる部分に赤でマークすると

3.0と書いてありますが、このハンドピースだと3.0ミリの深さの部分が凝固されます。

拡大すると

緑の線に区切りがありますが、それが凝固される部位です。

マークすると

照射する時にゼリーを塗るのですがたっぷり塗って軽くハンドピースを当ててみます。

黒い部分に凝固される部分が来ています。マークすると

これだと皮膚の中に届いていませんので効果はありません。

軽く圧迫すると

黒いゼリー部分と皮膚表面の白いところの境界部分に凝固ラインが来ています。

マークすると

これだと皮膚表面がヤケドしてしまいます。

HIFUで表面がヤケドしてしまう時はこのように皮膚の表面に当たっているのです。

あまウルセラはこのように照射される部分を確認しながら照射できるのと機械が正確で安定した深さに照射できるので注意しながら照射することで安全に効果的な治療が可能です。

HIFUの機種によってはこのような画面上での確認ができなかったり、照射の深さが安定していなかったりします。

すると皮膚表面をヤケドさせないためには出力を弱くするしかありません。つまり効果が減ってしまうのです。

このようなことも知ったうえで治療を選ぶ必要があると思います。

当院のHIFU(ハイフ)は医師である僕が必ず照射を行っています。

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

『事故相次ぐ「ハイフ」施術 ホットペッパー、予約制限へ』というニュースをご覧になられた方も多いと思います。

HIFU(ハイフ)は皮膚の深部をやけどさせることでたるみ改善を行う治療です。

やけどさせるのですから副作用がでないように必要な部位以外をやけどさせないように注意しながら行うことは当然のことです。

このため当院のHIFU(ハイフ)は医師である僕が必ず照射を行っています。

(ニュース内でも医師が照射せよとなっています。)

当院では看護師がHIFU(ハイフ)を照射することがありません。

ソフウェーブの多い一日でした。

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

ソフウェーブの多い一日でした。

皮膚の深い層(3ミリ、4.5ミリの深さ)を引き締めるのにはウルセラが有効ですが、ウルセラの1.5ミリモードは僕の基準からすると効果が弱いため、1.5ミリに作用させる治療はウルセラでは行っていません。

この1.5ミリ付近に強力に作用できるのがソフウェーブです。

もともと考えていた予想より効果は高く、患者さんにも好評です。

ウルセラは強い出力で行った方が効果が高いのですが、やはりソフウェーブも高出力で行った方が効果が高い印象があります。

昨日もお話ししましたが皮膚表面はヤケドはさせないように注意しながらできるだけ高出力で行い、効果を高めるために当院ではウルセラもソフウェーブもスタッフが照射するのではなく僕自ら照射するようにしています。

安全に効果は高くが目標です。

 

エステのHIFUがニュースになっていますね

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

ニュースになっているようにエステでHIFUを受けてトラブルになっているケースがたくさんあるようです。中にはHIFUを貸し出して自分で治療するという考えられないケースもあるようです


知識や技術のない人がHIFUを扱えば当然ですが危険です。HIFUはやけどさせる治療ですから。

ただ HIFU=危険 ということではありません。


『包丁は危険なのか?』というのと同じです。

包丁も扱い方によっては危険です。

でもみんな使ってますよね。

HIFUはやけどさせて効果をだす治療ですが、やけどさせる部分が見えていないのでより注意が必要です。

クリニックでも看護師に照射させているクリニックもあるようですが、当院では医師である僕だけがHIFU(ウルセラ)の照射を行っています。

安全性そして効果を担保し、正しい使い方をするためです

まず安全性ですがHIFUはヤケドさせる治療ですから正しい場所をヤケドさせないとたいへんなことになります。

接触部分から4.5ミリや3ミリの深さが本当にヤケドしますから、例えば眼球の上の上まぶたに照射すればまぶたを通り越して眼球が焼ける可能性もありますし、ジェルを厚く塗ってヘッドが浮いた状態で照射すれば皮膚表面が焼けることも考えられます。また深刻な神経損傷をおこさないように照射しない部位もあります。

効果の面でもHIFUは本当にやけどして引き締まりますから、どの部位にどれくらいの照射を行うかが大切です。

当院でウルセラを受けられた方は全顔にまんべんなく照射するなどということはしていないのがわかると思います。ある意味彫刻と同じですので引き締める場所を見極めてからそこを引き締めるように照射を行っていますので照射の場所も照射数もその人にあわせて行い、照射部位や照射数はひとりひとり異なります。

このあたりのことをよく理解されて信頼できるドクターのところで治療を受けられることをおすすめします。