さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回は名古屋の方でミラドライを受けたもののまったく治っていない方です。
切開しアポクリン腺層を露出
瘢痕ごとすべて丁寧に除去
そして丁寧にアンカー縫合
これでワキガもワキの多汗も治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回は名古屋の方でミラドライを受けたもののまったく治っていない方です。
切開しアポクリン腺層を露出
瘢痕ごとすべて丁寧に除去
そして丁寧にアンカー縫合
これでワキガもワキの多汗も治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回手術を受けられた方はかなり前に東京で剪除法手術
そして最近滋賀でミラドライを2回受けた方です。
汗はやや減ったものの臭いが治らないということで当院での剪除法手術を希望されました。
再発ではなく不治癒と書いたのはいったん治って再発したのではなく、1回も治っていないとご本人が感じれられているためです。
切開しアポクリン腺を露出
もりもり残っているというよりまばらに広範囲に残っているという感じです。
すべて除去
そして丁寧にアンカー縫合
これでワキガは治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
『きちんと治るワキガ治療をどうやって見分けて治療を受けるか』
『治療を受けて本当にワキガが治るのか』
『どこでどんな治療を受ければいいのか』
迷っておられる方もたくさんおられると思います。
実は手術後の経過をみればアポクリン腺がきちんと除去できているかどうかはある程度わかります。アポクリン腺をきちんと除去すればするほど皮膚へのダメージは生じるので、治療後に生じる色素沈着の範囲が広くなったり、色素沈着が強くなったり改善するのに時間がかかったりします。
つまり手術した範囲が狭かったり、手術後の経過があまりにきれいだと効果の低い治療だということを意味します。(ただしいいかげんな治療過ぎて治りが悪い場合もあります)
ワキガの原因となるアポクリン腺は皮膚の構造の一部です。ワキガ治療ではこれを破壊したり、除去したりしますので、必ず皮膚にダメージが及びます。つまりきちんとアポクリン腺を除去すればするほどダメージは大きくなります。傷跡をできるだけきれいに治すにはそのダメージをできるだけ小さく早く回復させる手立てが必要となります。
治療のダメージを小さくする方法は
①アポクリン腺を完全に除去するのはあきらめてアポクリン腺が残っても仕方がないと考えることがひとつ。これはアポクリン腺を除去する範囲を狭くする、皮膚からアポクリン腺を除去する時に完全に除去せずに皮膚側にアポクリン腺が残っても仕方ないと考えて除去する厚さを狭くする、何らかの器具や機械を使ってアポクリン腺を除去し、血管をできるだけ残す(同時にアポクリン腺も残ってしまう)、
そして別の考え方は
②アポクリン腺はきちんと除去した上でできるだけ早く回復するような手立てを講じる(アンカー縫合を多数行うなど)。
などが考えられます。
僕は②の方針で治療を行っていますが、世間では①の方針で行われていることも多いのでワキガの再発に悩む方も多いわけです。
では実際に術後の経過をどうやって確認するかですね。
僕の手術の場合は手術範囲は術後のアンカー縫合の範囲を見れば広い範囲に手術しているのがわかる人にはわかります。
その後の術後の経過もかなりの方がネットで公開されているようです。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回も他院ワキガミラドライ治療後の再発のケースです。
汗は減ったようですが、臭いはまったく治っていないようですので正確には再発ではなく、効果なしのケースです。
ミラドライの照射はドクターがしてくれるのかと思いきやナースが行い、しかも照射のやり方がわからず他のナースが指導しながら照射したということでした。
当院での手術の様子です。
切開しアポクリン腺層を露出します。
瘢痕はあるので何か作用があるのはそうなのですが、不充分なのです。何度も受けられた方でも臭いが改善していないと言われる方がたくさんおられるので回数をこなせばなくなるというものではないようです。
すべて丁寧に除去
そして丁寧にアンカー縫合
これでワキガは治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回の方はミラドライとビューホット2種類の治療を受けられています。
ミラドライは一時的に効果はあったものの再発、ビューホットは全く効果を感じなかったということでした。
切開しアポクリン腺層を露出
白い膜はおそらくミラドライによる瘢痕でその奥にアポクリン腺が透けています。
すべて除去
丁寧にアンカー縫合
今回の手術でワキガは治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回もミラドライ後のワキガ再発のケースでした。
過去のブログをさかのぼっていただくとわかりますが、当院へご相談いただく方のなかでもミラドライ後わきが再発の方はかなり多いと思います。
切開しアポクリン腺層を露出
白い薄皮に覆われていますがこれがミラドライの跡です。
この下にアポクリン腺が隠れています。
すべて除去
そしてアンカー縫合
かなり広い範囲です。
これでワキガの臭いはなくなります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
他院でミラドライ1回で臭いは50%改善し、2回治療すると70%説明を受け、ミラドライを2回受けたものの臭いは全く改善しなかったということで当院での剪除法手術を希望され受けられました。
切開しアポクリン腺層を露出
すべて丁寧に除去
そして細かく丁寧にアンカー縫合
今回の手術でワキガは治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
またしてもミラドライ後再発のケースです。正確には短期間も治っていませんので再発というより無効果のケースです。
切開しアポクリン腺層を露出すると
多量のアポクリン腺です。
どこがミラドライで凝固されているのかまったくわかりません
ご本人が効果がまったくなかったと言われるのもよく理解できます。
すべて丁寧に除去
そして丁寧にアンカー縫合
これでワキガもワキの多汗も治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
ミラドライ後にワキガ臭が強くなった方の手術でした。
『ミラドライ後にワキガ臭が強くなるなどということがあるのだろうか?』と不思議に思っていましたが、何人もそういう方がおられるので、そういうこともあるのかもしれないと今は思っています。
実はこの方は今回が4回目の手術です。
1回目は吸引法で2回目はミラドライで治療を受けられて少しは効果があったようなのですが、さらにミラドライを受けると今度はワキガ臭が明らかに強くなったということでした。
切開しアポクリン腺層を露出
瘢痕化しています
瘢痕ごとアポクリン腺層を丁寧に除去
そして細かくアンカー縫合
今回の手術でワキガは治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回も再発の手術です。
切開しアポクリン腺層を露出
瘢痕ごとアポクリン腺を除去
そして細かくアンカー縫合
以前の手術の範囲より広範囲の手術になっています。
この写真の左部分を拡大すると吸引法の切開跡があります。
わかりにくいと思うので切開跡に赤線を引くと
手術前のワキでは
わかりにくいので吸引法の切開跡に赤線を引くと
何を言おうとしているのかというと
吸引法の傷跡より外側までアポクリン腺が存在し除去したためアンカー縫合も傷跡より外側までかかっているのです。
吸引法では傷口より内側しかアポクリン腺を除去しようとしていません。傷口より外側のアポクリン腺は吸引法では全く処置できていないことになります。
目でアポクリン腺を確認しない方法では常にこうしたことが起こります。
ただこの方は剪除法も受けておられるにもかかわらず取りきれていないのです。
目でアポクリン腺を確認し時間がかかってもきちんと除去する丁寧な直視下剪除法がもっとも確実なワキガ手術です。
最新の記事
カテゴリ一覧
月別
お悩み別メニュー