さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回は中学生のワキガ手術でした。
切開しアポクリン腺層を露出
密集というわけではありませんがアポクリン腺はたくさんあります。
すべて除去
そして丁寧にアンカー縫合
これでワキガは治ります。
当然ですがアポクリン腺の範囲をすべて除去しないとワキガは治りません。
このためワキのアポクリン腺は範囲が広くともすべて除去しています。
それをできるだけきれいに治すために多量の縫合(アンカー縫合)を行っています。
このアンカー縫合だけで今回は片脇45分、両脇で1時間半かかりました。
昨日手術を見分けるには術後の経過の違いを見ればいいという話をしましたが、実際のところ写真での比較は写真がみつけられないかもしれないので、なかなか比較は難しいかもしれません。
その場合は手術時間の違いも参考になると思います。
今回の手術は約3時間半でした。そのうちアンカー縫合に1時間半です。アンカー縫合を適当にすれば1時間以上短縮できると思いますが手間がかかっても僕はよりいい結果をだすことを選びます。