さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回も成長期・中学生のワキガ手術でした。
切開しアポクリン腺を露出
すべて除去
丁寧にアンカー縫合
今回は範囲があまり広くないケースでした。
それでも約3時間の手術でした。
これでワキガは治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
小学生や中学生のワキガ手術もたくさん行っていますが、これまで再発を経験したことがありません。
要はアポクリン腺を見分けてきちんと除去することができればワキガは治ると考えています。
以前ご紹介した縦横高さのブログが参考になると思います。
今回は沖縄の小学生のワキガ手術でした。
切開してアポクリン腺を露出
小さめのアポクリン腺がたくさんあります。
アポクリン腺がわかりやすいところにマークすると
ぷつぷつしているのがアポクリン腺です。
マークのところだけでなく全体に存在しています。
すべて除去
そして丁寧にアンカー縫合
傷の位置が中央ではなくずれています。
理由を説明するためにマークを付けると
もともとは赤線を引いていないところにアポクリン腺があると予想してその真ん中を切ったのです。
しかし実際はそれより広くアポクリン腺は存在し、特に左側(患者さんの右外側)によりアポクリン腺が広く存在したのです。
これはアポクリン腺を目で確認しながら除去しているのでこのようなことが起きるのです。
アポクリン腺をきちんと除去できればワキガは治ります。
今回の他府県の方で手術を受けられたのは中学3年生ですがお母さんにはじめてご相談いただいたのは約3年前お子さんが小学6年生の時でした。
お母さんはお子さんが『手術を受けよう』という気持ちが固まるのを待たれていたのですが、この3年の間にワキガ臭も強くなり、ご本人も『高校生活はワキガを気にせず送りたい』と決心して手術を受けられました。
切開しアポクリン腺を露出
この写真でわかるアポクリン腺にマークすると
でもこの赤丸にしかアポクリン腺はないのではなく、この写真で指摘できるところが赤丸部分というだけで、黄色い脂肪の下に全体に広くアポクリン腺は存在しています。
こちらも同じでこの写真に写っているアポクリン腺を示すと赤丸部分ですが実際には脂肪の下に広く存在していました。
すべて除去すると
そして丁寧にアンカー縫合
これで高校生活はワキガを気にせず過ごせると思います。
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