動脈硬化が食事で改善する!?

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

動脈硬化が改善するという食事はRAP食で、由来は「動脈プラーク(血管内壁の脂肪の塊かたまり)退縮のための食事療法」(Medical Regression Arterial Plaque)からです。

久留米の真島消化器クリニックの真島先生が提唱されている食事療法です。

『マクロファージを活性化させることで血管内プラークを減らすことができる』という話です。

夢のような話ですが、夢ではなく実際に血管をエコーで7ヶ所も調べてプラークが小さくなるのを確かめられているんですね

臨床医としては非常に興味深い話です。

ホームページにも多量の情報が掲載されています。

真島消化器クリニックのHPはこちら

詳しく書かれた書籍『脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は油が原因』も出版されています。

油だけでなく、腸内細菌も非常に重要なようです。

プラークが原因であれば睡眠時無呼吸症候群も治るといいますからすごいことです。

EPA(オメガ3)で血圧が下がる?

EPAなどのオメガ3脂肪酸を摂取すると血圧が下がるという報告がされています。このことと直接関係あるかはわかりませんが、細胞膜で脂肪酸は重要な役目を果たしていてオメガ3脂肪酸によって細胞膜の柔軟性が上がると言われています。ただオメガ3脂肪酸のような不飽和脂肪酸は酸化されやすいので何らかの酸化対策も同時に必要なのかも知れません。血圧を下げる為ではありませんが当院でも術後の経過を良くするためにEPAを使ってきます。