ウルセラシステム

ウルセラ&PRP:1年経っても効果はしっかりでたままです

ウルセラとPRPの治療後1年目の検診がありました。

効果はバッチリで一目見ただけで印象が全く違うのがわかります。

PRPの効果はもともと非常に長いですし、当院のウルセラは照射を強くたくさん行うようにしていますので、その分効果が高く長くなっていると思います。

ウルセラシステムとPRPの併用で驚異的な若返り

今日の検診の方はPRPを受けられた後にウルセラも受けられてPRPを受けられてからだと約3か月半、ウルセラを受けてからだとは約2か月半の方でした。


しわやくぼみを埋めるPRPで目の下のくぼみやゴルゴライン、ほうれい線などが改善し、リフトアップ治療のウルセラで頬や顎下のたるみが改善されていました。それぞれ単独でも効果は高いのですが、1+1が2以上になる印象があります。


僕が美容外科医になって20年以上経ちました。

以前は目の下のたるみを治すのに切る方法しかなかったのですが、今ではほとんどの方でPRPを注入するだけで満足していただけるようになりました。

頬のたるみも切り取るしかなかったのが、ウルセラで凝固して収縮、リフトアップすることができるようになり、傷跡も残さず人知れず若返ることが可能になりました。

簡単な処置でここまで治るのは自分で治療していながら驚異的だと改めて思います。

ベロハイフ&PRP併用治療の方も若返られていました

約1年前にPRP治療を受けられてゴルゴラインやほうれい線が改善し、その後数回ベロハイフによるリフトアップを受けられて頬がかなりリフトアップされていました。

個人的にはウルセラのガツンとしたリフトアップが好きなのですが、より痛みの少ない治療がいいということでベロハイフになったのでした。

ベロハイフはウルセラよりやさしい治療ですが、ベロハイフもHIFUという皮下をやけどさせる処置であることはかわりませんので、機器によるたるみ治療の中では強い治療といえます。

エステでのたるみ治療に注意が呼びかけられています。

美容でのHIFUは皮膚の深部をやけどさせることでたるみを改善させる施術です。

最近エステでのHIFU施術でトラブルがあり、エステでHIFUを受けないようにという注意喚起がなされています

注意喚起のHP

HIFUはやけどを起こさせる施術ですからエステでHIFUが行われていること自体が驚きです。

HIFUは正確に数ミリ先に焦点をあわせないといけないので、かならず僕が照射を行っています。

 

 

HIFUでちりめんじわを治したい?

何度かお話していますが、HIFU(ハイフ) はHigh Intensity Focused Ultrasoundの略で、高密度焦点式超音波と訳されます。

簡単に言えば超音波で焼く(凝固させる)治療です。

実際にお肉を凝固させている動画

HIFU(ハイフ)として 当院には『ウルセラシステム』と『ベロハイフ』があります。

HIFU(ハイフ)は前立腺がん治療などにも使われていますが、美容皮膚領域では皮下組織に当てるとその部分が凝固して縮まるため、たるみ治療などにも用いられているのです。

 『HIFUでちりめんじわを治したい』という方がおられたのですが、ちりめんじわはHIFUが一番の適応ではありません。HIFUを当てる深さには1.5ミリとか3ミリとか4.5ミリとかさまざまな深さがあるのですが、もしHIFUを当ててちりめんじわがよくなる可能性があるとすれば、1.5ミリのものですが、1.5ミリはエネルギー出力自体は小さいので、『たるみを治すことがメインで、肌もついでに少し治療しておきたい』ということであればHIFU治療でもいいのですが、『ちりめんじわをメインで治したい』となるとちりめんじわ自体がある表面およびその近くを焼く『eマトリックス』や皮膚に穴をあけてビタミンAを導入する『ニードリング』、『臍帯血再生因子治療』などの方がより直接ちりめんじわを治すことにつながります。

美容皮膚も進歩し、美容機器も今はさまざまなものがあり、ネーミングも勝手になされているので素人が判断するのは難しいですよね。