さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回は九州の小学生のワキガ手術でした。
切開しアポクリン腺を露出
すべて丁寧に除去
そして丁寧にアンカー縫合
小学生ですが範囲が広かったため3時間半を超える手術となりました。
これでワキガは治ります。
24日に26日のワキガ手術枠が空いたとお知らせしましたが、すぐにご相談があり、26日の手術枠は埋まりました。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回も他院術後再発で愛知の方でした。
右わきはこれまで吸引法、皮膚切除法、ミラドライ
左わきは吸引法、ミラドライ
を受けられていて今回当院で剪除法の手術となりました。
はじめて皮膚切除でワキガ治療されているのを見ました。
教科書にはありますが、皮膚切除で脇全体のアポクリン腺を除去できるはずもなく現代では行われていない手術方法だと思っていましたが行っている施設があるようです。要は少しマシになればそれでいい(治らなくてもいい)と思っているということだとしか考えられません。
驚きました
切開してアポクリン腺層を露出
ブルーに見えているのは皮膚切除した時に皮膚を縫い合わせた糸だと思います。
こちらにも糸があります。
瘢痕ごとアポクリン腺層を除去
そして丁寧にアンカー縫合
非常に広く手術しているのがわかると思います。
術前にワキガ臭は確認できませんでしたが、アポクリン腺遺残が臭いの原因であればこれでワキガ臭は治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回もミラドライ後の再発です。
1回治療後やや臭いがましになったものの臭いが気になり、2回目を受けても臭いは改善しなかったということで当院での剪除法での治療を希望されました。
切開してアポクリン腺を露出
アポクリン腺はたくさん残っています。
剥がしたところに指を挿入してみると
うすくて見えにくいのですが手術前にこの場所まではアポクリン腺があるだろうというところにオレンジ色のマジックでマークしていてその先に指が入っているので術前に予想したより広くアポクリン腺が存在したことがわかります。
わかりにくいと思うのでマークを付けてみます。
赤色のところにオレンジの線があります。
緑色のラインのところまでアポクリン腺が存在したのでそこまで剥離しています。
つまり直接目で見ないとアポクリン腺の範囲はわからないのです。
アポクリン腺をすべて除去
そして丁寧にアンカー縫合
非常に広い範囲を手術しているのがわかります。
直接見ているからこそ手術前の予想範囲より広く手術できているわけです。
今回の手術でワキガは治ります。
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