やはり運動が大切?

広島さくら美容クリニック院長の棒谷です。

人工甘味料で心血管疾患や脳血管疾患が増えるという報告が最近もでています。

はっきりした理由はわかっていないのですが、人工甘味料で血糖値は上がらないはずなのですが、何らかの理由で糖代謝にも影響する可能性も考えられています。

また別の話ですがEPAが血糖値の上昇を防ぐという報告もあります。興味深いです。

そして食事の時にまずたんぱく質をとってから他のものを食べると血糖値があがりにくいとも言われています。これは比較的容易に行うことができます。

常時血糖を測定できる機器も開発されていますから、ある程度知識があればそうした機器を使って自分の血糖値の傾向を調べることも可能になっています。

でも一番重要なのは運動なのかもしれません。

筋肉をある程度増やすことと有酸素運動です。

糖尿病の治療のために食事の後のスクワットを取り入れているいる医療機関もあります。

僕自身は初心に戻って最近はウォーキングをしています。

ワキガは治せます

広島さくら美容クリニック院長の棒谷です。

耳垢が湿っていて家族にワキガの方がいて、実際にワキガ独特の臭いが思春期頃から臭い始めた。

こうしたワキガであればきちんとした剪除法手術をすればワキガは治ります。

僕が患者さんに説明する時には『これまで当院でワキガ手術を受けられた方はワキガが治っているのであなたも治ると思います。』と説明しています。

『8割治る』とか『9割治る』とか『ほとんど治る』とか『だいたい気にならなくなる』というあいまいな説明ではないのです。

これは小学生や中学生でも同じです。

『若い人は成長途中だから再発するかもしれない』

当院ではそういった説明をすることはなく、

『子供でもきちんとした手術をすればワキガは治る』と考えています。

これは長年ワキガ治療に携わってきた経験と結果からそういえるようになったのです。

 

では治らないワキガがあるのか?

治らないワキガがあるとは僕は思っていません。

でも脇でない部位、つまりすそワキガ(陰部のワキガ)と乳輪のワキガは剪除することがされていないので治せません。

あとはご本人はワキガだと思っているがワキガでない場合は原因がワキのアポクリン腺ではないので、いくらワキのアポクリン腺を手術で除去しても治りません。

原因が違えば治療法も異なります。

ワキガかどうか不安な場合はまずは詳しい検査を行ってみることをおすすめしています。

 

広範囲な成人男性のワキガ手術

広島 さくら美容クリニック 院長の棒谷です。

今日のワキガ手術は成人男性でアポクリン腺の範囲は広範囲でした。

半透明のところがアポクリン腺です。

黄色いのは皮下脂肪でこの下にアポクリン腺が隠れています。

つるんとなるまですべて除去

そして丁寧にアンカー縫合

両脇で4時間以上の手術でした。

これでワキガは治ります。

 

大学生のワキガ手術

広島・さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今日は大学生のワキガ手術でした。

アポクリン腺は多量にありました。

初回手術でアポクリン腺も多いのでわかりやすいですね

すべて除去すると

そして皮膚が浮かないようにアンカー縫合

これでワキガは治ります。

わきがローラー○○○○法術後再発の手術

広島・さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今日は宮崎の方で以前ローラー○○○○法でワキガ手術を受けられたもののすぐに再発された方でした。

最近PDT療法も受けられたそうですが、まったく効果は見られなかったそうです。

PDTでワキガが治ると聞いたことがありません。

切開してアポクリン腺を露出

メスで切開したとたんアポクリン腺が残っているのがわかりました。

これは剥離をすすめたところですが

切開したとたんに見えたアポクリン腺にマークをつけると

赤丸部分がすぐに見えたのです。

アポクリン腺層をすべて露出

瘢痕に覆われています

瘢痕と瘢痕の下にあるアポクリン腺を除去

これでワキガが治ることは確定です。

丁寧にアンカー縫合を行い、タイオーバー固定して手術は終了です。

東京の方のワキガ手術

広島さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今日の方は東京の方で、奥さんから手術を受けることを勧められた方でした。

アポクリン腺は広く多量にありました。

たくさんあるのがわかりにくいので除去したアポクリン腺の一部を撮影してみました。

アポクリン腺をすべて除去するとツルツルに

他院のカウンセリングで『すべて除去しない方がいいと説明を受けた』と言われる方がおられますが、全部除去しない(あるいはできない)からワキガが治らないのです。

丁寧にアンカー縫合

これでワキガは治ります。

静岡の方のワキガ手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今日は静岡の方のワキガ手術でした。

この方が手術を当院で行うことに決められた理由をおききしました。

棒谷『なぜ当院で手術を受けられることにされたのですか?』

患者さん『ワキガの掲示板でここがいいとすすめられていて、長期に再発しない手術をされていて、ブログも見てここで手術を受けようと決めました』

棒谷『東京で手術を受けることを考えられなかったのですか?』

患者さん『ブログを見ると東京で手術を受けたものの再発してここで治療を受けておられる方がたくさんおられたので』

ということでした。

切開してアポクリン腺を確認すると

すべて丁寧に除去

そして丁寧にアンカー縫合

これでワキガは治ります。

過去のブログをご覧いただくとわかりますが東京だけでなく多くの方が全国から当院に手術を受けに来られているのがわかると思います。

ある方が東京のクリニックでワキガ治療したものの再発し、当院に来られました。その方が手術を受けたクリニックのホームページをみると、『都市部以外の人口の少ない地域では、わきが手術症例が少ないため、わきが手術を得意とする医師がほとんどいないのが現状です。』『汗腺の取り残しがないように、片ワキに対して1時間以上(両側だと2時間以上)かけ、広い範囲を丁寧に治療します。これは一般的な病院の2倍近い時間です。両脇同時に手術を行うと、片側に十分な時間がかけられず、施術範囲が小さくなって汗腺を取り残してしまいます』と書かれており、そのクリニックのある東京まで手術を受けに来るように勧められていました。

当院は地方都市の広島にあります。

ほとんどの方が休みや通院の都合のため両脇同時の手術を希望されますので、両脇同時の手術を行っています。多くの場合片ワキに1時間半以上、両ワキで3時間以上かけて手術を行い、ワキの範囲が非常に広いケースだと5時間くらいかけて手術を行うこともあります。

こうしたことを理解されているからこそ、全国から当院に手術を受けに来られているのだと思います。

 

 

 

 

新型HIFUソフウェーブが好評です

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

新型のHIFUであるソフウェーブが好評です。

皮膚を冷却して保護しながら、皮下1.5ミリの浅い層を収縮させることで効果を発揮します。

通常のHIFUでも1.5ミリの設定は可能ですが冷却装置はついていません。

つまり冷却しなくても大丈夫な弱いレベルでしか治療できないわけです。

ソフウェーブは冷却しながら行うだけでなく、通常のHIFUが点状にヤケドさせるのに対し、独自の同期平行型超音波ビームSUPERB™テクノロジーを使用し、軸状にヤケドさせることで強力な効果をだすことが可能となっています。

動画はこちらです

 

中学生のワキガ手術でした

さくら美容クリニック広島の院長の棒谷です。

小中学生のワキガ手術が続いています。

今日も中学生でした。

切開してアポクリン腺を露出

アポクリン腺はたくさんあります。

すべて丁寧に除去(剪除)

そして丁寧にアンカー縫合

今回もかなり広範囲でしたがきっちり手術を行いました。

わきが再発の治療法も剪除法しか考えられない

おはようございます。

さくら美容クリニック広島の院長 棒谷 です。

今回はわきが再発の治療法に関する話題です。

最も確実なわきが治療は直視下剪除法ですが、ワキガ治療を受けて再発した場合の治療法は剪除法しか考えられないと思います。

わきが治療を行うということはアポクリン腺の層を除去したり、アポクリン腺を焼いたりすることでダメージを与えて働きを少なくしたりしているのです。

このため治療を行ったあと皮下組織が炎症をおこし、皮膚と皮下組織(脂肪)の癒着(くっつくこと)が起こります。

わきがが再発した場合アポクリン腺を除去するためには残っているアポクリン腺の層と脂肪の間を剥がす必要があります。

剪除法の場合皮膚を反転しながらその境界を目で確認しながら脂肪に切り込まないようにはがして除去することが可能です。

しかし他の手術方法では、この層を正確に剥がすこともできませんし、アポクリン腺の確実な除去ができません。

目で確認せずに剥がそうとしても手術部位が硬くなっているために剥がせずに結局は剥がすべき層より深い脂肪の層が裂けてしまいます。

脂肪が裂けると神経を傷つけたりすることがありますし、除去する必要のない脂肪が除去する側に残ってしまいます。

除去すべき残っているアポクリン腺と前回手術による瘢痕と皮下脂肪が除去する側に残ってしまうと除去した場合脇がくぼんでしまったりします。

しかも瘢痕ごと残っているアポクリン腺を除去するのは、目で見て除去する剪除法でさえ慣れないと難しいのですが、他の方法ではこれをきれいに除去することはできないので結局ワキガが治らないことになります。

繰り返しになりますが直接目でアポクリン腺を除去できる剪除法がもっとも確実なわきが治療ですが、再発の場合は剪除法でないと治せないといっても過言ではないと思います。